SWELLを導入したけど、どんなプラグインを使えばいいのかわからないぞ?
今回はこのような疑問に答えます。
SWELLはテーマ自体に多くの機能を持つ、優秀なWordPressテーマです。
ただしテーマと機能が被るプラグインを導入すると、不具合が生じてしまいます。
そこで今回はSWELLに相性のよいプラグインと、公式が非推奨しているプラグインを解説します。
併せて設定方法も解説しているので、気になる方はのぞいてみてください。
まだSWELLを導入していない方にはSWELLの購入方法とインストール方法の記事もおすすめです。
SWELLのおすすめプラグインと設定方法

まずはSWELLにおすすめのプラグインを解説します。
重要度が高いプラグインは要チェックです!
プラグイン名がページ内リンクになってます。気になるプラグインからクリックしてください。プラグイン名 機能 重要度 ①SEO SIMPLE PACK SEO対策 高 ②XML Sitemap & Google News XMLサイトマップの作成 高 ③XML Sitemaps XMLサイトマップの作成 高 ④WP Sitemap Page HTMLサイトマップの作成 中 ⑤WordPress Ping Optimizer Ping送信最適化 低 ⑥LiteSpeed Cache ページ表示速度向上 中 ⑦All in One WP Migration ブログのバックアップ 高 ⑧Wordfence Security 総合セキュリティ 高 ⑨Throws SPAM Away スパムコメント対策 中 ⑩Contact Form by WPForms お問い合わせフォーム作成 高 ⑪WP Mail SMTP by WPForms 自動返信メールの迷惑メール防止 中 ⑫WP Multibyte Patch WordPressへの日本語対応 高 ⑬Pochipp(ポチップ) 物販系アフィリエイトリンクの作成 低 ⑭Highlighting Code Block コードエディターの作成 低 ⑮Show Article Map 内部リンクの可視化 低
SEO SIMPLE PACK (重要度高)

SEO SIMPLE PACKは、SWELL公式が「導入必須」と公言するSEO対策プラグインです。
SWELL本体には、ogpタグなどのmetaタグを生成・出力する機能がありませんので、metaタグを設定できるプラグインは必須です。
引用:SWELL公式-推奨プラグインと非推奨・不要・注意すべきプラグインについて
単語 | 単語の意味 |
---|---|
メタタグ | ブログ情報をGoogleに伝えるためのHTMLコード |
OPG | タイトルやアイキャッチ画像をSNSに伝えるためのHTMLコード |
SEO SIMPLE PACKを導入するメリットは、以下の4点です。
- ブログ情報を、Googleや検索ユーザーに知らせることができる
- ブログ情報を、SNSに知らせることができる
- ページごとにインデックス、noindexを設定できる
- ブログとGoogleアナリティクス、Googleサーチコンソールを連携できる
SWELLに不足する、SEO機能を補うプラグインです。
SEO SIMPLE PACKの設定方法は、以下の記事で解説しています。
XML Sitemap & Google News (重要度高)

XML Sitemap & Google Newsも導入必須プラグインです。
SWELLにもSEO SIMPLE PACKにも、XMLサイトマップ作成機能がないからです。
SEO SIMPLE PACK に XMLサイトマップを作成する機能はありません。
引用:SWELL公式-推奨プラグインと非推奨・不要・注意すべきプラグインについて
必要な方は後述する「XML Sitemap & Google News」を併用していただくとよいかと思います。

XMLサイトマップは、検索エンジンにブログの存在を知らせるツールだからです。
XML Sitemap & Google Newsを使えば、簡単にXMLサイトマップを作成できます。
XML Sitemap & Google Newsの使い方は、以下の記事で解説しています。
XML Sitemaps (重要度高)

XML SitemapsはXML Sitemap & Google Newsと同様に、XMLサイトマップを作成するプラグインです。
XML Sitemapsは開発が滞っていましたが、2022年6月から復活しました。
以前はGoogle XML Sitemapsをここで推奨していましたが、開発がストップしてしまったようです。
引用:SWELL公式-推奨プラグインと非推奨・不要・注意すべきプラグインについて
XMLサイトマップ作成プラグインは「XML Sitemaps」か「XML Sitemap & Google News」のどちらかでOKです。
「XML Sitemapsの方がいい!」という方は、以下の記事をご覧ください。
WP Sitemap Page (重要度中)

