【おすすめ本】初心者のFX勉強方法は？“稼ぎ方”を最短で身につける学習法を徹底解説

このようなお悩みを解決します。

この記事の結論

• 基本的な知識は「無料」で学べる
• FXの基礎知識を学んでからトレードを始めるのがおススメ
• 日々の情報収集とトレードの振り返りを継続して「稼げるトレーダー」を目指そう！

FXを始める時には、「勉強しなくてもシストレとかで稼げるかなぁ…」と思ってしまいがちです。

ですが、安定して資金を増やし続けたいのであれば、勉強は必要です。

FXはギャンブル的なものとして見られがちなので、「早く稼ぎたい」という気持ちは分かります。

FXを知ったばかりの筆者もそうでした。

しかし、ギャンブル的なやり方を続けていると一時的に資金を2倍3倍にはできますが、いずれ大負けする時が来ます。

そこで今回は、FXの勉強方法をステップ毎に分けて解説し、おススメの本もあわせてご紹介します。

【FXの勉強方法】稼げるようになるまでの流れ

ここからは、「FXで稼ぐ技術」の勉強方法を詳しく解説していきます。

ちなみに、FXで資金を増やす方法は一つだけではありません。

自分の判断で取引を行う「裁量トレード」のほかに、取引をシステムに任せてしまう「自動売買取引」もありますが、今回は裁量トレードのデイトレードをメインにお伝えします。

勉強していくにあたり、以下の段階を踏んで学習していくのが効率的です。

①目標を決めておく

まず最初にやってほしいのが、目標を決めることです。

以下の2つについて、真面目に考えてみてください。

その目標を達成するためには、どんなスキルが必要になると思いますか？

ゴールから逆算することで、自分が目指すFXの稼ぎ方（トレード手法）が見えてきて、基礎の次に何を学んだら良いかも分かってくるでしょう。

せっかく挑戦するのなら、最短でゴールに近づきたいですよね。

最短を目指すのであれば、まずは目標を立ててから、基本的なことを学び始めましょう。

目的意識を持っていれば、「深夜のデイトレードが向いているかも？」「資金を一気に増やすならスキャルピングで回転売買かな？」「100万円を1年後に1,000万円にする手法はハイリスクすぎるな…」といった感じで、目指すFXの稼ぎ方についてイメージしながら学習できます。

②信頼できるサイトや本で基本を勉強する

専門書籍や雑誌、投資系ウェブメディア、トレーダーのブログ、投資系YouTubeチャンネルなど、世の中にはFXの学習コンテンツがたくさんあります。

FXについてある程度知識がついた人ならコンテンツの良し悪しを見抜けますが、初心者には悩ましいところです。

筆者はウェブや雑誌のFXメディアに5年以上関わっていますが、ウェブサイトにも役立つコンテンツはたくさんあり、FXの基礎知識はどのサイトや動画もほぼ正確です。

その中でも特におすすめなのは、「みんなのFX」や「DMM FX」などFX会社のサイトにある学習コンテンツです。

ただ、Webではなく「参考書的な本」で勉強したいという方もいるかと思います。

そのような方は以下の初心者向け書籍をどれか一冊買ってみて、何度も読み返すと良いでしょう。

一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版

累計26万部売れているFX入門本のベストセラー。

マネー雑誌が作った本なので読みやすく頭に入りやすいのが特徴的です。

＼FXの基礎知識が身に着く／

ディーラーだった松崎美子さんがやさしく教える おいしく稼ぐFX入門 (稼ぐ投資)

