ニッポン放送のサイト『ニッポン放送ニュースしゃベル』の連載【【大人のMusic Calandar】】からお届けします。
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おととい7月24日は、河合奈保子の誕生日…あれれっ、誕生日に奈保子の記事は前にもありましたよね? と言いつつ、コロムビアのアイドルコンピをまとめた責任上、もっともっと盛り上げろという使命を与えられましたので、喜んで乗らせていただきます。ただし、既に書かれたことを繰り返すわけにはいきませんので、ここは80年前後のアイドル事情を俯瞰しつつ、個人的な視点でまとめてみたいと思います。
筆者が奈保子の存在を初めて意識したのは、1980年の6月30日。その最初の日に「大きな森の小さなお家」でデビューした記念すべき月間を、当時を代表する歌番組「夜のヒットスタジオ」への初出演で締めくくった。ちなみにその4週間前には、YMOが初めての「所謂歌番組」への出演を果たすという歴史的事件も同番組にもたらされ、ドキドキしながら観たのを忘れられない。
それと同じほど衝撃的だったのが、その6月30日の放送回に、滅多にテレビに登場しない吉田拓郎が同番組への初出演を果たしたことである。その瞬間を目撃しようと、静粛な気持ちでブラウン菅を眺めていたら、最初に目に飛び込んできたのは当時ブレイク真っ只中だったシャネルズの面々。オープニングメドレーで彼らが歌ったのは、「大きな森の小さなお家」という可愛らしい曲。誰の曲だ? 彼らの紹介を受けて登場したのは、まさに初々しい雰囲気を湛えた新人歌手・河合奈保子だった。
結局、その数分後ギター一本で「旅の宿」を歌った拓郎さんに持って行かれてしまい、その後の記憶は定かではない。しかし、歌謡界にまた一つ、可憐な花が加わったなという印象は抱いた。この曲はオリコン最高36位という、当時のデビュー曲としては健闘した部類に入るポジションを記録したが、ベスト100に入った期間16週というのは、続く「ヤング・ボーイ」、及び83年の代表作「エスカレーション」と並ぶ最高タイ記録となっている。持続力で勝負した一曲となった。確かに、当時の中坊にとってこの歌詞は、秘密の扉の鍵を開けるような、素直に口にするのに勇気を要したものだった。大ブレイク間もなく「例の事件」を起こしてしまったシャネルズに歌わせた「夜ヒット」も罪なものだが、奈保子の歌声は、少年少女の恥じらいさえ健康的魅力で中和してしまうような、まさにヤングアイドルかくあるべしと思わせるものだったのだ。
78年~79年は、石野真子が新人として一人健闘していたものの、アイドルファンにとっては「冬の時代」としか形容できない時期だった。その隙間を縫うように、自作曲を歌ったり、ニューミュージック系の作家を主に起用して洗練した音楽性を打ち出した若い女性歌手達が数多く台頭し、人気を博した。個人的には、それも憎めなかったのだけど、テレビの中の華やかさと異質な世界に馴染めない人も多かっただろう。
そこに80年4月、松田聖子が現れる。彼女を最初に見たのは、普段はニューミュージック系の新人紹介に重きを置いているFM誌の一コーナーで、あたかもニューミュージックの人であるかのような紹介のされ方だった。ある意味それも当たっていたことを、後の作家起用面で証明したのだけれど、それでも年末の新人賞レースで話題を呼んだ仕草とか、男性アイドルと噂話がささやかれたことで、「やはり芸能界の人だな」というイメージが浸透することになる。結局、80年代アイドルのスタイルの雛形は、聖子のそんな面によって形成されていったのだが。
奈保子と同じ日に「No.1」でデビューした柏原よしえ(芳恵)は、若さこそ強調していたものの、最初はスロースターターだった。7枚目に出したカバー曲「ハロー・グッバイ」まで、真のブレイクは訪れなかった。同じ月の21日にデビューした石坂智子は、それまで熱狂的岩崎宏美ファンだった友達が即夢中になったものの、大ヒットには恵まれず。さらにその日にデビューした甲斐智枝美は、2006年、悲劇的な最期に散ってしまう。