WP Sitemap Pageは、HTMLサイトマップを作成するプラグインです。
HTMLサイトマップとは、ブログ読者のためのサイトマップです。
HTMLサイトマップを作ることで、読者のブログ内回遊率が上がります。
ブログ内回遊率が上がると、ブログのSEO評価も上がります。
ぜひとも、ブログにHTMLサイトマップを設置しましょう。
WP Sitemap Pageの設定方法は、以下の動画を参考にしてください。
WordPress Ping Optimizer (重要度低)

WordPress Ping OptimizerはPing送信の回数を制御するプラグインです。
Ping送信の回数を制御することで、Googleからスパムサイトと誤解されるのを防ぎます。
WordPressは記事を更新するたびに、何度もPing送信してしまいます。
何度もPing送信すると、Googleはそのサイトをスパムサイトだと誤解してしまうのです。
ただPing送信は記事が拡散や、被リンクの獲得などメリットも沢山あります。
以下の記事では、WordPress Ping Optimizerを使い正しくPing送信する方法を解説しています。
また有望なPing送信先である「人気ブログランキング」への登録方法も解説しています。
LiteSpeed Cache (重要度中)

LiteSpeed Cacheは、ページ表示速度を格段に向上させるプラグインです。
LiteSpeed Cacheは以下の方法で、ページ表示速度を向上させます。
- キャッシュの最適化
- 画像の圧縮、画像のWebP化
- HTML、CSS、JavaScriptの圧縮
- ブログとCDNとの連携
- リビジョンなど不要データの削除


当ブログ(ブログフェニックス)はPageSpeed Insightsで、パフォーマンススコア100点をたたき出しています。
完全にLiteSpeed Cacheのおかげです。
ただしLiteSpeed Cacheは「LiteSpeedサーバー」を利用している人のみ利用可能です。
LiteSpeedサーバーを扱っているレンタルサーバー会社と料金プランは、以下になります。サーバー会社とプラン名 初期費用 初年度月額費用 ロリポップハイスピードプラン 0円 550円 カラフルボックス【Colorful Box】Box2 0円 874円 ミックスホスト 【mixhost】スタンダードプラン 0円 1,078円 ラッコサーバーRK2 0円 1,210円 コアサーバー のV2プラン CORE-X 1,650円 528円
LiteSpeedサーバーを利用している人は、必ずLiteSpeed Cacheを導入しましょう。
LiteSpeed Cacheの設定方法は、以下の記事で解説しています。
All in One WP Migration (重要度高)

All in One WP Migrationは、ブログのデータをパソコンに移管するバックアッププラグインです。
ボタンひとつでバックアップデータをパソコンに移管できます。
またパソコンからWordPressへのデータの復元も、ボタン一つで完了します。
SWELL公式ではバックアッププラグインとしてBackWPupを推奨していますが、私はAll in One WP Migrationをおすすめします。
理由はバックアップデータの復元が簡単だからです。
FTPソフトの操作は、ブログ初心者にはかなり難しいです。
WordPressへのデータ復元が簡単な、All in One WP Migrationをおすすめします。
All in One WP Migrationの操作方法は、以下の記事で解説しています。
WordPressブログにおいて、バックアップが重要な理由(実体験)
実は当ブログ、1度だけハッキングされたことがあります。
その時思ったことは「バックアップしておいてよかった!!!」です。
バックアップをしておけば、ハッキングされても簡単に復旧できます。
コンピュータウイルスを根こそぎ削除する
たったこれだけでWordPressブログを復旧できます。
私自身ハッキングされるとは思いませんでした。
WordPressのハッキングは誰の身にもおきます!!
あらゆるトラブルに備えて、必ずバックアップはとっておきましょう。


ハッキングは本当怖いよ~!
Wordfence Security (重要度高)

Wordfence Securityは世界で最も利用されている、セキュリティプラグインです。
Wordfence Securityは以下の機能により、WordPressブログを守ります。
- WordPressログイン画面からの不正ログインを防止
- コメント欄に貼り付けられるスパムコメントをブロック
- スキャン機能でサイト内を点検
特にWordfence Securityの不正ログイン防止機能は強力です。



私はハッキングされた経験から2段階認証機能も活用し、万全のセキュリティ対策をとっています。
皆さんも必ずセキュリティプラグインは導入しておきましょう。
以下の記事ではWordfence Securityの設定方法について、日本語でわかりやすく解説しています。
Throws SPAM Away (重要度中)

Throws SPAM Awayはスパムコメント対策が実施できるセキュリティプラグインです。プラグイン 無料使用 相性が悪いテーマ 除去方法 Throws SPAM Away 可能 なし 自動 Akismet Anti-Spam 不可能 なし 手動 Invisible reCaptcha for WordPress 可能 あり(Swell) 自動
スパムコメント対策プラグインには「Akismet Anti-Spam」や「
Invisible reCaptcha for WordPress」もありますが、Throws SPAM Awayが一番優れています。コメント欄を設置している方は導入を検討してみてください。
Throws SPAM Awayの設定方法は、以下の記事で解説しています。
Contact Form by WPForms (重要度高)