外資系銀行・投資銀行のディーリング部門勤務経験があり、金融の本場ロンドン在住の松崎美子氏によるFX入門本。

FXの基礎知識、口座開設方法、チャートの見方、分析方法などを学べます。

FXの専門用語をまとめてあるウェブサイトをスマホにブックマークしておくと、辞書代わりに使えておすすめです。

＼Webサイトも使える／

③デモトレードか超少額取引を同時に行う

基礎的なことをWebや本で勉強するなら、実際にチャートや取引ツールにも触れるのがおすすめです。

例えば、FX取引の流れについて学んでいるとしましょう。

本の文字を読んで理解したつもりになっていても、実際に取引ツールを起動させて触ってみると色々な疑問が湧いてくるはずです。

その疑問を一つずつ潰していくことで、頭で分かっているつもりのことが腑に落ちていくんですね。

FX口座は準備しておいた方が良いですが、基礎を勉強している段階ならデモトレードでも十分です。

DMM FXであればデモトレードもできるため、予め口座開設しておくのがおススメです。

＼最大20万円キャッシュバック／

④トレード手法を見つける

裁量トレードで安定して利益を出すには、期待値の高いトレード手法を見つける必要があります。

利益を出せそうなFX取引を探すために、世界中のトレーダー達はあらゆる方法で為替相場の分析を行っているんです。

ある人はファンダメンタルズ分析で長期的な視点を武器に、またある人はチャートにトレンドラインや水平線を描画して、価格が動きそうなところを探しています。

本当に様々な方法があって、正解（安定して利益を出し続ける方法）が一つじゃないのが、FXの難しいところであり面白いところなんですね。

ゼロからオリジナルの手法を作り上げるのは至難の技なので、まずは誰かの真似から始めると良いでしょう。

ただ、手法を紹介している人が語っていることを鵜呑みにしないように注意しましょう。

「この手法で家を建てました」「毎月500万円稼いでいる手法」と言われて「すごい！さっそくトレードしてみよう」と飛びつくのではなく、「へえ、そうなんだ。本物かどうか調べてみよう」と、必ず自分自身の手と目でその手法の成績を確認するようにしてください。

この確認作業は「バックテスト」「検証」とも呼ばれていて、Forex Testerなどの検証ツールを利用するのが便利ですが、FX口座のチャートを遡りながら手作業で調べる方法でも構いません。

時間はかかりますが、その作業自体がFXの勉強になりますよ。

初心者の方は、以下の3つを意識して手法を探してみてください。

稼げる手法であればどんなことでも我慢できそうな気もしますが、エントリーのルールが多すぎると真似しづらいですし、精神的に疲れるトレードは長く続けられないかもしれません。

以下ではFX手法のヒントになる本を4つご紹介しますので、是非チェックしてみてください。

パターンを覚えるだけで勝率7割超! FXチャートの読み方

FX会社主催のセミナーに度々登壇する国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリストの陳満咲杜（ちん・まさと）氏によるプライスアクション解説本。

値動きのパターンから売買パターンを探す手法を学べます。

FX 億トレ! 7人の勝ち組トレーダーが考え方と手法を大公開

投資に強いフリーアナウンサー＆ライターの内田まさみ氏が、7人の勝ち組億トレーダーにインタビュー。

FXで稼いできた手法について教えてもらっていますが、手法だけでなく、相場へ取り組む姿勢、考え方など学ぶところだらけです。

ＦＸチャートリーディングマスターブック～為替のプロが実践する本当に勝てるワザを大公開！

元金融機関のチーフディーラーという経歴の井上義教氏によるトレード戦略解説本。

基本について一通り学んだ後にテクニカル分析による売買ルールを作りたい人におすすめ。

バカラ村式 FX短期トレード 勝率を高める相関性(DVD)