そして河合奈保子は、2曲目「ヤング・ボーイ」から親しみやすい路線を一貫して歩み始め、トップアイドル集団へと加わる。デビュー2年目に大きな怪我に襲われ、長期活動中止に至った時は、「麻丘めぐみみたいになっちゃうのかな?」と心配の声も上がったが、根性で新曲発表を続け、デビュー5周年記念曲となった21枚目のシングル「デビュー?Fly Me To Love」で遂に悲願の1位を獲得。「セーラー服を脱がさないで」の発売で時代がおニャン子色に染まり始めるまさに11日前、85年6月24日の出来事だった。
アイドルの世界がその時劇的に変わったのと同じように、奈保子の内部にも変化が起こり始めた。アルバムで自作曲を発表し始め、翌年にはアルバム全曲を自作曲で固めた『スカーレット』を発表。アイドルから、セルフプロデュースできるアーティストへと脱皮を始める。この時期の曲にも重要なものは結構あるけれど、瞼の奥に刻まれている彼女の姿にこそ、80年代の真の輝きはある。そんな全盛期の河合奈保子を堪能できる、貴重すぎる映像満載のDVD3枚組『河合奈保子プレミアムコレクション』がいよいよ、来月30日発売になります。殺伐とした世の中に落ち着かない皆さんこそ、けんかをやめて、じっくり彼女の世界に浸りませんか?
【筆者】丸芽志悟 (まるめ・しご) : 丸芽志悟 (まるめ・しご) : 不毛な青春時代?レコード会社勤務を経て、ネットを拠点とする「好き者」として音楽啓蒙活動を開始。『アングラ・カーニバル』『60sビート・ガールズ・コレクション』(共にテイチク)等再発CDの共同監修、ライヴ及びDJイベントの主催をFine Vacation Company名義で手がける。近年は即興演奏を軸とした自由形態バンドRacco-1000を率い活動、フルートなどを担当。 5月24日、初監修コンピレーションアルバム『コロムビア・ガールズ伝説』(3タイトル)が発売された。
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ニッポン放送のサイト『しゃベル』の連載【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第346回からお届けします。
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男運・女運が悪いというのは自分がつまらない相手を選ぶからで、すべては自分が悪いのです。相手に何も要求しない方が、相手から何かを与えてもらえるはずですよ。
瀬戸内寂聴
撮影:斉藤ユーリ
出展:『生きる言葉 あなたへ』光文社文庫
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7月23日(日)に放送されたニッポン放送「笑福亭鶴瓶日曜日のそれ」に、シンガーソングライターの半崎美子が出演。
半崎美子は、インディーズのころから何度もこの「笑福亭鶴瓶日曜日のそれ」に出演。自宅にあるエレピを壁から剥がしてニッポン放送まで持ってきて弾き語りを披露していた。今でもその時の壁の傷は残っているとか。
それから約4年。メジャー1stミニアルバム「うた弁」でデビューして以来、周囲の環境は一変したという。
半崎といえばインディーズの頃からずっと続けているショッピングモールでのライブ。今や”ショッピングモールの歌姫”と呼ばれるほど。
そんな半崎がデビューして一番驚いたことは「ショッピングモールでのライブ前の準備が少なくなったこと」だそうだ。
今まではショッピングモールへ自分で売り込みに行き、ポスターの掲示や椅子を並べたり、会場の設営を自分でやったりしていた。
しかしデビュー後のライブでは、自分が会場に着くとスタッフさんが迎えに来ていたり、会場の設営が終わっていたりとまるで違う待遇に少し驚きつつ感謝の気持ちでいっぱいになったという。
さらに演奏中も、お客さんたちが”聴く体勢”になっていっているのが肌で感じるそうだ。
ショッピングモールという自由な空間で入場無料、立ち見OKという環境では、ふと立ち止まって少し聞いたらまた立ち去ってしまう、というのがよくあるらしい。
しかし少しずつ”半崎美子の歌を座って、しっかり聴こう”という人が増えてきて、通りすがりの人もしっかりと足を止めて聴き入ってくれるようになったとか。その光景は、ショッピングモールなのにまるでコンサートホールのようだったそうだ。少しずつだがその変化がとても嬉しくてありがたいことなのだと語っていた。
