国民性の違いを笑う「エスニックジョーク」まとめてみました
2020年6月15日
授業で必ずウケる世界のジョーク
国民性の違いを笑いのネタにしたジョークを「エスニックジョーク」と呼ぶ。私は東海中学という学校で地理の教員をしているが、“人種・民族”の授業でこのジョークを紹介すると、生徒にも必ずウケる。偏見を助長してはならないが、国民性による性格の違いは確かにあり、世界が多様である事を知る一助になればと思い紹介している。どうやら日本のみならず、世界中でこの手のジョークは人気があるようだ。
今回は私がコレクションしたエスニックジョークを紹介して、最後に私が作ったオリジナルジョークを紹介したい。
まずは最近『ニューズウィーク日本版』に掲載されていた「ポストコロナを生き抜く日本への提言2020.5.5/12」早坂隆氏の記事から、引用して紹介しよう。
コロナ禍におけるエスニックジョーク
国際会議で「コロナ禍の今、何が必要か」について話し合われた。
アメリカ人が言った。「勇気だ」
ドイツ人が言った。「ルールだ」
フランス人が言った。「愛だ」
日本人が言った。「技術だ」
最後にロシア人が言った。「ウオッカだ」
みんなが不思議そうに聞いた。
「ウオッカを飲むとウイルスを抑制できるのですか?」
ロシア人が答えた。
「ウイルスを抑制することはできません。しかし、不安を抑制することはできます」
時世が反映された見事なジョークだ。今、本当に必要なものとは何であろうか。世界で協力して「勇気を持って」「ルールを守り」「愛を忘れず」「技術を進化」させていけば、光明は見えてくるかもしれない。ウオッカは終息を祝う宴席の場にこそふさわしい。
お次は定番のエスニックジョークを引用してご紹介しよう。
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