筆者は国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリストのバカラ村氏。

2015年に行われたトレード世界大会（為替部門）で優勝した経歴を持つ実力者の手法を学べるDVD教材です。

新規エントリーから決済まで具体的に解説しており、プロトレーダーが何を材料にトレードしているかを学べます。

⑤少額取引で資金を2倍に増やす

FXの基本を学び、使えそうな手法を手に入れたら、いよいよ本番口座でトレードデビューです。

大切なお金をリスクに晒すのは不安ですようね。

そんな方は、「少額を本番口座に入金し、少額取引でトレードに慣れていく」方法を実践してみましょう。

例えば、まずは裁量取引で10万円を20万円にしてみましょう。

ハイリスクなトレードや適当なトレードでも、運が良ければ1か月で2倍になったりしますが、そのやり方で2倍チャレンジを3回達成できるかやってみてください。

少額だと利益も損益も微々たるものなので、物足りなさを感じるかもしれません。

ですが、本番口座でのトレードに慣れるまでは、少額から始めることをおすすめします。

FXの良いところは、安定して利益を出すことができる手法を使いこなせるようになったら、あとは資金量次第で利益を増やせる点にあります。

やっていることは一緒なので、10万円を20万円にできた手法は、資金を増やせば100万円を200万円に、500万円を1,000万円にできる可能性が高いんですね。

ちなみに「できる」ではなく「高い」としているのは、動く金額の大きさにメンタルがついていかなくなり、ルールを徹底できなくなってしまう恐れがあるからです。

勉強していく過程で「FXはメンタルが重要」というフレーズを何度も耳にするかと思います。

「そんなアホな」「自分は大丈夫」と思われるかもしれませんが、あなたにもトレードで精神的に疲弊してしまうときがきっと来ます。

実際にトレードしてみないことには本気で取り組めないかと思いますが、その時が来たらこの本を手にとってみてください。

＼少額で始めたい人におススメ／

⑥トレード日記をつけて振り返る

少額取引をやっているときに習慣にしてほしいのが、トレード日記をつけて常に振り返ることです。

トレードノートにはエントリーした根拠や取引した通貨ペア、新規・決済した価格、損益結果などに加えて、取引が完結するまでの“心の動き”を記してみてください。

トレードに慣れていないうちは同じ過ちを何度も繰り返してしまうかもしれません。

ですが、トレード日記を読み返してからその日のトレードを始めるようにすることで、失敗が徐々に減り、トレードが上達してくるはずです。

＼トレード日記におススメ／

初心者がやりがちな失敗については、「FX初心者がやりがちな失敗トレード9選と解決策を解説【おすすめの本も】」の記事でも説明しています。

⑦相場分析、情報収集を毎日行う

FXで安定して稼いでいる人はみな、日々の相場分析、情報収集に余念がありません。

いきなり稼いでいる人たちと同じことはできませんから、最初はFX会社の取引ツール、スマホアプリで閲覧できるマーケットニュースと経済カレンダーを毎日チェックすることを目指しましょう。

最初は意味不明かもしれませんが、365日目にしていると、ある日、点と点が線で繋がって急激に理解できるようになるので、焦らず楽しんで情報収集してくださいね。

【番外編】知り合いの成功者から直接学ぶ

ここまで、独学で勉強していく流れを解説してきましたが、実は最も手っ取り早く勉強できる方法があります。

それは、FXで稼ぐ技術を持っている成功者から直接教えてもらうことです。

実際に稼いでいる人が成功するまでにやってきたことを教えてもらえたら、最短ルートでゴールへ向かえるでしょう。

答えの一つを教えてもらえるのですから、習得できる可能性は高いですよね。

ただし、教えてもらうのは、あなたが信頼できる知り合いの人だけにしておきましょう。

残念なことに、FXをネタにした本当に稼げるかどうか疑わしい商材が販売されているのを、ウェブサイトや動画サイト、SNSでちらほら見かけます。

なかには本物があるのかもしれませんが、目利きができない初心者には選びようがありませんよね。

魅力的なキャッチフレーズに引き付けられる気持ちはわかりますが、近道をしているつもりが遠回りだった…なんてことにならないようご注意ください。

FXの基礎知識を勉強する

FXの勉強方法を理解出来たところで、ここでは基礎知識について解説します。

基礎知識では、「FX」という金融商品について基本を理解し、トレードの操作を一通りできるようになることを目指します。

ここでは各項目を学ぶのに役立つ本やウェブサイトなどを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

FX取引の基本

FXは”Foreign Exchange”の略称で、広い意味では外国為替やその取引のこと。

日本では特に、外国為替証拠金取引（外国為替保証金取引）のことを指します。

外貨を売買（交換）して差益を狙っていくのがFXなんですね。

FXとは何なのか、基本的なことについては「FXとは？稼げるの？初心者に向けて分かりやすく解説！【入門編】」の記事で無料で学べます。

FX取引の基本が学べるおすすめ本

累計26万部売れているFX入門本のベストセラー。

マネー雑誌が作った本なので読みやすく頭に入りやすいのが特徴的です。

＼FXの基礎知識が身に着く／

FXの専門用語

FXはカタカナ語が多いので、たしかに覚えるのに一苦労すると思いますが、全部一気に覚えようとせずに、一つずつ覚えていけば良いんです。

覚え方のコツは、やりながら覚えること。

デモトレードでいいので実際にトレードしたり、チャート画面を見ているときに知らない用語がでてきたら、そのタイミングで調べましょう。

FX用語集のおすすめ本

FX業界で22年間、「FXの統計情報配信」と「公平なFX取引環境とインフラ整備」に注力してきたOANDA Japanが、FXにまつわる用語376語を徹底的に解説。