これからも、どんどんいろいろな地域でいろいろな人とふれあいながら音楽活動をしていけたらと今後の活動にも意欲を示していた。
<radikoタイムフリー>
(radikoタイムフリー:放送から1週間で配信終了)
番組名:ニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」
放送日:7月23日(日)16時~17時30分
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ニッポン放送のサイト『ニッポン放送ニュースしゃベル』で連載のコラム「しゃベルシネマ」からお届けします。
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さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回は、7月1日から公開中の『忍びの国』を掘り起こします。
侍VS忍び、歴史に秘められた謎を暴く戦国エンターテインメント
「のぼうの城」「村上海賊の娘」など、いまや歴史小説の旗手と呼べる存在となった、和田竜。
明瞭でテンポ良く進む文体は従来の歴史小説のテイストとは大きく異なり、そのギャップゆえ多くの読者を魅了しています。
そして知る人ぞ知る史実に光を当て、その時代を生きる人々をのびやかに描いているのも特徴。
待望の映画化となった『忍びの国』で描かれるのは、常勝・織田信長軍が喫した大番狂わせと言われている、天正伊賀の乱。
何故、最強にして大群勢の織田軍は戦国大名がいない伊賀を攻略することが出来なかったのか?
歴史に秘められた謎をダイナミックなアクションシーンとともに描き出しています。
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時は、戦国。
天下統一に向け、諸国を次々と攻め落とした織田信長が唯一攻め入ることが出来なかった国、伊賀。
そこには超人的な能力を持つ忍者衆が暮らしており、人を人とも思わない人でなしの彼らは“虎狼の族(ころうのやから)”と呼ばれて恐れられていた。
中でも無門は伊賀一の凄腕の忍者でありながら、普段はこのうえないほどの怠け者で、女房のお国に尻に敷かれっぱなし。
天正七年九月、信長の次男・織田信雄が父の命に背いて伊賀討伐に乗り出す。
圧倒的な軍勢を率いた織田軍を前に、無門率いる軍団は想像を絶する秘策で小田群に抗戦する…。
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主演を務めるのは、大野智。
どこか飄々としていて自然体な魅力を放つ彼自身と、伊賀一の忍者なのに妻には頭が上がらない無門のユル〜いキャラクターがマッチしていて、観るほどに笑みがこぼれます。
ところが一転アクションシーンとなると、キレのある動きで観客の目を釘付けに。
アクロバット、ワイヤー、ダンスなどを取り入れ、まったく新しい忍者アクションを披露しています。
共演は無門の最愛の妻・お国に石原さとみ、織田軍最強の武将・日置大膳に伊勢谷友介、物語の鍵を握る忍び・下山平兵衛に鈴木亮平、さらには國村隼、立川談春、知念侑李、平祐奈、マキタスポーツと世代を超えたキャストが顔を揃え、和田作品ならではの個性的なキャラクターに扮しているのも見どころです。
目を見張るのは、なんと言ってもそのド派手なアクション。
常に斬新な映像美でエンターテインメントの魅力を追求している、中村義洋監督。
合戦シーンは、緩急織り交ぜてスピーディーかつコメディタッチに。無門の一騎打ちでは、じっくりと間合いを取って緊迫感あるシーンにと、従来の時代劇とのテイストの違いも愛嬌もたっぷり。
この夏、イチオシの戦国エンターテインメント超大作ですよ。
忍びの国
2017年7月1日から全国東宝系にてロードショー
監督:中村義洋
原作:和田 竜(『忍びの国』新潮文庫)
出演:大野智、石原さとみ、鈴木亮平、知念侑李、マキタスポーツ、平祐奈、満島真之介、でんでん、きたろう、立川談春、國村隼、伊勢谷友介 ほか
©2017 映画『忍びの国』製作委員会
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ニッポン放送のサイト『ニッポン放送ニュースしゃベル』で連載のコラム「しゃベルシネマ」からお届けします。
