コピバンをやりたいけれど、楽譜が高い。。
耳コピできないし、GLNET+が使えないから楽譜を買うしかないか。。
そんな方に、MIDIファイルからバンドスコアをつくる方法をお勧めします!
MIDIファイルさえ手に入れば、無料で楽譜にできます。
また、MIDIファイルは楽譜に比べて安く、検索すれば無料で手に入るものもあります。
記事後半で紹介しますが、あの「YAMAHA」で108円~から買えます。安定のクオリティなのに安いです。
Windows、Mac両方に対応している方法です!
※この方法ではコードの表示はできますが、TAB譜への変換はできません!
準備するもの
準備するものは、楽譜にしたい「MIDIファイル」とソフトだけ!
MIDI→楽譜への変換手順
それでは、やりかたを説明していきます。
①musescoreをダウンロードする
↑のサイトからソフトをダウンロードします(無料)。
この他にもMIDI→楽譜に出来るソフトはいくつかあるのですが、「musescore」が一番使いやすかったです。
ちなみに他のソフトはこちら↓
Score grapher view
楽譜に起こすことはできますが、とても読みにくいです。
Finale
有名な楽譜ソフトです。MIDIファイルの読み込みはできますが、楽器ごとに楽譜に起こすことは出来ません。
では、musescoreの使い方に戻ります。
②MIDIファイルをmusescoreで開く
musescoreのインストールを済ませておいてください。
1.musescoreを開きます
2.ファイル→「開く」で、MIDIファイルを選びます
(MIDIの入手方法がわからない方は、記事後半をお読みください。)
3.楽譜が表示される
解析が終わると、楽譜が表示されます。
デフォルトでは全てのパートが表示されています。
4.必要なパートを選ぶ
最初の状態では全部のパートが表示されていて見にくいので、必要な楽器だけ表示させます。
- 1番上のチェックボックスのチェックを外す
- 表示させたい楽器にチェックを入れる
- 「適用」ボタンを押す
すると、欲しい楽器だけの楽譜ができます。
これで完成です!
5.PDFで出力
ファイル→エクスポート→「PDFで出力」で、PDFファイルになります。
まずはソフトを使ってみてください
ソフトをダウンロードしたけれど、お金を出してMIDIファイルを買う前に、どんな楽譜になるのか見てみたい・・・
という方は、フリー素材のMIDIファイルをダウンロードし、楽譜にしてみてください。
フリー素材MIDIサイト
(.mid)ファイルをダウンロードしたら、ぜひ上の方法で楽譜にしてみてください。どんな感じで出力されるかはわかると思います。
MIDIの入手方法
MIDIファイルの入手方法です。
①「MIDI (曲名)」で検索し、ダウンロード
オリジナル曲、昔の曲などは著作権フリーでダウンロードできるものもあります。
(.mid)ファイルのダウンロードさえできれば、この記事で紹介した方法で、無料で楽譜にできます!
②ヤマハ データミュージックショップで購入する
邦楽の最新のものはここで大抵そろいます。
さらに、「MIDI定額」サービスでは、月額540円で5曲ダウンロードできるため、1曲108円からダウンロードでき、とってもお得です!
2曲以上ダウンロードするなら、定額がお勧めです。
・クレジットカード
・WebMoney
・楽天ペイ
・ソフトバンクまとめて支払い
・NTTドコモケータイ払い
・auかんたん払い
・リクルートかんたん支払い
です。
購入方法です。
1.ユーザー登録する
アカウントを作成します。
2.MIDIデータを選んで購入
曲によっては、何種類ものファイルがあります。
- 「レジスト」「MIDI」がありますが「MIDI」を選んでください
- 「MIDI」の中には「ピアノ演奏用」などの種類がありますが、「楽器演奏用」を選んでください
(「レジスト」とはエレクトーン演奏用のファイルですが、ここでは使いません。)
(↑MIDI定額で購入した後の画面です)
「MIDI」「楽器演奏用」をダウンロードします。
3.MIDIデータをダウンロード
①MIDIデータを購入後、「ダウンロード履歴」画面に進み、「詳細を見る」をクリックします。
「MIDIデータをダウンロード」をクリックします。
「.zip」形式でダウンロードされます。解凍すると、「.mid」形式のMIDIファイルになります。
このファイルを「musescore」で開けば、記事前半で紹介したように、簡単に楽譜になります。
まとめ
「バンドスコアを買う以外」に、できるだけ安く楽譜を手に入れる方法です。
①MIDIファイルを入手する
②MIDI→楽譜変換ソフトをダウンロードする
③ソフトでMIDIファイルを開き、楽譜データに変換する
以上です。手間はかかりますが、
- オンラインですぐに入手できる
- 必要な楽器だけのスコアがワンクリックで表示できる
- スコアを買うより安い
などのメリットがあります。
是非試してみてください。