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職種の境界を超えて事業に貢献する

IoTエンジニア 今井 晨介 / 2017年新卒入社

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大切にしているのは「誰にどういう価値を届けるか」

学生時代にやっていたこと

京都大学工学部で、電気工学・情報工学を勉強していました。大学3年生までは体育会の部活動中心の生活で、4年生の時に情報可視化の研究を始めたのが情報系キャリアの始まりです。その後、京都大学大学院に進学してプログラミングを始めました。 プロダクト開発を始めたきっかけは、修士1年生で参加した「未踏」プログラムでの挑戦です。プロダクト開発には苦戦したのですが、当時のプロジェクトマネージャーがいろはを教えてくれたおかげで、開発が面白いと思うようになりました。

クックパッドに入社した理由

学生時代のプロダクト開発経験から、就職活動ではIT企業を受けて、開発に関する志向性が合ったのがクックパッドでした。『600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス』(2009年出版)を読んで、考え方がしっくりきたんです。エンジニア職は「どう作るか」に焦点を当てていることが多いのですが、クックパッドは「誰にどういう価値を届けるか」を考えて開発をする点が僕の考え方と合っており、入社を決めました。

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チャレンジングな環境で、失敗を恐れずに提案し続ける

仕事内容について

新卒入社後、新規事業のcookpad storeTVで、ディレクション、マネジメント、外部調整、エンジニアリングなど幅広く担当しました。初期配属先は広告商品のサーバーサイド開発担当だったのですが、cookpad storeTVに関わるために、本業のかたわら自発的にデータ分析を行って、レポートするなどしていました。すると、それが評価されてチームに参画できたのです。新卒入社してすぐに新規事業に携わったので、最初の頃は、調整業務がうまくできずに納期が延びてしまったり、メンバーに負担をかけてしまったりと、うまく進められずに苦労もしました。でも、この経験で失敗を怖がらずにチャレンジする度胸が身につき、その後の仕事で生かすことができています。

その後、クックパッドマートを運営する買物事業部(現・買物プロダクト開発部)に異動。グループ長として組織づくりに取り組んだり、プロジェクトマネージャーとしてプロダクト設計に携わったりしました。クックパッドマートでは様々な技術を取り入れているのですが、僕たちのグループが担当した業務は「ラベルシステムの運用」「冷蔵庫の開発」「集荷〜受け取りの温度監視」の3つです。このうち、商品受け取り用冷蔵庫「マートステーション」の開発業務では、設計した冷蔵庫が倉庫にずらっと数百台並ぶ様子を見たり、冷蔵庫を乗せたトラックを街中で見かけたりと、仕事の成果を体感することができました。ソフトウェア開発ではできない、ハードウェア開発ならではの貴重な体験だと思っています。また、事業成長に伴ってクックパッドマートの利用者が増えたり、SNSで投稿を見かけたりした時も(クックパッドのミッションである)「毎日の料理を楽しみにする」ことに貢献できている、人の役に立っていると感じて嬉しかったです。

社風について

提案が認められたら、職種に関係なく裁量を持たせてくれる、任せてくれるのがクックパッドの良い文化だと思います。僕は入社前から、エンジニアリングだけでなくビジネス的なチャレンジがしたいと考えており、それが本当にできるのかという不安を少しながら持って入社したのですが、入社直後から、新規事業で幅広い業務を経験することができました。cookpad storeTVのプロダクト開発を担当していたときは、サイネージ生産過程のトラブルで急遽中国に出張、現地対応を一任されました。クックパッドマートでは、物流設計時に導入するIoTデバイスのプランを提案したところ、任せてもらうことができました。事業開発で必要であれば、職種や経歴に関係なくアサインされるし、挑戦させてくれる。潤沢なリソースがあり優秀な社員がいる環境で、自分が成し遂げたいことができるのがクックパッドの良いところだと思います。役職の隔たりなく議論できるのも、クックパッドらしさのひとつです。役職者に対して疑問点をSlackで投げかけたりもできますし、直接話す機会もあるので、躊躇いなくコミュニケーションすることができます。Japan CEOともよく一緒にランチに行くくらい距離が近く、良い関係です。

次の挑戦はグローバルのプロダクトマネジメント

英国オフィスへの転籍について

2021年秋から、イギリスにある子会社のCookpad Limitedで勤務することになりました。元々興味があったので入社後すぐに海外勤務を希望しましたが、会社からは業務経験も海外経験もない状態では難しいという判断でした。それならまずは事業成長に貢献し、再度海外勤務を希望しようと決めて仕事に向き合い、4年後に成果が認められて転籍に至りました。Cookpad Limitedでは、エンジニアリングから始めますが、ゆくゆくは海外向け料理レシピサービスのプロダクトマネジメントにも挑戦したいと思っています。

参考資料

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