「サンタを見た夜!?」―あるある!?小話vol.170

さや&.co さや&.co | 2021年12月25日

小学生も3~4年生になってくると、サンタクロースの存在を信じない子が増えてきます。特にお兄ちゃんやお姉ちゃんのいる子どもは、「現実」を知る日は早いようですね。有野家のアル次郎とアル美も今年は、サンタの存在を少し疑っていたようですが……。

 

【サンタを見た夜!?】

―あるある!?小話vol.170―

 

次男アル太郎と、娘のアル美は、

まだサンタの存在を信じています。

 

夢があるというより、

ある意味現実的な理由で、

「サンタは父ではない」と思っているのです。

 

 

大富豪であるはずのサンタの正体が

父なわけないですからね……(苦笑)。

 

実際、本人もそう威張っていましたし。

 

 

 

そんな、ある年のクリスマス。

有野家は外食に出ました。

 

そして、出る前に、

仕掛けをしたのです!

 

子どもたちに先に玄関に行かせ、

部屋を暗くし、そのわずかな隙に、

プレゼントを仕込んでから、外出。

↓ ↓ ↓

帰宅したら

プレゼントが届いている!

(っという設定にしたのです)

 

 

そうして外食を済ませた有野家ファミリーが、

自宅近辺まで戻ってくると……

 

なんと、サンタの服を着た男の人が、

ちょうど「焼き鳥屋」に入るところで!

 

絵:さや子/さや子のブログ : 「ネコイナ」

 

 

次男のアル次郎と娘のアル美は、

「今、うちにプレゼント置きに行った帰りかな?」

「サンタも焼き鳥食うんだね!!」

っと、やや興奮気味。

 

「金のない父はサンタではない」

と考えられるのに、

 

あの(バイト上がりの)サンタが

偽物だと思わないところが、まだまだ子ども。

 

 

 

【主婦&ママのひと言】

クリスマスプレゼントは、

信じる者のところにだけ

届くシステムです。

(信じる者は、よろこべる~♪)

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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