報道発表資料 新型コロナウイルス感染者への対応処理漏れについて
2022年5月28日
ページ番号:567965
問合せ先:健康局大阪市保健所感染症対策課(06-6647-3051)
令和4年5月28日 22時15分発表
大阪市保健所において、新型コロナウイルス新規感染者の発生届の受理後に行う対応ができていなかったことが判明しました。
このような事態が発生したことにより、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損なうことになりましたことを深くお詫び申し上げるとともに、再発防止に努めてまいります。
1 経過と概要
令和4年5月27日(金曜日)19時ごろ、大阪市保健所の疫学調査担当が患者情報を共有するためのデータを整理していたところ、令和4年5月19日(木曜日)に提出された新型コロナウイルス新規感染者の発生届のうちの137名分について、ハーシス入力後に作成される患者情報を共有するためのデータが作成されていないことが判明しました。すぐに状況を確認したところ、65歳以上や基礎疾患等をお持ちの方など電話による疫学調査が必要な7名及びSMSや電話により療養期間等のお知らせが必要な79名について、対応処理ができていないことが5月28日(土曜日)に判明しました。
なお、対応処理が必要な86名のうち、携帯電話をお持ちの84名に対しては、上記のSMSとは別にハーシス入力後直ちにSMS(My HER-SYSや「療養のしおり」のご案内)を送信していました。
(注)My HER-SYSとは、陽性者ご本人等がスマートフォン等でご自身の健康状態を入力できる健康管理機能です。
2 判明後の対応
電話による疫学調査が必要な7名の方には、令和4年5月28日(土曜日)に電話でお詫びするとともに、いずれの方も重症化せずに回復されていることを確認しました。
また、SMSや電話による療養期間等のお知らせが必要な79名の方には、5月28日(土曜日)にSMS送信等による情報提供を行いました。
なお、本件以外に、同様の処理ができていないものがないか直ちに確認しましたが、ほかに同様の事例はありませんでした。
3 発生原因
保健所内において、患者情報を共有するためのデータがツール(エクセル)の不具合により作成されなかったことに加え、データが正しく作成されていることの確認が漏れていたため、その後の対応処理ができなかったことが原因です。
4 再発防止策について
患者情報を共有するためのデータ件数について誤りがないかの複数人によるチェックを徹底します。なお、共有データを作成するためのツール(エクセル)の不具合は解消済です。