事業課題に向き合い、デザインで解決する

コミュニケーションデザイナー 久保田 季子 / 2020年中途入社

仲間と協力してより大きなことを成し遂げたい

これまでのキャリア

クックパッドに入社する前は、フリーのデザイナーとして活動していました。当初は業務委託でクックパッドマートのプロジェクトチームに参画したのですが、ちょうどフリーランスの仕事が軌道に乗ってきた時期で、どこかの社員になることは全く考えていませんでした。というのも、デザイナーとして個人の能力を追求するのであれば、フリーランスが最適だと思っていたからです。でも、仕事を通して様々な企業と出会う中で、クックパッドの個人だけでなく、組織としての強さも持ち合わせている点に魅力を感じるようになりました。

転職理由について

クックパッドで業務委託を始めて半年ほど経ったときに入社の誘いを受けました。その頃には少し考えが変わっていて、組織の中でさまざまな役割の人と影響し合いながら一人では成し得ないようなプロダクトやクリエイティブを作ることに興味が湧き、面談を受けることにしました。入社を考えるようになったのには2つの理由があります。1つ目は、クックパッドマートの事業が急成長するフェーズで働きたいと考えたため。2つ目は、自分一人が100点を目指すよりも、自分は合格点レベルでも、他に同じレベルのデザイナーを育成できた方が事業に貢献できると考えたためです。入社後は、以前よりも大きなプロジェクトや目線の高さが必要なポジションにアサインされてやりがいを感じています。一人で仕事をしていたときは、ただ良いものをつくることを目的にしてきましたが、今はプロジェクトをデザイナーの立場から牽引する役割も持って働いていきたいと思っています。

仕事内容について

プロダクトとユーザーの間のコミュニケーションを設計するコミュニケーションデザイナーとして、主に、クックパッドマートの認知向上のための施策のアートディレクションや、サービス全体のブランディングデザインを担当しています。前者は、マートステーションのラッピングデザインや、ユーザー体験設計をする業務。後者は、レシピサービス「クックパッド」と連携する際にクックパッドマートのクリエイティブの方針を再設計したり、新しいトンマナを策定したりする業務で、自ら手を上げてプロジェクトに参加しました。どちらも表層的にならないよう、事業のためのデザインであることを大切に、本質的なKPIに向きあうことを心がけています。そのため、デザインを考える際も担当者の意見を聞くだけでなく、クックパッドマートの目的が実現できるよう、時には交渉や提案をしながらプロジェクトにあたっています。

チャレンジする人を後押しする環境

社風について

クックパッドには、サポートし合う文化が根付いています。特に新規事業であるクックパッドマートは事業が変化する速度が速く、社員一人ひとりにも常に新しい挑戦が求められるため、私自身、初めての業務に戸惑うこともあります。そんなときは、周囲の先輩やメンバーが手を差し伸べてくれるので、次のステップに進むことができます。彼らはただ背中を押すだけではなく、動きやすいようにサポートしてくれるので、臆することなくチャレンジすることができます。

デザイナー組織について

クックパッドにはデザイン戦略部という組織があり、社内のデザイナー同士が相互に影響し合い、成長を促す仕組みが整備されています。シニアデザイナーからサポートを受けられる「師匠制度」や、デザインに限らない職種をまたいだ知見も得られる「デザイン会」などの場を設けることで、体系的にお互いの知見が共有できる仕組みになっています。所属するデザイナーを見ても、デザインスキルの高さはもちろん、意思決定者とコミュニケーションし、自身で考えて最適なデザインを提案する能力を持っているので、私にとっては刺激的な環境です。プロダクトをよくするための議論や意見交換、フィードバックをストレートにし合える組織であることがとても気に入っています。

デザイナーとして事業構想に携わりたい

今後の目標について

これまで取り組んできた、目標に向かって「具現化する」仕事に加え、「具現化するかどうかの試行錯誤」の段階に参加していきたいと思っています。コミュニケーションデザイナーやアートディレクターとして今やるべき仕事を進めるだけでなく、事業そのものの前進を後押しできるようなコミュニケーションデザインの戦略を考えられるようになることが当面の目標です。

※2020年8月現在

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