イノクール ネッククーラー

熱中症対策に26℃で凍結する「イノクール ネッククーラー」。Amazonで3680円でした。
説明文に「26℃以下の涼しい場所であれば、自然に凍結し涼しさキープ!」と書かれていましたので、水にぬらすと涼感を得られる布製のものよりましかな?と思い購入してみました。





説明書は、パッケージ裏面の記載のみでした。
イノクール ネッククーラー裏面説明書

記載内容は、
・26℃以下で1~2時間で凍結します。
・冷蔵庫に入れると15~25分で凍結します。
・冷たさは30分~90分持続します。


◆凍った時の表面温度は?使用感は?

イノクール ネッククーラー 表面温度

外気温30℃の時、表面温度は28℃でした。
手で握ったときはあまり冷たさは感じません。首にまくと冷たいですが、痛みを感じるほどの冷たさではありません。体温より10℃ほど低い程度ですからね。もう2~3℃低いほうがいいのかな。水にぬらして使うとより冷たさを感じます。

「イノクール ネッククーラー」は、首筋を通る血液を冷やし、冷えた血液が体全体に循環することで、体内の熱気を取り除こうとするものです。確かに体内の熱気は少し抑えられるような気がします。小さなアイスクリームを食べた時の、わずかに体が冷えるような感じです。夜、寝苦しい暑さの時、体のほてりは抑えてくれます。眠りやすくなるのは、とてもうれしい。

外で活動中(散歩など)は、あまり涼しく感じられませんでした。


冷たさの持続時間は?

首に巻いた状態で、室温29℃の部屋で使ってみると、説明書より長く、2時間半ほど冷たさが持続しました。外気温の影響が大きそうです。


◆凍結するまでの時間は?

冷蔵庫に入れると、20~25分で凍結。冷凍庫では10~15分ほどで凍結しました。かなり速いです。冷たさがなくなっても、これだけ早く凍ってくれると使い勝手がいいですね。25℃くらいの部屋では4時間ほどで凍結しました。説明書の1~2時間ではちょっと無理です。


◆まとめ

冷蔵庫がすぐ近くにある家の中では、すぐ凍ってくれるので使い勝手もよく、体のほてりを取ってくれる感じがします。特に暑くて寝苦しい夜にはうれしい逸品です。一方外での活動中はあまり涼しく感じられませんでした。


◆ほかのネッククーラー

モバイルバッテリーを電源として使用するネッククーラーが今年は話題になっています。
Amazonで1万円弱で販売されてます。冷却プレートは5℃程まで冷たくなるようです。「まるで缶飲料をあてたようなひんやり感」がうたい文句です。こちらも評判がいいですね。[サンコー「ネッククーラーNeo」が2カ月で18万台突破]という記事もありました。