晒し事件の経緯
更新日:4 日前
今年4月10日、私はとあるツイッタラー(鍵垢)と、「上からの命令で虐殺に加担した兵士に対する同情の是非」についてDMで議論を持ちかけましたが、怒りのメッセージとともにブロックされました。
ブロックされる前、彼女は「同情してはいけない」という立場を鍵ツイートで表明しており、私は「同情していい」という立場でした。しかし同情の是非などケースバイケースであり、直接聞き取り調査などをしないとわからないことです。
しかし、貧しさから抜け出すためにやむなく兵士になって、上官に背くのが怖くて虐殺に加担してしまった人には十分同情の余地があると思います。
ちなみに彼女の意見はこうです(原文とは少し表現を変えてあります)。
「今回のウクライナ侵攻において虐殺に加担したロシア兵は、操り人形でもなければ凡庸な悪でもない。兵士に同情する気持ちは正常性バイアス(都合のいい情報を取捨選択する脳の機能)であり、歴史改竄主義につながる」
私はそんな彼女に対して、DMで、だいたいこのような内容のことを言いました。
「人を殺した兵士は、国や指導者や上官、差別主義や国粋主義に動かされています。もちろん、殺さないという選択もできたのにわざわざ主体的に殺した人は悪いです。しかしそういう人たちばかりではありません。ロシア兵の敵はロシア国家です。兵士への同情を禁じるあなたは国や立場を超えた反戦連帯を断ち切ろうとしているように見えます。なのでそのような発言は控えていただきたいです」
すると彼女はだいたい次のような内容の返事をしました。
「私はあくまで一般論を述べただけですので、発言を控えろと言われたくはありません。これ以上あなたを不快にさせないため、そして自分の権利を守るために、ブロックします」
その後私は、友人たちと彼女について議論し、様々な意見を頂きました。
しかし4月24日、私は彼女への怒りと、「このことをブログに載せたい」という欲望が抑えきれなくなりました。
そして「『上からの命令で人を殺した兵士への同情の是非』について他の人に広く考えてもらいたい」という理由をつけて、プライバシー侵害で訴えられる恐怖にかられながら、鍵ツイート・DM晒しを行ってしまいました。
そして同日、案の定彼女に自分の加害を強く非難されました。 彼女には謝罪し、当該記事も非公開にしましたが、今も加害のトラウマや、私を強く非難した彼女への恨み(恨んではいけないのですが)を引きずっており、たまに発狂して路上に倒れ込み、ワアワア叫んで暴れることしかできなくなります。
今は非常に精神が不安定で、ところ構わず叫んだり、ツイッターアカウントやブログ記事を削除したり復活したりを繰り返し、周囲の方やフォロワーの方、ベルガモの読者の方にもご迷惑をおかけしております。本当に申し訳ありません。 彼女からの批判にこんなに傷つき、精神を病み、今もなお人々を不快にさせているのは、元はと言えば私が発達障害で自制心がなく、ネットのルールが守れずに晒し行為を行ったせいです。
彼女を批判するにしても、「相手の名前や、鍵ツイート・DMのスクリーンショットを晒さない」「相手の発言の文面を少し変えて載せる」という工夫が必要でした。本当に申し訳ありませんでした。以後気をつけます。