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さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回は7月28日から全国公開となった『君の膵臓をたべたい』を掘り起こします。
奇抜なタイトルに繊細なストーリー、世代を超えて響きます。
タイトルのインパクトで言えば、2017年に入ってからこれまでに公開された映画の中でも一二を争う奇抜さではないでしょうか。
原作は2016年本屋大賞で第2位に輝いたのをはじめ、数々の賞を受賞。
瞬く間にベストセラーとなった同名小説。
そのタイトルからは想像もつかないような物語の美しさに多くの女性の支持を集め、満を持しての実写映画化となりました。
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高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに教師となった“僕”は、彼女と過ごした数ヶ月を思い返していた。
重い膵臓病を抱える桜良が綴る秘密の闘病日記を見つけたことをきっかけに、次第に彼女と同じ時を過ごすようになる“僕”。
しかし眩いまでの彼女の命は、やがて終わりを迎えてしまう。
そんな桜良の死から12年後、結婚を目前に控えた桜良の親友・恭子もまた、“僕”と同じく桜良と過ごした日々を思い出していた…。
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映画では原作にはない12年後の“現在”を描き出すことで、“現在”と“過去”、2つの時間軸が交錯しながら物語が進んでいく本作。
チャレンジングとも呼べる構成が見事に功を奏し、涙腺崩壊必至な感動作となりました。
重病を患うヒロイン・山内桜良に浜辺美波、クラスメイトの“僕”に北村匠海とフレッシュな顔合わせ。
初々しさの中にも地に足をついた丁寧な芝居が印象的で、本作をきっかけにますます飛躍する予感大。
一方、“現在”のパートでは“僕”役に小栗旬、恭子役に北川景子と、こちらも安定感ある達者ぶりを見せています。
この透明感あふれる物語を映像化したのは、『君と100回目の恋』『黒崎くんの言いなりになんてならない』で注目されている若手監督、月川翔。
彼が撮る映像には行定勲監督や三木孝浩監督の若手時代のようなキラメキと独特の“落ち着き”があり、今後の活躍に期待が高まります。
若手俳優によるキラキラ系ムービーかと思いきや、実は正統派の青春映画“キミスイ”。
タイトルが意味することが分かった瞬間、その感動はより深いものとなることでしょう。
君の膵臓をたべたい
2017年7月28日から全国東宝系にて公開
監督:月川翔
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社刊)
出演:浜辺美波、北村匠海、大友花恋、矢本悠馬、桜田通、森下大地、上地雄輔、北川景子、小栗旬 ほか
©2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 ©住野よる/双葉社
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7月17日(月)深夜放送されたラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」で、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で演じる“井伊直政”の役作りのため、乗馬の練習をしたことを語った。
『おんな城主 直虎』で初めて大河ドラマに挑む菅田は、戦国最強の精鋭部隊「井伊の赤備え」をまとめ、家康の天下取りを支えて大出世を果たした「徳川四天王」の1人 “井伊直政”役での出演が決まっている。物語は、戦のたびに当主を殺され、ただひとり残された姫が「直虎」と男の名を名乗り、戦国時代の乱世に立ち向かっていくというもので、主人公・直虎は柴咲コウが演じる。すでに柴咲との撮影も始まっているそうで「敷居の高い大河に出させてもらうということで、気合いも入っている」と話し、乗馬の練習にも取り組んだという。ところが、その乗馬の練習場が“大河”のイメージからは遠い“ウエスタン”な雰囲気だったと話した。
