料理レシピ

台湾茶梅

台湾茶梅

主に台湾でお茶請けとして親しまれている「茶梅」は、台湾では梅を煮たり、干したりしてつくりますが、今回は梅干しと同じように梅を塩漬けにしてから、好みの茶葉とともにシロップに漬けましょう。茶葉によってさまざまな風味が楽しめますが、なかでも初夏らしい爽やかな風味の茶梅を紹介します。

番組:
きょうの料理「はじめての手仕事」
放送日:
2022年6月7日

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教えてくれた人

コウ静子

材料つくりやすい分量

    • 【塩漬け】 
    • 完熟梅
      ※黄色く熟した香りのよいものを。
      1kg
    • ラム酒(ホワイト)80ml
    • 粗塩50g
    • 【本漬け】 
    • きび糖500g
    • ウーロン茶の茶葉10g

下ごしらえ・準備

  1. 塩漬け
  2. 1【用意するもの】※食品用アルコールをしみ込ませた布巾で拭くなどして消毒する。
    ・保存容器(容量4~5リットル)*ホウロウなど酸に強い材質のもの。
    ・押しぶた
    ・おもし(1〜1.5kg)
  3. 本漬け
  4. 2【用意するもの】※食品用アルコールをしみ込ませた布巾で拭くなどして消毒する。
    ・保存瓶(容量3リットル)

つくり方

  1. 塩漬け
  2. 1ボウルにたっぷりの水をはり、梅を入れてやさしく洗う。ざるに上げてよく水けを拭き、竹串でなり口のヘタを除く。
  3. 2保存容器の底に分量の粗塩から1つかみを敷く。ボウルに梅の1/3量を入れ、ラム酒の1/3量を回しかけて手でなじませる。
  4. 3汁けごと保存容器に入れ、残りの粗塩の1/3量をまぶす。残りも同様にあと2回繰り返し、重ね入れる。
  5. 4押しぶたをのせ、おもしをのせる。そのまま紙などをかぶせ、ひもで縛って暗く涼しい場所に3~4日間おく。梅酢が梅にかぶるくらいまで上がってきたら、手で梅を取り出し、汁けをきってボウルに移す。
  6. 本漬け
  7. 5保存瓶の底に分量のきび糖から1つかみを敷き、梅の1/3量を並べる。残りのきび糖の1/3量、ウーロン茶の茶葉の1/3量の順に加える。残りも同様に繰り返して重ね入れる。時々揺すりながら、暗く涼しい場所に1か月間おく。

●カビや泡が出てきたら?
少量であれば取り除いて様子をみましょう。気になる場合は、梅と茶葉、シロップに分けて、シロップは10分間ほど弱火で煮て冷まします(煮詰まらないように注意)。梅と茶葉は焼酎で表面を洗い、すべて消毒した容器に戻します。それでも不安なときは、冷蔵庫で保存してください。
●砂糖が溶け残っていたら?
砂糖は溶け残っていてもおいしく食べられます。気になるようであれば、毎日揺すると、そのうち溶けていきますよ。

【保存】暗く涼しい場所で1年間

このレシピは2022年6月15日12時までの掲載です

エネルギーの記載がある場合、特にことわりがなければ、およそ1人分の数値です。材料が3~4人分の場合は4人分とし、1人分を計算しています。