漫画「ベルセルク」連載再開へ 故三浦さんの構想継承

 三浦建太郎さん作「ベルセルク」41巻の表紙

 昨年5月に54歳で急逝した漫画家三浦建太郎さんの人気作「ベルセルク」の連載を、24日発売の白泉社の漫画誌「ヤングアニマル13号」から再開すると同誌編集部が7日発表した。生前、親友で漫画家の森恒二さんに語っていた最終回までの展開や、描き残した構想メモとキャラクターデザインを継承し、続きの物語を制作するという。

 再開後は三浦さんを原作者とし、三浦さんの弟子らが所属する「スタジオ我画」が漫画を、森さんが監修を担う。

 「ベルセルク」は1989年に連載開始したダークファンタジー。単行本41巻までの累計発行部数は全世界で5千万部(電子版含む)を超える。