3月22日に放送された「ヘキサゴンSP」の、「ベルトクイズタイムショックショック」という、もう何をどうパロったのかがよくわからないタイトルのコーナーな。
回転イスの代わりに、ランニングマシーンに乗って走りながら1分間12問のクイズに答えるという、テレビ朝日の「クイズタイムショック」と、「とんねるずのみなさんのおかげです」でその昔放送されたコーナー「ベルトクイズQ&急」を組み合わせたコーナーなのだが、後者は既にTBSの「ベルトクイズQ&Q」のタイトルだけパロったものだしな。
何がスゴイかと言うと、その「タイムショック」部分の再現性がスゴイ。問題番号を選択して紳助がボタンを押すと、「ピピッ」と音がして選択された番号が浮上する、この表示板。
誰もが知る、クイズタイムショックの通称「時計台」。
真ん中に解答者、左に解答者の表情アップ、右に獲得賞金と解答表示。12時の秒針(1秒)が赤いのも同じ。タイムショックの時計台は秒針が2本の蛍光管で表示されていたため真ん中が暗かったのだが、それをわざわざ黒い●をつけて再現してある。
正解した部分の秒針の先に赤いランプが灯るのは同じ。ただ、おいらの記憶も定かではないが、1問目を正解したのに「12時」のランプが灯るのはウソだと思う。1つ先の「1時」のランプが灯るのが正しいハズ。
30秒経過したところから流れ出すBGMもかなり似せて再現。問題の区切りを知らせる、5秒ごとに鳴る「ピッ」という音まで再現。5問正解まで1,000円、6問正解以降10,000円、11問10万円という賞金体系も同じ。
もう1つ、感心したこと。ベルトのスピードが速くなると足が後ろにとられて、前につんのめったりしてランニングマシーンのバーに頭をぶつけてしまいそうなものだが、実は挑戦者の体とランニングマシーンの間に短いリードがついていて、挑戦者がもうプールに落ちそうになる瞬間、リードが切れるとベルトが急停止する仕掛けがしてある。
猛烈なイキオイでバックする車が急停車するのと同じで、挑戦者の体が前につんのめらず、必ず後ろ(プール側)に倒れるようにできているのだ。
いや、ここまで作り込まれたら誰かに言いたいって。