DXを実践できない「真因」とは? スタートアップ企業の破壊と創造は「DXの手本」となれるのか?
概要
社会、ビジネスのデジタル化が加速し、企業には「デジタルの力を使ったビジネス価値」の創出が求められている。だが、DXで成果を獲得している日本企業はいまだ限定的だ。それどころか、一般顧客向けアプリケーションで収益を伸ばすWeb系企業やスタートアップの成功事例ばかりが脚光を浴び、「うちもクラウドネイティブで新たな価値を」と、言葉や手段に惑わされてしまう例が増えている。
DXとは「まったく新しい価値を生み出す」ものではなく「既存の強みをデジタルで際立たせる」取り組みだ。自社が立脚してきた既存資産を否定して、新たなものだけを追求しても勝機はない。そこにデジタルの力を組み合わせることで、既に市場を持つ従来企業ならではの大きな勝機を引き寄せることができるのだ。事実、「新たな価値を創出しよう」と出島組織を作っても、成果は限定的になる例がほとんどだ。
では、「既存の強みを伸ばしながら、デジタルの力を組み合わせる」ためにはどうすればよいのか? そのためには、ツール先行、ビジネスアイデア先行のスタンスを改める必要がある。――本セミナーでは「ビジネスとIT、新規ITと既存ITの融合」、すなわち人、組織、マインドの融合という“DX本来の進め方”を解説。IT部門は本来価値を発揮し、導入済みのツール/サービスは成果につながる、従来企業のための「デジタル時代の戦い方」を伝授する。
開催概要
- 会期
- 2022年6月22日まで
- 形式
- オンデマンド
- 参加費
- 無料
- 主催
- アイティメディア株式会社 @IT編集部
- 協賛
- SB C&S株式会社、ヴイエムウェア株式会社
※競合企業および個人事業主の方、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。
こんな人におすすめ
- ビジネスのデジタル化はしているが、成果が出ない
- 収益獲得できるアプリケーション、どうすれば作れるの?
- アジャイル/DevOpsの具体的な実践法が分からない
- 新規ITチームと既存IT部門が分断されている。連携できない。
- DXって、結局何をすればいいんだっけ?
プログラム
14:30~16:00
パネルディスカッション
「ビジネスとIT、新規ITと既存ITの融合」すなわち人、組織、マインドの融合という“DX本来の進め方”
・今改めて「DXを企業はどう受け止めているか」
・従来企業とスタートアップ、Web系の違いとは?
・DXの前提条件とは? ~SoE領域だけに注力しても勝てない理由~
・IT部門はどう変わるべきか、変えるべきか ~LOBとIT部門の融合、モード1/モード2の融合に必要なこと~
・勝てる組織を支えるIT基盤の具体像
・これからの開発/インフラエンジニアの役割とは ~何から変革に着手すべきか~
株式会社クレディセゾン
取締役 兼 専務執行役員 CTO 兼 CIO
小野 和俊 氏1999年 サン・マイクロシステムズ株式会社に入社。米国本社での開発などを経て2000年に株式会社アプレッソを起業、データ連携ミドルウェアDataSpiderを開発し、SOFTICより年間最優秀ソフトウェア賞を受賞。2013年にセゾン情報システムズとアプレッソが資本業務提携。2019年に株式会社クレディセゾンへ入社。取締役CTOなどを経て、2021年3月より現職。
SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術統括部 テクニカルマーケティングセンター テクニカルフェロー
加藤 学エンタープライズ領域での開発から運用監視までの幅広い業務経験を活かし、事業開発やマーケティングチームと一緒になってビジネスの立ち上げを行っている。日本とアメリカ、特にシリコンバレーへ滞在し、新規プロダクトの発掘調査や国内外の新規パートナーリクルーティング、技術戦略、ポートフォリオの策定など、技術をバックグラウンドにしたさまざまな活動を行っている。最近では、DevOpsを始めとした
開発者向けビジネスの立ち上げを行い、プロジェクトの責任者として慌ただしい日々を送っている。
ヴイエムウェア株式会社
マーケティング本部 チーフストラテジスト (モダンアプリケーション & マルチクラウドマネジメント)
渡辺 隆
日本IBM、CA technologies、Pivotal Softwareを経て2021年より現職。ヴイエムウェアが提唱する「クロスクラウドサービス」において、コンテナを活用するモダンアプリケーションと、マルチクラウド環境における一貫性をもったマネジメントを行うための製品・サービスのマーケティングを担当。
アイティメディア株式会社
IT編集統括部 統括編集長
内野 宏信
※プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
※一度の登録で、会期中はどのセッションでもご視聴いただけます。
お問い合わせ
アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp
開催日程
申し込み期間
- 2022/02/25 08:35 - 2022/06/22 14:59