X JAPANリーダーYOSHIKIのアルバムに関する言動の歴史――ファンが翻弄された歴史――
(Ameba当局からの削除処分を受け、2度目の復元となった為、コメントは大幅に変更しました。
最後に記載した、記事についてのお断りをお読みください)
2008年
3月(再結成コンサート後)「新曲入りのアルバムを発売する」
2009年
「新曲が5曲入ったアルバムを年内に出せる」
「ほとんど完成している。半分新しい曲で、半分は古い曲の英語バージョン」
2010年
4月 「3月からレコーディングしていて6月に完成する」
7月 「9割以上が出来ていて秋に発売する。出なかったら逆に俺たちが困る」
「絶対出ます」
「出なかったら腹を切る」
2011年
1月 北米EMI Musicと3年契約を結ぶ。年内にニューアルバムを携えてのツアー発表
8月(SUMMER SONIC出演会見)
「99.5%はできあがっている。年内には出す予定」
11月「今のこの時代に十数曲並ぶものを出して何の意味があるのだろう」
2012年
4月(ゴールデン・ゴッズ・アワード授賞式)
「世界デビューアルバム制作の最終段階に入っています」
2013年
5月「今の時代にアルバムという形態で良いのか」
「出せと言われればすぐ出せますけど」
「ピンとこないんですよね。タイミングですよね」
「タイトルは『X JAPAN』でいこうかなと」
10月「アルバムがいつ出るとか、もう言いたくない」
「アルバムはもう出ないと言った方がいいんじゃないかな」
2014年
11月「来年の4月に完成。80%くらい完成してます」
「10曲以上はもうレコーディングも終わっているけれど、いらない曲がある。次に人前に出てくるまでには完成させます」at サンリオピューロランド11/24 ORICON NEWS
12月(Mステスーパーライブ出演時)
「来年8月にアルバムをリリースして、そこから第2の世界ツアーを廻る」
2015年
2月25日インスタに「X JAPAN Master Album Sequences 2.24.15」と印字されたCD画像を投稿
3月「今回は本当に出ると思う。今年の後半くらい。完成度は90%」
7月「ウェンブリーアリーナライブの前日である2016年3月11日にアルバムを発売する」
「12曲程度、すべて新曲。「Jade」、「I.V」、「Born to Be Free」は入る」
8月「1990年頃に作った、いい曲過ぎて出したくなかった「L’arme」が収録されるかも」
2016年
2月3日 PATAが大腸憩室炎及び門脈血栓症の為入院したことにより、ウェンブリーアリーナのライブが延期。同時にアルバムも延期。
2017年
3月4日 延期していたウェンブリーアリーナでのライブが行われたが、その前日に発売されたのはX JAPANのドキュメンタリー映画「WE ARE X」のサウンドトラックだった。
4月1日「6月30日に発売する。タイトルはX JAPAN」
その1週間後、花占いの結果、延期を発表。エイプリールフールにあえて言ったと発言。
「アルバムは全部で13曲入る。これ以上増やさない。今年中に出るのは絶対。間違いない」
「出なかったら叩いてください」
7月「Scarlet Love Songは収録されない」
7月23日「(アルバムは)年内は出ません」
「期間が色々あって延びたことによって、色んなサプライズが入ってきてます」
「《え~!X JAPANのニューアルバムにこんなことが起こってるの!?》みたいなことも」(←ゲストVo.マンソン?の存在を示唆か)
(7/23YOSHIKI ch.【X JAPAN 日本ツアー完結SP〜奇跡の全貌を初公開〜 & LADY'S X 緊急オーディション密着生中継(最終選考間近?)】4:52~の部分)
コメントNo.3,No.4参照
9月「今までのアルバムの中で最高傑作。このアルバムが世の中に出たらメンバーもファンも人生が変わると思う。Toshlの神がかっている声をすべて引き出せた。今回は一切妥協せずにレコーディングできた」
10月「アルバムはほぼ完成している」
10月15日「アルバムの発売は、多分来年の春ですね」
「2人ほど素晴らしいアーティストがフィーチャリングで登場します」
「完成はもうする」
(10/15YOSHIKI ch.【「WE ARE X」PREMIERE TOUR IN EUROPE 2017【DAY4】In Vienna】1:29~の部分)
コメントNo.1,No.2参照
