なぜ日本維新の会に問題議員が多い? 石井章氏がまた「女性差別」発言→開き直りのお粗末
2022年06月06日 16時05分 日刊ゲンダイDIGITAL
2022年06月06日 16時05分 日刊ゲンダイDIGITAL
2022年06月06日 13時35分 日刊ゲンダイDIGITAL
「顔のこと言うとたたかれる」 5日、街頭演説で言い放った日本維新の会の石井章参院議員(C)共同通信社
この政党にはマトモな議員はいないのか。また、維新の議員が“女性差別”発言だ。
日本維新の会は、石井章参院議員が女性候補の応援演説で「顔で選んでくれれば1番を取る」と発言して謝罪に追い込まれ、さらに共同代表の馬場伸幸衆院議員が同じく女性候補の応援演説で「あまりに可愛いので名前を間違えた」と発言して“ルッキズムだ”と批判されたばかり。
なのに、5日、再び石井参院議員が、女性差別発言を口にした。
発言が飛び出したのは、茨城県牛久市の街頭演説。参院選茨城選挙区から出馬する維新の女性候補を紹介する際、「見た通りの人で、顔だけ見ると」と言った後、「あまり顔のことを言うと叩かれるから言えない」と発言したのだ。
しかも、発言の真意を問われると、「真意なんてない。終わったことだ」と開き直ってみせた。
つい先日、謝罪に追い込まれ、党から厳重注意を受けたばかりなのに、“女性差別”発言を繰り返すのは、本気で「女性候補の当落は外見で決まる」と考えているか、あるいは「外見で女性候補を擁立している」からなのではないか。
■反省しない
それにしても、経歴詐称疑惑など、どうして維新は、問題議員が目立つのか。
「右寄りの政治家には、女性や外国人を蔑視する者が多い印象がありますが、維新議員はとくに多い印象です。石井議員だけでなく、共同代表の馬場議員まで発言しているのだから、女性蔑視は党の体質だと疑われても仕方ないでしょう。問題発言が繰り返されるのは、要するに反省していないからです。なにか問題を起こして謝罪しても、本気で謝っていないのではないか。一度、謝ったら、“もう終わったことだ”と、居直っているようにも見えます」(政治評論家・本澤二郎氏)
維新は「身を切る改革だ」などとエラソーにしているが、国会議員に月額100万円支給される「調査研究広報滞在費」(旧文通費)を使って、議員たちが、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、コーヒーメーカー、テレビ、寝具……などを買っているのが実態である。毎日新聞が詳細に報じている。
松井一郎代表は、「ぬるま湯の自民をぴりっと」と演説しているが、その前に、ぬるま湯の維新をぴりっとさせるのが先だろう。
議員とは、いかに有権者を騙すことができる人が成る職業だと思った。居眠りしても高給取りだし。人生、左団扇、ウハウハですな。当選できればだけど。
壇上に上がると気分がノリノリなのだろうと思う。
発言が不適切だと騒ぐ必要はないと思う。
そんな政党にも、議員にも票は入れませんから。
こんな議員は無視が一番。
もっと着目すべきところはあるはず。
なにか行動を起こすと、その行動に対して批判をする。
何も行動しなければ、批判しないし、
批判されなければ、支持率が高いと錯覚する。
マスコミは、行動しないことに批判はしてくれない。
この記事はニュースなレベルには値しない。