東京・中野区の古書店「まんだらけ」の社長ら5人がわいせつな写真を掲載した違法ないわゆる「ビニ本」を販売したなどとして、書類送検されました。

わいせつ図画頒布などの疑いで警視庁が書類送検したのは、中野区の古書店「まんだらけ」の男性社長(50)や渋谷区や大阪市の店舗に勤務する従業員らあわせて5人です。

男性社長はビニールで包装されたうえ、わいせつな写真が掲載された違法な「ビニ本」6冊を7万5000円ほどで販売したほか、388冊を倉庫で保管するなど販売目的で所持した疑いがもたれています。

取り調べに対し男性社長は容疑を認めたうえで「芸術としてのエロスと捉え売っていた」「長年扱っていて、これくらいなら大丈夫だろうと思っていた」と供述しているということです。