2018年
3月 金スマにて、それまで何度もライブで演奏されている「HERO」の詞を書いているところと発言し、ファンは「???」
4月「秋の始めに発売予定」
4月10,11日ライブにて「ニューアルバムは99.7%出来ている」と発言
5月 アルバムのレコーディングにマリリン・マンソンがゲスト参加したことを発表
7月「Red Swanを入れなかったらアルバム完成してた」
9月「アルバムが完成した。発売時期に関してはマネジメント、エージェントと一緒に考えていく」
2019年
3月「平成にデビューしたので、次の年号でアルバムを出すのはいいこと」
7月「X JAPANのアルバム出ないのはPATAのせい」とツイート
8月2日「今まで制作してきた作品に関する重大発表がある」と事前に告知されていたYOSHIKI Channelにて、放送中、突然スタッフが携帯電話を渡してくる。
「あー、問題になっちゃうよな。まずいよな」
「うわぁ、ごめんなさい、恥ずかしい」
「公開詐欺になっちゃった」
「命をかけて誓いますが、決して引っ張るつもりでやった訳ではないんです」
「自分がちょっと早とちりしてしまって、いろんな方に100%確認をとらなかった」
後日、「メンバーの同意が得られず急遽中止になった」という、とあるレコード会社幹部へ取材したような記事が上がる。
8月3日「年内には出すと発表したい」
8月9日「もうたぶん、樽からは抜けていると思います。もうすでに、瓶の中に入ってきているくらい。近々、レーベルで発表できるんじゃないかな」
2020年
1月3日(YOSHIKI channel『新春 SPECIAL MESSAGE YOSHIKI 2020』)
「鬱っぽくなった」
「X JAPANと聞くだけで体中に蕁麻疹が出てくる」
「アルバムって言葉も嫌いになってきちゃった。アルバムなんか出さない。知らない。」
「出したい時に出す。あまり期待しないで欲しい。自分が出したい時に出します。あんまり今は出したいと思わない」
4月29日(4/29,30のブログ「YOSHIKIの英会話」英語レッスン13問目)
X JAPAN's new album will not be released because YOSHIKI is recording forever.
5月21日 Twitterにて「I think the new album is coming soon.」と発信
同日、この発信直前にY.ch.の一週間延期(5/23→5/30)を告知し、5/30にアルバムリリースに関する発表があるとファンに思わせる。
5月30日「次回に新たな発表が出来る準備ができたという発表」があったのみで、アルバムに関する報告は一切無かった。
6月18日 次回Y.ch.の延期(6/20→6/29)が告知され、
「29日には、多分前向きな、大きな発表が出来ると思います」とTweet。
6月22日 再びTwitterで「人生の中で1番か2番に忙しい時間を過ごしている。来週発表する内容に、できる限り近づけるように頑張ってる」と投稿。
メディアでも「X JAPANのニューアルバムに関する発表になるはず」と報道される。
6月29日 YOSHIKIMONOが展示されることを発表(しかしこれはネットニュースで既出の情報)、そして「次回に発表の第2弾があるよという発表」だったが7/10にも発表は何も無かった。
11月20日(YOSHIKI ch.)「アルバムは99%完成してるって自分で何年も言ってる。
ベストタイミングで近い内に出す」
2021年
8月28日「#アルバムは忘れた頃にやってくる」丁度3年前の2018年8/28の「いつアルバムがリリースされるのかと聞かれ続けることにうんざりしているYOSHIKIの写真」というTweetの引用
12月3日「アルバムも出せって言われてる気がする」(YOSHIKIワイン解禁ニュースをシェアしたTweet)
12月23日「アルバムも近々出せればいいと思ってる」(YOSHIKI ch.2年ぶり帰国記者会見での発言)
2022年
1月10日「アルバム出すまでは結婚もできないよなー」(行列のできる相談所CMTweetをシェア)
2月20日「人生、全てに全力投球だよ。アルバムだっていつかは出るよ」(2/20tweet)
2月22日「#アルバムが出せればもっと上位に.. If an album can be released, it will be higher than No1, Joking..
