昨日はぞろ目なし
ラスレス
>無題Nameとしあき 22/06/02(木)01:30:27No.17102391+
>ラスレスならクー様の衣装がFGOの水着沖田のコスプレになる

　「――――アクセル！シューター！（ｷﾞｭﾝ!ｷﾞｭﾝ!ｷﾞｭﾝ!ｷﾞｭﾝ!）」
エリオの放つ射撃魔法がミライへ迫る
同時に複数のシューターが放たれ様々な角度からミライに襲い掛かるのだが
　「へぇ（ﾊﾞｼｭﾝ!ﾊﾞｼｭﾝ!ﾊﾞｼｭﾝ!ﾊﾞｼｭﾝ!....）」
それらは全てミライを包み込む様に展開されたバリア系魔法が全て防いでしまった
　「シューターの数、速度、軌道
　　どれも以前とは比べ物にならないくらい上達したねエリオ」
　「それでもミライさんのバリアを抜けないのは正直自信を無くしますけどね」
　「あっははは！私は防御系にかけては一家言あるからねぇ
　　弟子に簡単にぶち抜かれたらそれこそ師匠の面目丸潰れだよ♪」
笑顔で言い放つミライだがエリオは内心穏やかではない
何しろ今放ったアクセルシューターは全力でミライのバリアを破壊する気で放ったもの
仮にバリアが抜けなくてもバリアにダメージを与えられると思っていたのだ

エリオと嘘と模擬戦と＜ミライは知る＞

だが実際は傷一つ付かずにただ防がれてしまっただけ
これにはエリオもショックを受けてしまうだろう
それでもエリオは気持ちを切り替えすぐさま次の攻撃に移る
　「ストライクシューター！（ｷｭｫｫｫｫ....）はぁ！（ﾄﾞｫﾝ!ﾄﾞｫﾝ!ﾄﾞｫﾝ!）」
今度は螺旋状に成型されたシューターが数発放たれる
回転によって貫通力を増したシューター
これならミライのバリアも抜けるだろうという算段だ
　「なるほど…（ﾌﾞﾝ!）」
ミライが自身のデバイスである杖を振り上げると新たなバリアが展開される
そしてバリアに突き刺さるストライクシューターだったが
　（ｷﾞｬﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ!）
高速回転し続けているが中々バリアを貫通出来ない
やがてストライクシューターの回転が落ちていき
　（ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ......）
シューターの形状を維持出来ず消滅してしまった

　「今！（ﾄﾞﾝｯ!）」
エリオは別のストライクシューターを加速させバリアに向かって突っ込ませる
最初に数発放ったシューターの内最初の一発が消えた
その直後に間髪入れずに別のシューターを突っ込ませるがその場所は
　「へぇ…さっきと寸分違わず同じ場所を狙ったの
　　正確で見事な狙いねエリオ」
最初のシューターが削っていた箇所に二発目が着弾
続け様に同じ個所に直撃する事で一点に威力を集中させるつもりの様だ
　「リボルバー！（ﾌﾞｫﾝ!....）ストライク！（ｷﾞｭﾜｧｧｧｧｧｧｧ!）」
そして次なる一手をエリオは放った
ストラーダを回転させながらブーストをかけてミライに突っ込んでいく
エリオが狙うはただ一点、それは二発目のシューターが消滅した箇所
　「はぁ！（ｽﾞｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬ!.....ﾊﾞｷｬｧｧｧｧｧｧﾝ!）」
ついにエリオの攻撃がミライの強固なバリアを打ち抜いたのである
次に狙うはミライ本人、エリオの目は既にバリアの内部にいたミライに狙いを付け

　「はい残念（ﾄﾝｯ...）」
　「え？」
バリアを抜いた直後のエリオの額にミライの指が触れる
一本の指が触れると今度はエリオの腰の部分がミライのデバイスで叩かれた
　「（ｸﾞｫﾝ!）うわっ！？（ﾄﾞｻｧ!）」
するとエリオの身体は勢いよく一回転して仰向けに地面に叩きつけられてしまう
　「（ｽﾁｬ...）チェック」
地面に横たわったエリオに突き付けられたデバイス
それは勝負の決着を意味するものだった
　「はぁ～～～～……またミライさんに勝てなかった」
　「何言ってるの？私の防御を突破出来た事自体誇っていいくらいなのよ？
　　正直エリオに抜けられると思っていなかったもの」
一点集中の畳みかける様な連続攻撃
それでミライのバリアを抜いたはいいがそれだけだ
肝心のミライ本人には何も出来ずカウンターを受けて敗北してしまった

　「ただエリオは攻撃がちょっと素直すぎるのよね
　　次の一手が手に取る様に読めちゃうから今みたいに返されちゃうのよ」
　「それが出来るのはミライさんくらいだと思うのですが…」
ミライに差し出された手を握り身体を起こしながら呟くエリオ
顔には悔しそうな色が浮かんでいる
　「エリオはもうちょっと嘘が上手に付ける様になった方がいいわね
　　さすがに先生程見事に嘘を付けとは言わないけど
　　出来ればアツェレイくらい相手を騙せる様にならなきゃ」
それはエリオにとってかなり難しい問題でもあった
何故なら今ミライが言った様にエリオは素直すぎる
誰に対しても何に対しても
何しろ普段から嘘を付くのが苦手なのだ
果てはエリオが嘘を付いてもすぐ相手にバレてしまうくらいである
　「戦いの中で相手を騙すというのも大事な事よ？
　　そうでないと相手の裏をかく事は出来ないからね」

　「僕には難題です…」
　「そうだ！なら私を敵だと思って本気でかかってきなよ
　　それも憎き仇とか復讐の相手とかそういう設定で」
　「え……」
　「エリオならそれくらいに思った方が相手の裏をかきやすいんじゃない？」
ミライにしてみれば他愛の無い提案、だがそれがいけなかった
　「…………すみませんミライさん、今日はこのくらいにしておきましょう」
　「エリオ？」
何を思ったのかエリオはそそくさと訓練場から立ち去ろうとしたのだ
　「ちょっと待ってよエリオ、いったいどうしたの？」
　「なななな何でもありませんよ（ｽﾞﾙｯ!）わっ！？（ﾄﾞｼｬｱ!）」
そして集中力が欠如していた為か足を引っかけて転んでしまった
普段のエリオらしくないまるでウーノの様なドジっぷり
これはミライも違和感を覚え
　「何かマズい事でもあったのエリオ？お姉さんに言ってごらん？」

転んだエリオの前でしゃがみ込みそう言ったのだ
　「えっと…ミライさん…？」
エリオは今のミライを見て思い出した
それはかつてミライの執務官補佐をしていた頃に何度か見た現象
その名も『世話焼きお姉さんモード（エリオ命名）』
　「な、何でもありませんだから失礼し（ｶﾞｼｨ!）」
起き上がったエリオがその場を急いで去ろうとした時背後から羽交い絞めにされる
　「エリオ何か隠してる事あるでしょ？」
　「何も隠していません」
　「嘘、エリオの嘘は分かりやすいんだからね？」
　「な、何でもありませんからー！（ﾀﾞｯ!）」
　「あ！エリオー！……もう！」
結局エリオはミライの拘束を振り切って足早に逃げる様に立ち去ってしまったのである

MEXT：『ミライ・エリシュは分かりたい』

ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！

ゾロ目ならアツェレイをノーパンミニスカメイドの衣装で拘束してコロクの家に放置する

ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕は桃子＆美由希っぱい

ラスレスなら雷帝さんの衣装がミニスカナースになる