【サンタはパパ？】

―あるある!?小話vol.116―

有野家の長男ある太郎は、

もうサンタを信じていませんが、

夢見る次男ある次郎と妹ある美のために、

毎年話を合わせてくれています。

でも、ある日の授業参観のこと。

ある次郎の隣の席の女の子が

サンタを信じているある次郎に向かって……

「サンタの正体はパパだよ。知らないの？」

妹ある美への影響もあるし、

ある次郎にはまだサンタを信じてもらいたい

母ある子は内心……。

なに余計なことぬかしてんじゃボケェ～！

それ以上言ったら、口縫い付けるゾ！

っと、心の中でお怒りMAX。

案の定、その日の夜……。

ある次郎が聞いてきた。

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ねぇ、サンタの正体って

お父さんなの？？

母ある子が一瞬、息をのんでいる隙に、

横にいた娘のある美がこう言った！！

【主婦の あるある!?なひと言】

娘、ナイスアシスト！

（夫の小遣いはこれからも据え置きが安泰ね）

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