「乗馬の練習をしに行ってきたんです。『よし、井伊直政として頑張るぞ』って意気込んでいたら、練習場がめちゃめちゃウエスタンで……。建物は西部劇のまんま!扉も西部劇によくある、両方が均等に開くやつで(ウエスタンドア)。イメージがつかないひとは【西部劇】で検索してみてください。それ!(笑)もう、そのまんまの扉があって、『あれ……僕は井伊直政なんだけどなぁ。侍なんだけどなぁ』と思いつつ、建物に入ったらカウボーイとカウガールだらけなんです。ウエスタンハットをかぶって、ブーツを履いて、茶色いベルトして、ブルージーンズにシャツをinしていて。
そうしたら、男性のスタッフさんが来て「今日はよろしくお願いします」って挨拶したら……もう、その方がスーパーウエスタンなんですよ。西部劇が好きなんだろうな~って雰囲気で。ヒゲも『日本人ってそんなにヒゲが生えるの?』ってくらいで。その方が、乗馬は“ウエスタン”と“英国紳士のスポーツ”としての2種類あるという説明をしてくれたんですが……『で、僕はどっちなんやろ?』って(笑)日本の侍だから、ウエスタンでも英国紳士でもないし。
でも、壁の写真には名立たる時代劇役者さんたちの写真が沢山飾られていて、ここで練習してきたんだろうなって。若かりし頃の藤岡弘、さんの写真もあって、皆さんここで練習していたんだろうな、よかった、間違っていなかった、井伊直政に繋がった……って思いました。」
この後も、大河の撮影では絶対に履かないであろう“ウエスタンブーツ”を履いて乗馬の練習をした様子や、過去にこの乗馬の練習場でとんでもないイタズラ事件が起こったことも紹介した。
<radikoタイムフリー>
(radikoタイムフリー:放送から1週間で配信終了)
番組名:ニッポン放送「菅田将暉のオールナイトニッポン」
放送日:7月17日(月)25時~27時
パーソナリティ:菅田将暉
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7月14日(金)深夜放送のラジオ番組「三代目J Soul Brothers 山下健二郎のオールナイトニッポン」のゲストに、女優の浅見れいなと、水沢エレナが出演。男性、女性の許せない行動・言葉・仕草についてリスナーからメールを募集し、男性目線・女性目線からそれぞれが思うことを話した。
山下健二郎が主演し、映像配信サービス「dTV」「FOD」で配信中のドラマ『Love or Not』が、7月19日からフジテレビで毎週放送中。メインキャストには他にも、本仮屋ユイカ、町田啓太、浅見れいな、八木将康、水沢エレナら個性が光る多彩な俳優陣を迎え、男女6人の交錯する恋模様を描く。山下は“女子力高めのお人よしヒーロー”宇佐美幸助役、浅見れいなは“幸薄リア充ウーマン”北条志保役、水沢エレナは“小悪魔系イケメンハンター”森美鈴役でそれぞれ出演している。
この日のオールナイトニッポンで、「男性、女性の許せない行動・言葉・仕草」について番組リスナーから募集したところ「先がとがっている靴をはく男性」「オーガニックを勧めてくる女性」「インナーを着ないで白シャツを着る男性」などといった意見が届いた。この中で「サラダを取り分ける女性」にまつわるメールも届き、スタジオの3人は“あまり気にしなくていいこと”ということで意見が一致していた。
<メール:サラダを取り分けている時に、「女子力~」と言う男性が許せない>
浅見れいな:めんどくさ!
水沢エレナ:山下さん、これ分かります?
山下健二郎:分かるよ。別にそこは触れなくてもええやん?って思う
浅見:その男の人はかまってほしいんだろうね。それがウザい!(笑)
山下:誰がサラダを分けようが、肉を焼こうが関係なくないですか?でも、女性は意識しているんですかね?
浅見:意識しているひとは多いって聞きますよね。目の前にきたら取り分けるけど、近いひとがやったら良いじゃんって思う
山下:あんまり気を使ってご飯を食べるのも、よくないですよね
浅見:仲間内なら「自由にしましょ」って言っちゃう
山下:先輩や後輩だったらどうですか?
