渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

2022年06月10日 | open


鮭。
東京弁で言うところのシャケね。
このシャケめちゃくちゃウマい。
これは塩鮭ではなく、切り身で
売っていた鮭をかみさんが日本
酒を振ってから塩焼きした物。
ちょいとつまんでからの写真で
ごめんなさいよ。
まあ旨い事。
鮭は味に個体差があり過ぎる魚だ
けど、塩鮭をただ焼くよりも、生
シャケを家でほんのちょいと手を
加えて焼いたほうが格別にウマい
よ。いや、ほんと。
こりゃいいや。
酒もご飯も進む。

昔さぁ、横浜鶴見の丘の上の住宅
街の中に焼き鳥屋があったのね。
きったねー焼き鳥屋なんだけどさ。
世界グランプリで怪我した世界
チャンピオンの片山敬済さんも
入院中に病院抜け出して食べに
来てた記念病院のそばの焼き鳥
屋。
あたしゃ近所なもんで通い詰めて
マスターと昵懇になった。
個人的に一緒に駅前とかにも飲み
に行ってたし、うちにも遊びに来
て飲んだりしてた。
マスタとおいらはウマが合ったね、
ウマが。
でないと自宅に気兼ねなく呼んだ
り来たりもしないでしょ。

で、そこの焼き鳥が絶品だったの
だけど、焼きながらプシュプシュ
何かを焼き鳥にかけてるのよ。
「それなぁに?」と訊いたら、
薄めた日本酒だってさ。
しかも、焼き鳥の焼きタネによって
濃度とかいろいろ変えてるんだって。
そら旨いわな。
片山敬済さんがでっかいWGPの
写真パネルにサインしてメッセー
ジを書いてた。
それはきったない狭い店内にあった。
カウンター6席しかない店内の壁に。
敬済さんは「心で作る味」と書いて
はりましたわー。
確かに、店は汚くて古くて狭いけど、
味は抜群だった。
マスターは年がおいらの10個上だ
った。ジョーカノはスナックのママ
さんだったけど、モデルさんみたい
に美人だった。
ママもうちに来てマスタと一緒に
飲んだりした。
しめは大抵かみさんが作ったうどん
った。
マスタとママさんは「こっれ、う
まい!なんだこれ?」と言ってた。
鷄出汁だよーん。化学調味料は使
わない。砂糖も勿論。
かみさんのうどんはワイルド7の
飛葉ちゃんといい勝負だと思うよ。
こればっかしはおいらは勝てねえ。
あと、全く勝てないのは卓球ね。
うちらが若い時、おいらは舐めて
模擬対戦したのね。したっけ、お
いらスボコのボッコボコ。
訊いたら元インターハイ選手だって。
ふざけんな。

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