」(2/22ねとらぼアンケート「世界でも通用すると思う日本のバンドTOP25!1位はX JAPAN」シェア)
3月19日「アルバム次第だよね..! 」(上記のねとらぼニュースが再掲載されたのを再びシェア)
4月8日「ほぼ10割(アルバムは出来ている)」(めざましテレビ出演時)
4月20日(明確にアルバムのことを言っているのかは不明)「意図的に時期を引っ張っているのではなくて、みんなに最高のものを届けたいと思って、全力を尽くしています。信じてほしい」(ENCOUNTインタビュー)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
最初の公約の反故は、早くも2009年です。
そして、2011年には既にYOSHIKIさんは、迷走を始めています。
2019年以降は、ファンを愚弄するような発言に、明らかに変化しています。
やはりRed Swan事件を境に『概念X』は、
『形骸化させたX JAPANのネームヴァリューのみ、YOSHIKI個人のPRに使い続ける』
という方針に変わったと解釈していいように思います。
《以下はMichaelさんのコメント(一部書き換えています)》
年表を見れば、リーダーの発言がどれほど異常なのか、お分かり頂けると思います。
公の場やSNSでアルバムを出すと約束をし、それを破っても毎回謝罪はありません。
それどころか言い訳さえ殆どなく、まるで何も言わなかったかのように、自分の反故をスルーしてきました。
アルバムの進捗状況も、リーダー1人の気分で決まるかのようです。
99.5%だったのがいきなり80%とか、携帯の電池じゃないんですから。
YOSHIKIさんのファンには「完璧主義だから」などと擁護する人も多いようです。
しかし、これは趣味ではありません。
自宅の庭を理想に近づける為に延々と土いじりをするのなら、どうぞご自由にと言えますが、アルバムリリースはご自由にと言ってはいけないのです。
何故か?
アルバムはYOSHIKIさんの私物ではないからです。
X JAPANに関する権益の殆どを、YOSHIKIさんは握っているのでしょう。
しかしそれが、アルバムを私物化していいということには絶対になりません。
YOSHIKIさんは、いつまでにorいつアルバムを出すと、自分で何度も公約し、ファンの期待を煽ってきました。
公約を守れないならば、嘘をついたと非難されるのが当然です。
アルバムが出るという期待で熱意をもって応援してきたファンが大半でしょう。
そういう人達に対して、期待させて裏切り続けている‟詐欺行為”です。
更には、ファンへの裏切りにとどまらず、関係者に多大な負担や迷惑をかけた責任を取らなければなりません。
まずはアルバム制作に携わったメンバーの膨大な労力に報いる責任です。
スタッフや関係者の労力・期待にも報いなければならないし、当然利害も絡みます。
一つ例に挙げますと、年表にあるように2011年に北米EMIと3年契約を結んでいます。その際のYOSHIKIさんのコメントは、
「まずは「JADE」。その後にもう2枚、リマスターした「I.V.」と「Born To Be Free」のシングルを出してから、アルバムを年内に出したい」とかなり意欲的です。
北米EMIの担当者も「X JAPANをEMIに迎えることができとても光栄です。去年の秋に行われた北米ツアーの成功に続き、X JAPANのリリースのタイミングは完璧だと思います。一緒に仕事をすることに興奮を抑えきれません」とまさに相思相愛。
しかし、それから3年の間にリリースされたのは、JADE配信版のみ・・・。
これは違約なのでは?
違約金が発生したかどうかは定かではありませんが、北米EMIとの約束を守れなかったことは間違いないです。アルバムはおろか、すでに世に出ている「I.V」や「Born To Be Free」まで北米EMIからリリースされていないのです。
世界に羽ばたく手伝いをすると名乗り出てくれた会社を、裏切っておきながら、世界を目指す?
彼の言う世界とは何なのでしょうか......?
妥協しない姿が格好いいとか、そんな次元の話ではありません。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
この記事は、Michaelさんの記事を復刻し、Meyouが年表部分の追記をしたものです。
Michaelさんの元記事掲載日は2020年5月(日付は残念ながら不明)です。
復刻の経緯及びMichaelさんの記事リスト『【告知】Michaelさんの記事について』
原題は③「YOSHIKIさんのアルバムにまつわる発言の歴史と北米EMIとの約束」&⑥「自分の思い」
そして2022年5月8日、MeyouはAmeba当局によりアカウント削除処分を受けた為、この記事を含むすべての記事が消失しました。
Michaelさん作成のこの『出す出す詐欺年表』は、3度目のUPという事になるので、Michaelさんのコメント部分は、半分ほど削除&書き換えをさせて頂きました。
書き換えることもMichaelさんに報告しましたが、やはり、お返事はありませんでした。
Michaelさんからは、2020年12月23日、入院中の病室からご連絡を頂きました。
お話からは病状は軽くないように感じました。