浅見:先輩だったらするかな
水沢:先輩が取り分けられるのが嫌じゃなかったら、取り分けたい
この後、バラエティ番組『MATSUぼっち』(フジテレビ系)でMCを務めるEXILE・松本利夫が急遽ゲストに登場。番組は「1人ぼっち・寂しがり屋の松本が未知なる世界に体当たり潜入」をテーマに、さまざまな体当たり企画をしているが、「ケンちゃん迎えに来たよ!海釣りしに行こう!」とラジオの生放送に突入してきた。このことを全く聞かされていなかった山下は「僕、むちゃくちゃテンパっているんですけど!」と焦るが、勢いに押される形で、ラジオ終了後に神奈川県の三浦半島へ行き、海釣りすることを合意した。
<radikoタイムフリー>
(radikoタイムフリー:放送から1週間で配信終了)
番組名:ニッポン放送「三代目J Soul Brothers 山下健二郎のオールナイトニッポン」
放送日:7月14日(金)25時~27時
パーソナリティ:山下健二郎(三代目J Soul Brothers)
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7月18日(火)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記、火曜日レギュラーアシスタント:田所あずさ)にシンガーソングライターのedda(エッダ)が登場し、創作活動のルーツを語った。
家入レオや絢香、YUIなどを輩出した音楽塾ヴォイス福岡校の卒業生でもある、期待の女性シンガーソングライターedda。“昔の物語や出来事を伝える本”という意味から取った「edda」という名前を名乗っているのは、自分も物語を人に伝えていこうという意志からきているという。
昔から物語を考えたり、なにかの物語を見てそこから自分の頭の中で飛躍させたり、新しい世界で物語を見るのが好きと語るedda。小学3年生でギターを始め、将来を決める決断を迫られたとき、自分の中でずっとそばにあった「音楽」と「物語を作る」というのを融合させた結果、今の自分があると話した。放送では、その物語がどうやって作られていくかについても触れられた。
吉田:物語とかって本当にあった話でも良いし、逆に全然もう架空の話でも良いじゃないですか?eddaさんはどっちから作る感じなんですか?
edda:私はもう完全に架空から始まって、架空を信じすぎるというか、大事に想いすぎて、ほとんど架空とリアルの境目が無いとうな状況にいるんですけど(笑)
吉田:妄想が濃すぎて出てこれなくなるタイプ?
edda:そうですね「どこかにいるんじゃないか?」っていう気持ちでいつも(作品を)作っていて、ここに私は今見ることは出来ないけどきっとどこかで出会ったからこそ、いまこういうことが書けるし、世界のきっとどこかにはいるんじゃないか?ってイメージで。
吉田:うちの番組仲良くできそう!
田所:たしかに!
吉田:どちらかと言うと僕らも「今ここにはいないけれども、僕らのことを大好きでいるはずの可愛い女の子がどこかにいるはずだ!」と思って生きてる子たちが多いと思うんですね。
田所:そうです!攻略しようと毎日頑張って生きてる!
吉田:なんでプレステから出てこないんだろうな?
edda:あはははは(笑)
吉田:じゃあ、eddaさんの場合(7月19日に発売したミニアルバムの収録曲タイトル)『半魚人』じゃないですか?半魚人がどこかに明白にいると信じられている?
