資料を前に研究内容を説明する岩佐さん

 終戦直後の19459月、広島県などに甚大な被害をもたらした枕崎台風による県内の死者数が、各市町村史など個別の記録を積み上げた結果、従来の集計より157人多い2169人に上る可能性のあることが、広島大大学院人間社会科学研究科で学ぶ岩佐佳哉さん(26)たちの調査で分かった。