「悪女のたしなみ」―あるある!?小話vol.142

さや&.co さや&.co | 2021年06月12日

有野家の3キョウダイで一番腹黒いのは長女のアル美です。長男アル太郎、次男アル次郎という2人の兄をもつ女子だけに、時にはやりたい放題、自分は何でも許されると思っていることもしばしば……。今回は、ある日の食卓で起きた、アル美の悪事の小話です。

 

【悪女のたしなみ】

―あるある!?小話vol.142―

 

 

食後のデザートに、「いちご」を

出したある日の夕飯のこと。

 

 

母アル子は3人の子どもたちに

「いちごは、ご飯を食べてからだよ!」

っと、伝えました。

 

 

そしてハンバーグを完食した

次男のアル次郎

いちごを食べようとした

 

そのとき!!

 

この世の終わりのような顔で

アル次郎が……

 

「お母さん、ひどい。なんでオレに意地悪するの?」

っと、ワケのわからんことを言い出したのです。

 

 

 

アル次郎のデザートをよく見たら、

「いちご」の半分以上がプチトマト

すり替わっているではありませんか!

 

 

これをアル次郎は【母の意地悪?

だと思ったというわけです。

(そんな意地悪、母はしないよ・涙)

 

でも真相は、妹のアル美が

自分のプチトマトと、兄のいちごを

こっそりすり替えていたと判明。

 

 

 

 

テレビを見ながらの食事で

気づかなかった兄たちが悪いのか、

 

悪いことだとわかっていながら、

すり替えた娘が悪者なのか。

 

いずれにせよ、アル次郎のイチゴは

すでにアル美の腹の中なのであった。

(証拠隠滅!自白はするも、時すでに遅し……。)

 

 

【主婦・ママのひとこと】

娘よ、末おそろしい

(なかなかの策士ですな・・・)

 

 


 

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