edda:はい、そうです。100%信じてる自分もいるし、100%架空だって思ってる自分もいるような感じです。50%・50%では決してなくてどちらも100%っていう感覚はすごいありますね。
全てのものは「eddaという人物が旅をして出会った子たちの物語」と語るedda。彼女の旅の行方にこれからも注目だ。
<radikoタイムフリー>
(radikoタイムフリー:放送から1週間で配信終了)
番組名:ニッポン放送「ミュ~コミ+プラス」
放送日:7月18日(火)24時~24時53分
パーソナリティ:吉田尚記
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7月19日(水)深夜放送されたラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン 欅坂46スペシャル』に「けやき坂46(ひらがなけやき)」から齊藤京子、加藤史帆、高瀬愛奈の3人、「欅坂46」から菅井友香、小池美波、長沢菜々香、尾関梨香、織田奈那の5人が出演。同日リリースされた、欅坂46の1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』に合わせたスペシャル番組が行われた。
オープニングから1時台前半に登場したのは「けやき坂46(ひらがなけやき)」の齊藤京子、加藤史帆、高瀬愛奈の3人。「今夜の放送を通して、メンバーそれぞれの個性を知ってもらえたら・・・」と、『3択欅』と題して、トークしてほしいテーマと、テーマに対する3つの選択肢をメールで募集し、呼びかけた。オンエアで、けやき坂46と欅坂46が一緒に歌う『太陽は見上げる人を選ばない』が流れると「歌い出しが“ひらがなけやき”で嬉しかった」「夏っぽい爽やかな曲でライブでも盛り上がりそう」「披露が楽しみ」と、自分たちが歌う楽曲への感想を話した。
1時台の後半は「欅坂46」の菅井友香、小池美波、長沢菜々香の3人が出演。コーナーの『街頭イメージ調査』では、「ダンスが変わっている」「TVでも大人しい」「ミステリアスな感じ」といった道行くひとが思う欅坂46のイメージや、メンバーへの質問が紹介。「大人しいひとが多いんですか?」という質問には「楽屋では全然違う」「大声出せるようになれた」と答え、ファンではない街の方の声に「新鮮」「好きになってもらえるように頑張ります!」と言って、このあと、声を張ってメール募集をかけたり、明るく振舞う一面を見せた。
2時間の番組を通して行われたコーナー『3択欅』では、リスナーの絶妙な質問と3択に、スタジオのメンバーは悩まされたり、選択肢にはない答えを言う場面があった。
【お題】タイムマシンが使えたら?
【選択】(1)過去に行く(2)未来に行く(3)いまを全力で生きる
小池美波:(3)いまを全力で生きる。過去も未来も見たくないし、全部知って生きるのはイヤや~。
長沢菜々香:(3)いまを全力で生きる。過去に行って、もう一回欅坂46のオーディションをしても受からなそうだから、それは怖い。
菅井友香:(1)過去に行く。過去に行きたいな~。やり直したいことがいっぱいある。欅坂46の経験を覚えたまま行きたい。
【お題】落ち着く場所は?
【選択】(1)お風呂(2)部屋のすみ(3)お母さんの膝の上
菅井友香:え~?膝の上はないかも(笑)
小池美波:私は小さい頃からそういう場所があって、冷凍庫を空けて下にもぐることなの
菅井友香:え!?
長沢菜々香:冷凍庫・・・?
小池美波:開けた瞬間にほわ~んって、冷たい冷気が全身を冷たくしてくれて。頭を一回冷やしたいときとか、自分を生まれ変わらせたいときとか
菅井友香:凍っちゃうじゃん
小池美波:ほんとに良いよ!
長沢菜々香:冬は出来ないよね
小池美波:全然できるよ、ノープロブレム
長沢菜々香:私はこの選択肢の中だったら、お風呂は好きじゃないし、部屋も自分の部屋は好きじゃないな。お母さんも別に・・・
小池美波:なんでそんなこと言うの!(笑)
菅井友香:じゃぁ、自分の落ち着く場所は?
長沢菜々香:織田奈那(欅坂46)の部屋
小池美波:確かに、めっちゃキレイだからね
菅井友香:まだ織田奈那の部屋に訪問しているの?
長沢菜々香:たまにする
菅井友香:えー!嫌がってない?
長沢菜々香:めっちゃ嫌そう
小池美波:でも、分かる。良い場所だよね。落ち着く
菅井友香:気になるなぁ
長沢菜々香:遊びに行ってみれば?
菅井友香:行く行く!
