行政書士って独立開業しやすい人気資格と聞くけど、他の国家資格と比べて難易度が高いのかな?
合格率は低いの?いきなりチャレンジしても大丈夫?
実際に資格を取得したいと考えた時、特に法律初心者の方は気になるところですよね。
ここでは、行政書士の難易度を合格率・勉強時間の観点から他の国家資格と比較しランキング形式にしてお伝えします。
これで疑問と不安を一気に解消しましょう。
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目次
【相賀真理子講師が動画で解説!行政書士試験の難易度ランキング】
アガルートアカデミー行政書士試験の相賀真理子講師が、合格率、勉強時間から他の士業と比較した行政書士の難易度ランキングを発表、解説します!
合格率で見る行政書士の難易度ランキング
下記の表は、近年の行政書士試験の合格率の推移です。
年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2011年度 (平成23年度) |
83,543 | 66,297 | 5,337 | 8.1% |
2012年度 (平成24年度) |
75,817 | 59,948 | 5,508 | 9.2% |
2013年度 (平成25年度) |
70,896 | 55,436 | 5,597 | 10.1% |
2014年度 (平成26年度) |
62,172 | 48,869 | 4,043 | 8.3% |
2015年度 (平成27年度) |
56,965 | 44,366 | 5,820 | 13.1% |
2016年度 (平成28年度) |
53,456 | 41,053 | 4,084 | 10.0% |
2017年度 (平成29年度) |
52,214 | 40,449 | 6,360 | 15.7% |
2018年度 (平成30年度) |
50,926 | 39,105 | 4,968 | 12.7% |
2019年度 (令和1年度) |
52,386 | 39,821 | 4,571 | 11.5% |
2020年度 (令和2年度) |
54,847 | 41,681 | 4,470 | 10.7% |
2021年度 (令和3年度) |
61,869 | 47,870 | 5,353 | 11.2% |
行政書士の合格率は、近年おおむね10~15%で推移しています。
他の国家資格と合格率を比べると以下のようになります。
資格 | 受験者数 | 例年の合格率 |
---|---|---|
宅建士 | 約220,000人 | 15~16% |
行政書士 | 約40,000人 | 10~15% |
社労士 | 約38,000人 | 6~7% |
司法書士 | 約14,000人 | 3~4% |
行政書士の合格率は近年10~15%程度で推移しています。
司法書士は例年3~4%程度と非常に取得が難しい資格であることがわかります。
社労士(社会保険労務士)も例年6~7%程度で推移しており,難関資格といえるでしょう。
宅建士は例年15~16%程度と、4資格の中で最も合格率が高いのですが、22万人もの受験者数からすると毎年十数万人もの不合格者がいるのは特筆すべき点です。
行政書士は競争試験ではなく、合格基準点(300点満点中180点ですが、年度によっては調整が入ることがあります。)をクリアすれば合格できる絶対評価の試験です。
そのため、出題内容の難易度によって合格率が変動します。
合格率の数値を見る限り、行政書士は難易度が高い資格の一つと言えます。
ですが、絶対評価で合否が決まる試験なので、戦略を間違えずに基準点を確実に取れる学習さえすれば合格できる資格でもあります。
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勉強時間で見る行政書士難易度ランキング
合格するのに必要な勉強時間は、法律知識の有無で左右され個人差がありますが、法律初学者を念頭に置いて、他の士業と比較して解説します。
資格 | 勉強時間 |
宅建士 | 300~400時間 |
行政書士 | 600~1,000時間 |
社労士 | 1,000時間 |
司法書士 | 3,000時間 |
司法書士はさすがに超難関資格で,3,000時間が目安です。合格までに平均して3〜4年かかるといわれています。
また,社労士は1,000時間が目安で,平均受験回数は4回前後といわれています。
対して、行政書士は600~1000時間ですが、通信講座などの利用で600時間で合格可能と考えられています。
平均受験回数も2回前後で、1回で合格する方も多数います。
行政書士は難易度が高い資格とはいえ、方法論を間違えなければ短期間で一発合格できる資格といえます。
正しい受験テクニックを知れば半年〜1年で行政書士試験に合格できる
行政書士試験は、競争試験ではなく、基準点を超えさえすれば合格できる絶対評価の試験です。
つまり、正しい学習方法で学習すれば、法律初学者でも確実に合格できます。
正しい受験テクニックを持ってすれば、法律初心者の社会人でも、しかも7ヶ月ほどで合格を目指せます。
そのためには、独学ではなく、通信講座を活用することがおすすめです。
場所を選ばず、隙間時間を活用して効率的に学習できる通信講座を活用して、行政書士に短期で一発合格しましょう。
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