セミナーA
GⅠ山梨
天に選ばれし名水で醸す山梨の日本酒
笹一酒造株式会社 代表取締役社長
◉ 1978年生。山梨県出身。◉ 高校卒業後渡米し南カリフォルニア大学 メディアマーケティングを専攻◉2001年帰国後、都内の外資系広告代理店に入社。営業及び、フォトグラファーのマネージメント業に従事。◉ 2010年 笹一酒造株式会社に入社。◉ 2013年大量生産の設備を全廃し能登杜氏による手造りのブランド「旦」を創設。自社ワインブランド「OLIFANT」のブランディング、営業に携わる。◉ 2015年専務取締役に就任。BCPを策定し経営強化を図る。
◉ 2019年代表取締役社長に就任。全量山梨県産にこだわった「笹一」のリニューアルを発表。また、社会循環型経営の第一弾として「SASAICHI KRAND CAFE」をオープン。山梨大学認定ワイン科学士取得。◉ 2020年新型コロナウイルス感染拡大に伴い消毒用アルコール不足に対応すべく、BCPで培った知的資産を活用して「笹一アルコール77」を開発・発売。日経トレンディ「2020 ヒット商品ベスト30」に選定。直営ショップ「笹一酒遊館」の改装リニューアルオープン・2021年グッドデザイン賞受賞
- 試飲予定あり
- 山梨県産の日本酒の現状
- 山梨県酒造協同組合が抱える課題、経過
- 地理的表示「GI山梨」
- 今後の展望
造り手が語る伝統的酒造り
ユネスコ無形文化遺産登録に向けて
1957年 石川県出身
日本大学卒業 数馬酒造入社(営業部)
1997年 数馬酒造製造部移動
2004年 杜氏就任
2008年 日本スポーツマスターズ バドミントン競技優勝
2024年 滋賀県喜多酒造杜氏に
2020年 能登杜氏組合長に
1981年生まれ 奈良県出身
2004年 関西大学卒業 株式会社阪急百貨店に入社
2008年 油長酒造株式会社に入社
2014年 代表取締役 社長就任、現在に至る
現在 「風の森」「鷹長」製造に携わる
「奈良県菩提酛による清酒製造研究会 会員」
愛媛県出身。国税庁、国税局や(独)酒類総合研究所で、製造技術の指導や日本酒と焼酎のフレーバーに関する研究を行う。日本酒造組合中央会では、国内外のPRイベントの企画・運営の他、各種セミナーの講師。
「伝統的酒造り」が、本年度のユネスコ無形文化遺産への提案書として提出されました。日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術は、長年にわたって杜氏等が経験の蓄積によって探り出し、わざとして築き上げられてきした。日本を代表する杜氏集団である能登杜氏、古典を読み解き菩提酛や大甕仕込みに取組む蔵元に、伝統的酒造り技術の素晴らしさについて語っていただきます。
高知の酒造り
高知酵母CEL24・宇宙深海酵母
1982年近畿大学農学部農芸化学卒業。84年3月、高知大学大学院農学研究科修了後、土佐鶴酒造に入社。85年に高知県に入庁し、高知県工業技術センターへ。食品開発課長、技術次長を経て、醸造技術企画監を最後に退職。在職中は県産酒米や酵母の開発、清酒醸造技術に関する研究に取り組んできた。00年愛媛大学大学院修了「芳香性の高い酒類の開発に関する研究」で学位取得。
01年より高知大学農学部客員准教授(海洋深層水利用学講座)、18年より20年まで客員教授併任。現在は、高知県酒造組合技術顧問、日本酒造組合中央会四国支部技術顧問、高知県食品加工特別技術支援員を務める。
- 試飲予定あり
- 土佐酒は全国屈指の辛口で、雑味が少なく後口がキレイな味である。この土佐酒を支えるため、県産の酒米「吟の夢」や「土佐麗」を開発してきた。また、高知酵母は種類が多く、各酒造場の酒質も非常に多彩である。特に高知酵母「CEL24」はパイナップル様の香りが高く、土佐酒としては異色の甘口酒であるが、近年、多数の蔵が使用しており、そのバリエーションが益々増えている。
06年に高知酵母6種を宇宙で育てて開発した土佐宇宙酒を更に発展させようと、JAMSTECの協力のもと、今度は宇宙酵母を深海に沈めて造る宇宙深海酒の開発に取り組んだ。19年の南鳥島水深6000m、1年間のチャレンジは失敗したが、圧力耐性酵母を育種することにより、21年の日本海溝6000m、4か月間にわたる2度目のチャレンジでは、少数の酵母ではあったが、見事に生還を果たした。有望株を選抜して、昨秋より県内酒造場で宇宙酒に加え、宇宙深海酒、深海酒が10酒造場より発売された。
新酒造好適米「さかほまれ」誕生と
「ふくい酵母」の魅力
1971年 東京都葛飾区生まれ
1994年 京都大学農学部農芸化学科卒業
コシヒカリを生んだ福井県、さらに美味しいお米を作るため福井県農業試験場において主任研究員を務める。開発に携わった2017年に発売開始の「いちほまれ」は日本穀物検定協会から「特A」の評価を受けた。
1963年 福井県三方上中郡若狭町生まれ
1987年 島根大学農学部農芸化学科卒業
味噌、醤油はもちろん、野菜、魚などの食品の加工技術の開発に取り組んでいる福井県食品加工研究所、ここで30年余りにわたりふくい酵母の開発をはじめ醸造技術指導、酒米分析など福井県の酒造りをサポート、全国新酒鑑評会や金沢国税局酒類鑑評会の品質評価員などを務める。
- 試飲予定あり
- 小林氏
酒米開発にかける想いと開発までの道のり ( 約20分 )
