泊原発の運転差止めに心配も

ジャーナリストの佐々木俊尚が6月1日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。北海道電力泊原発の運転差し止めを命じた札幌地裁の判決について解説した。

北海道・泊原発=写真提供:産経新聞社

札幌地裁が泊原発の運転差し止め命じる

北海道電力泊原発1~3号機(北海道泊村)をめぐり、道内の住民ら約1200人が北海道電に廃炉や運転差し止めを求めた訴訟の判決で、札幌地裁(谷口哲也裁判長)は5月31日、津波対策が不十分だとして、現在定期検査中の3基の運転差し止めを命じた。

飯田)運転差し止めを命じたということです。

佐々木)裁判所の判断なので、異議を言いようもないのですが、これだけ電力がひっ迫している状況で、このような判決が出て大丈夫なのかという心配はあります。北海道は2018年の胆振東部地震で……。

飯田)ブラックアウトしましたよね。

佐々木)またそれが起きるのではないかと。しかも2022年の冬は電力需給ひっ迫の恐れがあるということで、政府がかなり焦っていました。数日前のニュースでは、大規模停電になりそうになったら大企業などを対象に電気使用制限を発令するという報道もありました。そのようなことをしたら、電力は保たれるかも知れませんが、経済がストップしますよね。

飯田)判決の報道しか出ていませんが、要旨を見ても、その辺りへの言及はあまりなかったように感じます。

佐々木)心配です。

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  • 28

    >27 「おおむね妥当」の評価がでてますよ、審理には間に合わなかったようですが。
    裁判所の「安全性の基準」もいまいち不明瞭なのところに不満を持つ人も多いのでは?

  • 27

    裁判所は原発の設備対策が不十分と言っている。
    原子力規制委員会の審査の結論は出ているんだっけ?
    出ていないなら、当然運転しちゃあかんってのは妥当だと思う。
    安全性か経済をとるとすれば安全性。
    北海道電力が基準を相当上回る対策をとっていても
    審査中ならダメというでしょう。いやダメというべき。
    経済をとるなら、リスクと補償を考える必要がある。
    電気がひっ迫するからというのは
    ちょっと違うのではないかと思う。

  • 26

    地裁レベルの判決ですから、上に上がれば、別の判断になると思います。原発も進化していますが、大きい炉は、だんだん使わなくなってくるでしょう。ただ電力逼迫の状況では、制御しやすい原発は安定した電源の一つですね。核燃料廃棄物も技術開発で半減期が短縮されそうですし、SMRやマイクロモジュールなど、電源喪失でも暴走せず、自然停止するなど期待できます。気になるのは、商売というか、執念で原発反対の人が地域を巻き込んで争いの種をまいていないか?心配です。話してみると、出自は左っぽい感じのひとですが、ソビエト崩壊で、原発反対、基地反対、自然、SDGSやジェンダーフリーの方へ移った感もあります。技術の進歩を期待しておきたいものです。泊原発は控訴して再稼働してほしいと思います。かつての民主党政権、野田さんは、原発再稼働を総理一任に近い状態で決めた経緯もあります。

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