扶桑社の本を最大限売るために何ができるか、
試行錯誤する毎日です
私は入社以来、「ESSE」編集部で雑誌・Web媒体の編集業務を経験し、総務・人事部を経て、現在は販売促進部で書店営業を担当しています。
日々の業務としては、書店の仕入れ担当者と商談をして毎月の新刊を案内したり、売り上げデータに基づいた既刊の受注に対応したり、仕掛け販売やフェアを提案したり。実際に書店に出向いて、棚を作らせてもらうこともあります。受注に必要な注文書や実績資料の作成、POPなどの店頭拡材作成も仕事のひとつです。
扶桑社は毎月さまざまなジャンルの本を出版しているので、各書店の実売データを分析しながら、その書店ごとの客層に合わせた本を選定・提案しています。 本と客層がマッチしたときの反響は大きく、思いがけないヒット作が生まれることも。
書店に提案した本が数日後には店頭にならび、実際に売れていく(または思ったように結果がでない)様子がすぐに売り上げデータに反映される、そのリアル感がおもしろいな、と思っています。
書店で本をしっかり売るためには、客層に合ったものを提案することが重要だと考えています。たとえば、書店チェーンで毎年実施しているムックフェア。初めて担当した年は、全国的に売れている商品だけを集めて提案しました。ただ、期間中に店舗をまわって書店員さんと話していると、思っていたよりも年配のお客様が多いことに気づきました。
そこで2年目は「この書店では血圧や介護など、健康系のムックが売れそうだ」と、ラインナップを変更、売り上げが目に見えて増加しました。「来年もやりましょう」と書店員さんに声をかけてもらえたことがとても嬉しかったです。
それからは、より一層力を入れて、店舗でお客様の様子を観察したり、書店員さんと話したりしてフェアに入れる本を選ぶようになりました。毎年伸ばし続けるのは難しいけれど、その分やりがいのある仕事だなと思います。
何をしたいのかを重視され、やりたいことに挑戦できる環境
就職活動中は、出版社に絞って受けていました。そのなかでも、扶桑社の面接を受けたとき、一次から最終まで、どの面接でも「入社したら、どんな企画をやりたい?どんな本を作りたい?」と、入社後の話をしてくれたのが印象に残っています。「何をしたいのか」を重視してくれる社風なのかなと。いざ入社してみると、やりたいことを伝え続けていれば拾ってくれるし、予想以上に大きな仕事を任せてもらえることもあるので、直感は間違っていませんでした。
「いいよ、やってみな」と言ってもらえて、迷ったり困ったりしたときには先輩や上司にサポートしてもらえる。新しいことに挑戦しやすい環境が扶桑社にはあります。私自身、これからも挑戦していきたいし、私がそうしてもらったように、後輩たちをサポートすることで返していきたいなと思っています。
- profile
販売促進部馬場 美沙紀
- 2013年4月入社→ESSE編集部→総務・人事部→販売促進部
- (2020年4月現在の情報です)