「マージンコール」と「ロスカット」の違いは？　「ヘッド＆ショルダー」、「ウエッジ」、「フラッグ」ってどんなチャート？　といった疑問に答えるFXの新バイブルです。

FXの注文方法

FX取引では「通貨を買ったら最後に売る」「通貨を売ったら最後に買う」、というように基本的に1つの取引で「新規注文」と「決済注文」の2回の注文を行います。

新規注文後のポジションを保有している状態の損益は「含み益」「含み損」と呼ばれ、損益が確定するのは決済注文が約定したタイミングなんですね。

まずは、注文ボタンを押したタイミングで注文が通る「成行注文」と、予約注文の「指値注文」「逆指値注文」について理解しておきましょう。

予約注文には新規と決済をセットで予約できるIFD注文など便利な注文方法があるので、それらも使いこなせるようになっておくと注文が楽になります。

これら注文方法を学ぶ教材は、「いろはに投資」をはじめとする投資系メディアや、FX会社の公式サイトにある初心者向けコンテンツで十分間に合います。

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FX取引ツールの操作方法

FX会社が提供している取引・分析ツールの操作方法については、各社が提供しているマニュアルを見て覚えましょう。

デモトレードに対応しているところなら、積極的にデモトレードで取引ツールに触れてみてください。

デモトレードに対応しているFX会社や、少額から取引できるFX会社などは以下の記事で詳しく解説しています。

FXチャートの見方・分析方法

FX取引で稼ぎたい人たちはみな「為替レートがこれから先どう動くか」を考えています。

それを分析する方法として有名なのが、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の2つで、チャートを活用するのはテクニカル分析になります。

テクニカル分析では、ローソク足の動きや組み合わせ（チャートパターン）や、移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標（インジケーター）を使って予測を立てていきます。

スマホの取引アプリでもチャートは見られますが、勉強するときは大きな画面のパソコンが望ましいでしょう。

テクニカル分析のおすすめ本

バンク・オブ・アメリカなど国内外の金融機関で長く為替トレーディングに従事していた山中康司氏によるテクニカル分析の解説本。

取り上げるテクニカル指標は代表的なものからマニアックなものまで網羅しています。

筆者の佐藤正和氏は、外為オンラインのシニアアナリスト。

テクニカル指標を使って相場の大局や全体像を把握する方法を学べます。

移動平均線、MACD、一目均衡表を使ってみたい人におすすめで、カラーチャートなので分かりやすいですよ。

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FXの取引スタイルを勉強する

取引スタイルは、狙う値幅（新規注文価格と決済注文価格の差）やポジションの保有時間によって、ざっくりと以下の3つに分類されています。

1日の中で数時間FXができる人なら、スキャルピングやデイトレードが向いています。

週末にしか時間がとれない人は、スイングトレードの手法を研究してみてはいかがでしょうか。

スキャルピング

もっともトレード時間が短く、わずかな値幅を何度も狙っていくスタイル。

極めるのが難しく上級者向けといわれていますが、トレーダーに人気の取引スタイルです。

デイトレード

その日のうちにトレードを完結させるスタイルです。

初心者の頃はポジションを保有しているとメンタルに負荷がかかり生活に支障をきたすこともあり得ます。

トレードでドキドキしてしまうかもしれない人は、就寝前に決済してしまうデイトレードの手法を学んでいくと良いかもしれません。

スイングトレード、ポジショントレード

1日以上ポジションを保有して、大きな値幅を狙うスタイル。

保有期間が長い取引スタイルには、スワップポイントの利益を狙ったトレードも。

その他のFXの勉強に役立つ本

FXを始めたばかりの頃は勝てる手法（「聖杯」とも呼ばれます）、特に勝率の高い手法を求めがちです。

ですが、FXで安定して稼ぎ続けられるようになるには、期待値の高い手法と同じくらい「資金管理」と「メンタル」が重要だと言われています。

簡単に説明すると、資金管理は破産しないための技術で、メンタルとは投資をする人の感情（を理解しコントロールすること）について。

手法、資金管理、メンタルの重要性については、トレード本の名著「投資苑」で提唱された「3つのM（METHOD、MONEY、MIND）」で広く知られるようになりました。

「投資苑」も良いのですが、その改訂版にあたる「ザ・トレーディング」がおすすめです。

3つのMにMANAGEMENT（記録管理）の項目が追加されており、トレード記録の管理方法についても学べます。

FXの入門本としてはハードルが高いかもしれませんが、できるだけ早めに出会っておきたい一冊です。

資金管理について勉強できる本

資金管理をテーマにしたFX本。

はじめてのトレードで破産したくない人は、資金管理のやり方を真似してみると良いです。

メンタルコントロールについて勉強できる本

感情に任せてトレードしてしまう経験があり、同じ過ちはもう犯さないと誓ったのも束の間、何回も同じ失敗をしてしまう…。

そんなトレーダーさんはこの本を読んでみましょう。

【まとめ】FXの勉強

以上、この記事ではFXの勉強方法やおススメの本について解説してきました。

最後に、この記事の重要ポイントをまとめておきます。

FXはちょっと勉強しただけで勝ち続けられるような甘い世界ではありませんが、“稼ぐ技術”を習得できれば間違いなく人生が変わります。

「継続は力なり」を信じてがんばってくださいね！

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