小池美波:あったかい匂いがするよ
番組の後半は、「欅坂46」の尾関梨香と織田奈那、そして前半に続いて菅井友香が出演。続々届くリスナーからの3択に答えたり、欅坂46の楽曲を、スタジオのメンバーが鼻歌で歌う『鼻歌クイズ』をリスナーに出題。そして、女子高校生のリスナーとの生電話もあり「推しメンは?」「彼氏いる?」「どこでデートしているの!?」と、年齢も近い女性との会話では次々と質問をして、その答えに興味津々の様子だった。
番組エンディング、2時間のラジオの生放送を終えて「もっと頑張っていきたい」「楽しかった」「ひらがなけやきも一緒に出来て良かった」と感想を話した。
<radikoタイムフリー>
(radikoタイムフリー:7月27日午前5時配信終了)
番組名:ニッポン放送「AKB48のオールナイトニッポン 欅坂46スペシャル」
放送日:7月19日(水)25時~27時
出演者:(欅坂46:菅井友香、小池美波、長沢菜々香、尾関梨香、織田奈那)(けやき坂46:齊藤京子、加藤史帆、高瀬愛奈)
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7月17日(月)深夜放送の、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』(パーソナリティ:ニッポン放送アナウンサー吉田尚記、月曜日レギュラーアシスタント:松井玲奈)にシンガーソングライターのオーイシマサヨシが登場し、TVアニメ『けものフレンズ』の影響力について語った。
自称”アニソン界のおしゃべりクソメガネ”、オーイシマサヨシ。多数のTVアニメの主題歌を手がけてきたオーイシだが、最近では社会現象となったTVアニメ『けものフレンズ』の主題歌「ようこそジャパリパークへ」の作詞・作曲・編曲を担当。
この日は登場してすぐ、挨拶がわりに生の弾き語りで「ようこそジャパリパークへ」のセルフカバーを披露して見せた。
けものフレンズの放送以降、オーイシの周辺では様々なことがあったらしく、星野源がラジオで「ようこそジャパリパークへ」を真っ先にOAしたり、一切面識の無い平井堅がTV番組で楽曲を絶賛してくれたことに驚いたそうだ。これについてオーイシは「多分普通のアニソンは、平井堅さんの耳まで届かない」「けものフレンズというアニメのおかげ」と、あくまで自分の手柄では無く、アニメ自体のおかげであると語る。
そしてけものフレンズ効果は、そのほかにもいろいろな環境の変化をもたらしたそうだ。
吉田:(オーイシくんは)謙虚なのに、同時に調子に乗ることが出来る不思議な人なんですよ(笑)
オーイシ:もうね、最近「アニソン界のおしゃべりクソメガネです!」って言いやすくなりましたからね。
吉田:好きでしょそれ?
オーイシ:好きですね!しかも認知度じゃないですけど「オーイシおにいさん!」みたいな感じで、けものフレンズファンの方も認知していただいたので、すごく居心地が良くなってきたのもありますね。
吉田:着々とアニソン界の明石家さんまへの地位を‥‥。
オーイシ:いやいやいや!勘弁してください!
吉田;のぼり詰めつつあるなかで‥‥。
オーイシ:ハードル高すぎますよ!
吉田:海外行きまくりなんでしょ今?
オーイシ:そう、昨日も台湾でライブしたんですけどやっぱみんな知ってて。それこそ「ようこそジャパリパークへ」を弾き語りで歌ったりすると合いの手が完璧にできるんですよ。「フレンズ〜!」「フレンズ〜!」みたいな!
吉田:みんな台湾の人ですよね?(笑)
オーイシ:うん!「ワン!トゥー!スリー!」みたいな!
吉田:やってくれるんだ!?
オーイシ:みんなやってくれるんですよね〜!
もはや世界の“おしゃべりクソメガネ”となったオーイシマサヨシ。
これから先、どんな活躍を見せてくれるのか要注目だ。
<radikoタイムフリー>
(radikoタイムフリー:7月25日午前5時配信終了)
番組名:ニッポン放送「ミュ~コミ+プラス」
放送日:7月17日(月)24時~24時53分
パーソナリティ:吉田尚記