ウェブ展示

・特殊な印刷や加工を用いた切手 

メタリックマルチイメージ(金属多重模様)

 印刷局が独自に開発し、特許を取得した技術で、インキの金属光沢を利用し、傾けると2つの模様や文字が交互に見えるというものです。ちなみに、傾けることによって異なる図柄が見えるという技術は、お札にも採用されています。
 平成14(2002)年に発行された切手趣味週間切手で初めて採用されて以降、2017年までこの技術が連続して使われていたほか、「お年玉付きオリジナル年賀切手」にも使われました。


切手趣味週間 82円
平成14(2002)年

初めてメタリックマルチイメージが採用された切手。
競馬の絵の上部に、「NIPPON」および「PHILATELY WEEK 2002」の文字が交互に見える。

※切手の画像をクリックすると拡大します。

 


切手趣味週間 82円
平成29(2017)年

『燕子花図屏風』(尾形光琳)を図柄に用いた切手で、 傾ける向きによって、作者の名前
「KORIN」「OGATA」の文字が交互に見える。


※切手の画像をクリックすると拡大します。

メタリックマルチイメージ動画

 上記で紹介した切手のメタリックマルチイメージを動画でご覧いただけます。




このページの先頭へ

>「特殊な印刷や加工を用いた切手 マイクロ文字」に進む