(株)福島地下開発

当社は、地質・地下水・土壌汚染などの調査、井戸や温泉の掘削工事、地中熱システムに関する工事などに取り組む会社です。私はその工事部に所属し、現場管理に取り組むほか、補助作業員としても働いています。

担当業務のうち現場管理では、工事が円滑に進められるよう発注者様や現場オペレーターとの打ち合わせを行い、進行に必要なフローや注意点などを把握し、工事全体を管理しています。また施工写真などを取りまとめ、報告書を作成することも重要な仕事となっています。
もう一方の補助作業員業務では、現場オペレーターを細かくサポートしております。機械操作が円滑に行えるよう、現場での作業に取り組んでいます。
普段の業務で心掛けているのは、現場オペレーターが動きやすい環境づくりです。オペレーターの先の業務を把握しながら次に何をすべきか予測し、どのように行動すれば進めやすいのかを考えながら働いています。また報告書作成時には、お客様に分かりやすく伝えられるよう注意しながら内容をまとめてきました。そういった仕事を通じて学んだのが、諦めない気持ちの大切さです。当社は地下資源に関わるため、見えないものを追求する想像力が求められます。成果が見えにくくても諦めずに取り組むことで、ゴールが近付いてくるのです。そうして掘り当てた水や温泉には、何とも言えない味わい深さを感じますね。

実際に働き始めて感じたのは、他業種の現場仕事と比べても覚えることが多いということ。入社後は現場研修に臨み、工事の流れや仕事内容の把握に努めました。教育面については、会社から資格取得のサポートが受けられます。一定の補助があるため、スキルアップが図りやすい環境ではないかと思います。
今後は業務に必要な知識を身に付け、施工管理技士系の資格取得にも取り組みたいですね。現在の上司からは仕事だけでなく、さまざまなことを学ばせていただきました。1日も早く同じレベルの仕事に取り組めるよう、引き続き成長を図っていきたいと思います。
これから一緒に働きたい人物を挙げるなら、言われたことにだけ取り組むのではなく、自分で考えて行動できるようなタイプでしょうか。ひとつの仕事に取り組む際は、関連する事柄も学ばないとうまく進められません。さまざまな業務に自ら取り組める方なら、当社でも成長できるのではないかと思います。
（小檜山祐紀／工事部・2014年入社）