日本端子と太陽光パネル
2022.06.04
かつて私が勤務していたことがある日本端子という会社に関して、根拠のないデマをしつこく流す人がいます。
たとえば「日本端子は、中国で中国企業向けの太陽光発電のパネルを製造して儲けている」。
そもそも日本端子は、端子・コネクタメーカーです。
太陽光パネルの製造などはしていません。
日本ではかつて日本の太陽光パネルメーカー向けの端子・コネクタの製造を行っていましたが、2015年に製造販売は終了しています。
また、中国市場において日本端子が太陽光パネル用の端子・コネクタの生産及び販売をしたことはありません。
「河野太郎が太陽光発電に力を入れるのは、中国企業と組んだ日本端子を儲けさせるためだ」。
河野太郎は、自分自身のため及び一企業の商売のために政治活動をすることはありませんし、日本端子は太陽光発電関係の事業をしていません。
「日本端子は、中国で、共産党系の企業とビジネスをして儲けている」。
日本端子は、端子・コネクタを日本の車載品及び電機メーカー向けに供給する部品メーカーです。
日本のメーカーが中国市場に進出するにあたり、日本の部品メーカーに現地供給の要請があり、進出出来なければ既存のビジネスを失うことになります。
中国でのビジネスの中心は、他の日本の部品メーカー同様に、中国進出した日本のメーカーへの部品供給です。
「日本端子を中国に人質に取られたら、河野太郎は、中国の肩を持つのではないか」。
河野太郎は、日本国民と日本のために政治を行っているのであり、一企業のために政治活動をしていません。
「外国企業が中国に進出する場合には、中国の現地企業が51%以上の資本出資となるのが通例であるのに対して、中国国内の日本端子の合弁企業の中国側出資が40%にとどまっているのは、中国共産党とズブズブの関係があるからだ」。
中国に進出する外国企業が100%出資することも認められています。
デマを流すことは河野太郎だけではなく日本端子で働く人にも大変迷惑です。おやめください。
根拠のないフェイクニュースに気をつけて下さい。