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酷評されたが魅力もあった『ガンダム一年戦争』 “バンダイナムコ”設立のきっかけにも…?

数あるガンダムのゲーム化作品のなかでも、プレイステーション2向けに発売された『ガンダム一年戦争』は、発売当時批判がありつつも、『機動戦士ガンダム』のストーリーを丸ごと体感できるなどの魅力もありました。「動く実物大ガンダム」が実現した今、改めて同作を振り返ります。

過去作から大きく変わった「操作性」が批判の的に…

プレイステーション2用ソフト『ガンダム一年戦争』(バンダイ)
プレイステーション2用ソフト『ガンダム一年戦争』(バンダイ)

 2014年からプロジェクトがスタートし、2020年12月19日に横浜・山下埠頭の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で“全長18mの動くガンダム”が公開されました。この2021年には、最初のテレビ放映から42年、また映画の公開から40周年を迎える『機動戦士ガンダム』という作品は、もはや日本を代表するアニメコンテンツといっても過言ではありません。

 その人気は社会現象となったプラモデルはもちろん、ゲームにもおよび、これまで数多くのソフトが発売されてきましたが、そのなかでも、ユーザーから大きな期待を集めたのが、2005年4月に発売されたプレイステーション2(PS2)用ソフト『機動戦士ガンダム 一年戦争』です。

 とはいえ、期待があまりに大きすぎたためか、発売直後の評価は散々なものでした。その理由として、いまやプレイステーションの象徴ともいうべき「△〇□×」のボタンをほとんど使うことがなく、メインの操作をL1・L2・R1・R2ボタンで行う点や、右スティックで行うロックオン(しかもスグに解除される)など、既存のゲームとかなり異なる操作性が挙げられます。

 このゲームの発売以前、2001年にPS2、2002年にドリームキャスト用が発売された『機動戦士ガンダム 連邦VSジオンDX』が「神ゲー」と評価され、その操作に慣れたユーザーが多かったゆえの低評価だと考えられますが、いま改めてプレイしてみると、同作にはガンダムファンを喜ばせる魅力も感じられます。

【画像】「一年戦争」を描いたガンダム作品たち。多彩な視点で立体的にとらえる(5枚)

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