Contact Form by WPFormsは、お問い合わせフォームを簡単に作れるプラグインです。


お問い合わせフォーム作成プラグインではContact Form7が有名ですが、Contact Form by WPFormsの方がおすすめです。
- HTMLやCSSの知識がなくても、簡単にお問い合わせフォームを作成できる
- 確認画面もおしゃれにカスタマイズできる
- お問い合わせフォームにreCAPTCHAを設置できる(スパムメール対策)
SWELL開発者の了さんも一押しのプラグインです。
シンプルなお問い合わせフォームが超簡単に設置できるプラグイン。
コンタクトフォーム系は「Contact Form 7」が世界的に人気ですが、私はいつもこっちを使ってます。
引用:SWELL公式-推奨プラグインと非推奨・不要・注意すべきプラグインについて
Contact Form by WPFormsの使い方は、以下の記事で解説しています。
WP Mail SMTP by WPForms (重要度中)

WP Mail SMTP by WPFormsは、自動返信メールを読者さんに確実に届けるためのプラグインです。
自動返信メールとは、お問い合わせフォームからメールをくれた読者さんに返信するサンクスメールのことです。
WP Mail SMTP by WPFormsを使用しないと、自動返信メールは迷惑フォルダに振り分けられてしまい読者さんに届けることはできません。
WordPressの一般設定で、管理者メールアドレスをgmailに設定した場合を例に解説します。
自動返信メールはgmailから送信されますが、レンタルサーバーを経由します。
レンタルサーバーはメールの配信を専門的に取り扱っているわけではありません。
そのため自動返信メールが適切に処理されず、迷惑メール扱いされるのです。

WP Mail SMTP by WPFormsを使用すると、自動送信メールがSMTPサーバーを経由して読者に送信されます。
自動返信メールを読者さんに確実に届けるために、WP Mail SMTP by WPFormsを導入をおすすめします。
WP Mail SMTP by WPFormsの設定方法は、以下の記事で解説しています。
WP Multibyte Patch (重要度高)

WP Multibyte Patchは、ブログ内で日本語(マルチバイト文字)を正しく機能させるプラグインです。
基本的に有効化するだけでOKです。
WP Multibyte Patchがないと、ブログ内で以下の不具合が生じます。


- ブログ内検索で全角スペースを入力すると、読みたい記事がヒットしない
- 投稿画面で表示される文字数が正確に表示されない
- 読者さんへの自動返信メールが文字化けする
WP Multibyte Patchがないと、読者さんにも迷惑がかかるので必ず有効化しておきましょう。
以下の記事では、WP Multibyte Patchの応用的な使い方も解説しています。
気になる方はのぞいてみてください。
Pochipp「ポチップ」 (重要度低)

Pochipp(ポチップ)は、おしゃれな物販系のアフィリエイトリンクを作成するプラグインです。
またAmazonアソシエイトの審査に合格していない人でも、もしもアフィリエイトを経由してAmazon商品のアフィリエイトができます。
ガジェットブログなど物販系アフィリエイターには必須のプラグインです。
Pochipp(ポチップ)の使い方は、以下の記事で解説しています。
Highlighting Code Block (重要度低)

Highlighting Code Blockは、プログラミングコードを表示させるためのプラグインです。
define( 'AI1WM_MAX_FILE_SIZE', 536870912 );
http://blogcircle.jp/ping/rcv/44425
http://pingoo.jp/ping/
http://ping.rss.drecom.jp/
http://rpc.pingomatic.com/
http://ping.feedburner.com/
http://ping.blo.gs
Highlighting Code Blockをこんな感じで使っています。
読者さんに正確にプログラミングコードをコピーしてほしい時には、Highlighting Code Blockを導入しましょう。
投稿画面のブロックに表示されるので、クリックすればコードエディターを表示できます。
プログラミングコードを使用する人は、利用してみてください。
Show Article Map (重要度低)

Show Article Mapを導入することで、内部リンクを戦略的に構築することができます。


何で戦略的に内部リンクを構築する必要があるの?


