渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ナイフ

2022年06月03日 | open

ナイフにいろいろあるけれど、
この世で一匹!平面ナイフ(笑
(50代以上でないと解らない
テーマソングネタ)

このG.サカイリリースの古川モデル
は、めちゃくちゃカッコいい。
愛刀のうちの一口。




これ眺めてるだけで、ウイスキー
が進む。



トラウト&バードなので、使う場所
はこんなとこね。あと本渓流。
鱒がいるとこだから山岳渓流ね。
このキャンプ場は20数年ほど前に
毎週行った。手作りキャンプ場で、
ここでは多くの人たちとの交流が
あった。


これは、ここのグランドオープン
当日だ。
フライフィッシング愛好家や米
兵たちが集まって賑やかだった。
私は積雪中のプレオープンにも
呼ばれたが、その時は米兵とゲ
レンデみたいなのを作ってソリ
遊びをした。
米兵たちは鼻のある雪だるまを
作ってはしゃいでいた。
この画像のハットが私。カーキ
のジャケットがフライフィッシ
ングの師匠。ここの管理人だっ
た。
管理人さんとはこの何年か前から
個人的な友人でもあった。

この画像はネットで拾ってきた
ものだ。
この時、私は左腰に大型ナイフ
を差している。佐冶武の7寸剣
鉈である。
持ってるのわからないでしょ?
ここのキャンプ場から道に出る
と、「隠し持った」ことになる
違法携帯に該当するので、この
まま公道に出るのは❌だ。

この佐冶剣鉈は、ここで結婚式
をやったフライ仲間のパーティ
ーの時に、牛の丸焼きをスライ
スするのに大活躍した。消毒し
てから。
食べる人が自分でロースターの
上で丸太刺しになっている子牛
の身を削ぐのだが、他に用意さ
れたナイフではなく、いつの
にか私が参加者用に貸し出した
佐冶剣鉈の前に長蛇の列が出来
た。
他に用意されたナイフよりも抜
群に切れたからだろう。
並ぶ人に理由を尋ねたら、「こっ
ちのほうが切れるから」との事
だった。
私がブレードの刃を研ぎ上げて
刀身を清拭したものだ。
その佐冶剣鉈は大切に使っていた
が、東京から広島に出張に来た
会社の同僚が気に入って「くれ」
言って強引に持って帰ってし
まった(笑)。

この素晴らしいニジマスが釣れ
る人造湖のあるキャンプ場は、
経営者の杜撰な放漫経営により
現在閉鎖。廃墟となっている。
管理人や従業員にも賃金未払い
が1年以上続けられた。無数の
ログハウスを建築した大工の棟
梁にも未払いのまま。
素晴らしい場所だったが、経営
の中身はひどいものだった。
ここで働く従業員の人たちは頑
張り屋の良い人たちばかりだっ
たが、全員が悲惨な目に遭った。
この広大なエリアを一部改造して、
サバゲフィールドにする計画も
あったが、それも頓挫した。
オープンから暫くは、来客も多
く、地元TVやフライ専門誌にも
大きく取り上げられたのだけど
ね。
一番苦労したのは従業員たちだ。

この場所で、私は鍛造刃物の焼き
入れ会を開いたりしていた。
その2001年の焼入れ会の参加者
とは、今も友人としての関係が
続いている。それどころか、二輪
士としての同志だ(笑

アウトドア活動ではナイフは必携
だ。
単なる好き嫌いの趣味を超える。
野外においては、何丁ものナイフ
携帯する。用途に応じて使い分
けるのだ。

フライベストを着用した時には
必ずこれを持つ。釣り糸や小物
カット用。
これは杉原渓童さんのカスタム
ナイフだ。
ブレードの長さは小指ほどだが、
とても使い勝手がいい良いナイフ。
物凄く切れる。ハンドルはストー
ンのようだ。









このアイダ・ハンドスケルペル
も気に入っていたが、未使用の
まま九州の友人に進呈した。


私のオービスのフライベストは
現在冬眠中だ。夏だけど(笑
最近では冬眠中の積雪が万年雪
になりつつあるよ(笑)。

私は世界組織のFFF(フェデレー
ション・オブ・フライフィッシン
グ)の正式メンバーである。本部
アメリカ合衆国モンタナ州ボーズ
マン。
ボーズマンてのは釣り師にとって
は良い地名じゃないよな〜(笑)。

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