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【元同僚】遺体は3月まで同じ高校に勤務の女性と判明 逮捕・送検の高校教諭 殺人容疑視野に捜査

北海道・帯広市の雑木林に元同僚の女性の遺体を遺棄したとして、高校教師の男が逮捕された事件。

警察は女性は5月29日夜以降に死亡したとみて、殺人容疑も視野に捜査を進めています。

(山﨑記者)「午後1時15分です。片桐容疑者を乗せた車が帯広警察署を後にします」

午後、身柄を検察庁に送られた帯広農業高校の教師・片桐朱璃容疑者(35)。

その表情をうかがい知ることはできません。

片桐容疑者は5月30日夜、宮田麻子さん(47)の遺体を帯広市内の公園の雑木林に埋めて遺棄した疑いがもたれています。

司法解剖の結果、宮田さんの死因は首を絞められたことによる窒息死で、遺体に目立った外傷はありませんでした。

北見市内で高校の教師をしていた宮田さん。

3月までは市外の別の高校で、片桐容疑者と同僚でした。

(宮田さんの元教え子)「(宮田さんは)優しくて親しみやすい先生でしたね。(片桐容疑者と)一緒にいるイメージはなかったですね。とても残念だし複雑な気持ちですね。知っている分、複雑な気持ちがあります。両方知ってるんで」

捜査関係者によりますと5月29日、帯広市内で行われた片桐容疑者が顧問を務める野球部の試合を、宮田さんが見に来ていたということです。

その夜以降宮田さんの夫は宮田さんと連絡が取れなくなったことから、警察は片桐容疑者が29日の夜以降に宮田さんを殺害した可能性もあるとみて殺人容疑も視野に捜査を進めています。
6/3(金)「どさんこワイド179」  6/3(金)16:36更新

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