トピッククラスターを作り、記事全体の検索順位を上げるためだよ

トピッククラスターモデルとは?
トピッククラスターとは、コンテンツを戦略的にまとめることによって、コンテンツ群や一つ一つのコンテンツのSEO評価を高める戦略です。
適切にトピッククラスターを作ることで、ユーザーにとってわかりやすいサイト構造になるだけではなく、検索エンジンにとっても読み解きやすく、評価しやすい構造になります。
適切な構造に整えることで、コンテンツ間で関連度の高いリンクジュースが渡し合えたり、内部リンクで記事同士の関係性や親子関係が検索エンジンに伝わりやすくなります。
引用:株式会社LANY-トピッククラスターモデルとは?
当サイトもトピッククラスターモデルの導入により、少ない記事数で5桁稼げるようになりました。
ただしShow Article Mapは、WordPressのプラグイン検索では表示されません。
公式サイトから、インストールして使用してください。
SWELLにおすすめできないプラグイン

この項目ではSWELLにおすすめできないプラグインを、さくっと解説します。
SWELLで使う場合、不具合が発生する可能性があります。
使用する場合はバックアップをとるなど、復旧できるように対策を講じてください。
SWELL公式が非推奨しているプラグイン
プラグイン名 | 機能 | 非推奨の理由 |
---|---|---|
Gutenberg | ブロックエディターで投稿できる | SWELLと機能が被り、不具合が発生 |
WooCommerce | ECサイトにカスタマイズする | SWELLでは対応していない |
Elementor | ページビルダーを構築 | SWELLには不向き |
Flying Scripts | JavaScriptの遅延読み込み | SWELLに装備されている |
Autoptimize | HTML、CSS、JavaScriptの圧縮 | 不具合が報告されている |
Async JavasScript | HTML、CSS、JavaScriptの圧縮 | 不具合が報告されている |
Table of Contents Plus | 目次を作成する | SWELLと機能が被り、不具合が発生 |
RTOC | 目次を作成する | SWELLと機能が被り、不具合が発生 |
Lazy Load | 画像の遅延読み込み | SWELLと機能が被り、不具合が発生 |
Speech bubble | 吹き出しを作成する | SWELLと機能が被り、不具合が発生 |
Jetpack | 多機能 | SWELLと機能が被り、不具合が発生 |
WP Super Cache | キャッシュ | デザインレイアウトが崩れる |
W3 Total Cache | キャッシュ | デザインレイアウトが崩れる |
SWELL公式が不要と認定しているプラグイン
プラグイン名 | 機能 | 不要な理由 |
---|---|---|
Classic Editor | クラシックエディターで投稿できる | ブロックエディターの方が効率的 |
AddQuicktag | クラシックエディターでショートコードを呼び出す | ブロックエディターの機能に含まれている |
TinyMCE Advanced | クラシックエディターの機能を拡張 | ブロックエディターの機能に含まれている |
SWELL公式が不具合が懸念されるプラグイン
プラグイン名 | 機能 | 不具合の内容 |
---|---|---|
SiteGuard WP Plugin | 総合的なセキュリティ | ログイン画面にアクセスできない |
EWWW Image Optimizer | 画像圧縮、WebP化 | 画像がアップロードできなくなる |
SWELLプラグイン導入後はWordPressの初期設定が必要

SWELLのプラグイン導入は、WordPressの初期設定の一部でしかありません。
WordPressの初期設定を終わらすと、その後のブログ運営が楽になります。
SWELLプラグイン導入後はWordPressの初期設定を終わらせましょう。
初期設定の方法については、以下の記事で解説しています。
SWELLプラグインのまとめ

今回はSWELLにおすすめのプラグインと、公式が非推奨しているプラグインを解説しました。おすすめプラグイン 機能 重要度 ①SEO SIMPLE PACK SEO対策 高 ②XML Sitemap & Google News XMLサイトマップの作成 高 ③XML Sitemaps XMLサイトマップの作成 高 ④WP Sitemap Page HTMLサイトマップの作成 中 ⑤WordPress Ping Optimizer Ping送信最適化 低 ⑥LiteSpeed Cache ページ表示速度高速化 中 ⑦All in One WP Migration ブログデータのバックアップ 高 ⑧Wordfence Security 総合セキュリティ 高 ⑨Throws SPAM Away スパムコメント対策 中 ⑩Contact Form by WPForms お問い合わせフォーム作成 高 ⑪WP Mail SMTP by WPForms 自動返信メールの迷惑メール防止 中 ⑫WP Multibyte Patch WordPressへの日本語対応 高 ⑬Pochipp(ポチップ) 物販系アフィリエイトリンク作成 低 ⑭Highlighting Code Block コードエディター作成 低 ⑮Show Article Map 内部リンク可視化 低
SWELLプラグインを上手に活用して、楽しくブログを運営しましょう。
今回は以上になります!
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