(プロジェクターによる育種工程の紹介など) - 久保氏
ふくい酵母の開発とその特徴 ( 約20分 )
(FK-501酵母とFK-802酵母で醸造した「さかほまれ」純米大吟醸酒の比較試飲)
(さかほまれ味わいマップの紹介)
GI長野
オール長野で多様性
・昭和34年3月生まれ
・平成24年8月より 長野県酒造組合副会長
・昭和59年7月生まれ・37歳
・平成21年より角口酒造店杜氏就任
・平成26年6月 日本酒造杜氏認定
・令和2年9月より 長野県酒造組合製造技術委員長
- 試飲予定あり
- 「GI長野」PVの放映。
- 「GI長野」のご紹介(制度の説明)
- 「GI長野」ってどんなお酒?(「GI長野」官能審査について)
- 長野県の米作り・酒造りについて
清酒造りの起源 菩提酛
1981年生まれ 奈良県出身
2004年 関西大学卒業 株式会社阪急百貨店に入社
2008年 油長酒造株式会社に入社
2014年 代表取締役 社長就任、現在に至る
現在 「風の森」「鷹長」製造に携わる
「奈良県菩提酛による清酒製造研究会 会員」
1981年生まれ 奈良県出身
2004年 東京農業大学卒業 森永乳業株式会社に入社
2015年 倉本酒造株式会社に入社
2020年 代表取締役 社長就任 現在に至る
現在 「金嶽」「つげのひむろ」「KURAMOTO」製造に携わる
「奈良県菩提酛による清酒製造研究会 会員」
- 試飲予定あり
- 現在、一般的に飲まれている清酒(モロミを布で濾し酒粕と液に分けられた透き通った酒)が初めて造られた場所、すなわち日本清酒発祥の地は「奈良」であると考えられています。その清酒造りの中心地の一つが奈良市にある「正暦寺」でした。
1999年「奈良県菩提酛による清酒製造研究会」によって正暦寺敷地内で復活させた菩提酛造りを詳しくご紹介いたします。
「酒類総合研究所のご紹介」と
「全国新酒鑑評会のおはなし」
1986年(昭和61年)年4月、国税庁へ入庁。入庁後、酒類総合研究所醸造技術応用研究
部門副部門長、同醸造技術基盤研究部門長、同業務統括部門長を経て2021年(令和3年)4月1日、独立行政法人酒類総合研究所理事長。
1986年4月 国税庁入庁
1987年1月 仙台国税局鑑定官室技官
その後転々
1997年7月 福岡国税局鑑定官室鑑定官
2001年4月 酒類総合研究所
2019年1月 品質・評価研究部門
- 酒類総合研究所のご紹介(福田氏)※12:00~12:30
- 全国新酒鑑評会のおはなし。全国新酒鑑評会の概要、審査方法、特にコロナ対策でここ3年で大きく変わった審査方法などについて(山田氏)※13:00~13:30
最先端の日本酒ペアリング
やってみよう!日本酒実験室
岩手県出身。保険業界のシステムエンジニアから飲食業界に憧れて転身。飲食店で勤務するなかで日本酒に魅了され、日本全国の酒蔵や酒販店を訪ねるようになる。酒類総合研究所の研修に参加するなど日本酒の専門知識を習得し、化学的知見から一人ひとりに合わせた日本酒を提供することで人気店舗となる。口内調味やペアリングというキーワードで新しい日本酒体験を作り、さまざまなジャンルの料理人や専門家ともコラボレーションし、新しい日本酒のスタイルを日々模索している。2019年には日本酒や日本の食文化を世界に発信する「酒サムライ」に叙任。国内外の日本酒ファンを魅了し続けている。
著書
『日本酒に恋して』千葉麻里絵 (著) 目白花子 (著)/主婦と生活社
『最先端の日本酒ペアリング』千葉 麻里絵 (著),宇都宮 仁 (著)/旭屋出版
映画
『カンパイ!日本酒に恋した女たち』出演:今田美穂・千葉麻里絵・レベッカ・ウィルソ
ンライ 配給:シンカ
オンラインサロン
まりえ実験室 https://www.marie-lab.com/
YouTube
千葉麻里絵のもろみラジオ https://www.marie-lab.com/
愛媛県出身。国税庁、国税局や(独)酒類総合研究所で、製造技術の指導や日本酒と焼酎のフレーバーに関する研究を行う。日本酒造組合中央会では、国内外のPRイベントの企画・運営の他、各種セミナーの講師。
繊細で水彩画のようで何にでもあう日本酒の世界から、食の多様化に対応する新たな日本酒の特性を生かしたペアリングへ。「最先端の日本酒ペアリング(2019)」で紹介したペアリング技法に加え、新しい組み合わせやテクニックによるさらに驚きの体験をあなたに。(千葉氏)
最先端の日本酒ペアリングを化学的根拠に基づいて説明し、実際にみなさまに驚きの体験をしていただく。(宇都宮氏)
おつまみ & SAKE レシピ
銀行や国立健康・栄養研究所勤務などを経て(株)しょくスポーツを設立。日本酒を生かした料理の提案を得意とする一方、トップアスリートの栄養サポートの他、セミナー講師、メディア出演、企業の健康づくりにも関与。「日本酒は最高の調味料!ひと振り酒 おいしさ倍増レシピ」「ご当地おつまみ& SAKE Recipe」など著書や監修多数。ゴルフと酒蔵巡りが趣味。 (株)しょくスポーツ
HP http://www.shoku-sports.jp
- 試飲予定あり
- 現在、日本酒造組合中央会のHPで好評を得ている 「ご当地おつまみ&SAKE」の家吞用おつまみレシピの中から、簡単で美味しい人気レシピ3点の紹介と試食。また、そのおつまみに合う日本酒とのペアリングも楽しめます。