「仕事は退職に」「1年4か月症状が続いている」 患者が語る理解されない“コロナ後遺症”の厳しすぎる現実
2022年05月28日 09時45分 TBS NEWS DIG
2022年05月28日 09時45分 TBS NEWS DIG
2022年05月28日 08時00分 TBS NEWS DIG
2022年は3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークとなり、最近ではマスク着用緩和の議論も活発になってきています。新型コロナウイルスへの危機感が徐々に薄れてきている一方で、JNNの調べによりますと日本全国の新型コロナの新規感染者数は870万人を超えました。(5月25日時点)それに伴い、今後爆発的に増えるのではないかと懸念されているのが“コロナ後遺症”です。今回、“コロナ後遺症”と闘う2人の患者さんに話を聞くことができました。
■診察開始1時間以上前から患者殺到 午前3時まで続くオンライン診療
5月13日、東京都渋谷区のコロナ後遺症の専門外来を設ける「ヒラハタクリニック」を訪れました。■「一生このままなのかな」1年4か月“コロナ後遺症”と闘う女性 「気の持ちようだ」心無い言葉が患者をさらに苦しめる
一生具合悪いまま、一生このままなのかなって。全く先の見通しのわからないまま、生活していかなきゃいけないっていうのは1番つらいところ。
「気の持ちようだよ」
って言われちゃって、「じゃあその気の持ち方を教えてよ。私の気の持ち方が何か間違っているんだったら、その正しい持ち方教えてよ、真似するから」って言って、大喧嘩したことがあります。そこで夫もすごく反省してくれて、理解してくれて、今では協力してくれています。コロナの10日間の療養期間が終われば、回復だねと見放されて、その後、どれだけ生活に支障が出るほどの症状が続いても、特にフォローもありません。
お医者さんも、この病気を理解してくださる方もまだ少数で、ほとんどのお医者さんは、やっぱり検査しても何も悪い数値が出ないから、どこも悪いところはない。結局、「心因性のものだ」「心療内科に行け」とか、そういう風になるんです。国や厚労省がそもそも取り組む気が薄いから、こんな風に放置されちゃうんだってひしひし思っていて、普通の一般人より、国や医療機関の“コロナ後遺症”に対する無理解の方が、問題かなという気がしています。■会社の無理解で退職に…「軽い気持ちでコロナと向き合っていた自分に後悔」
保健所からは「もう対応できない」
って言われてしまって、やはり、その時は保健所の方を頼りにして電話をかけたので、結構ショックでした。
仕事は、ちょうどつい4月に、退職になってしまいました。どうしても理解が…難しくて、これ以上は(復帰を)待つことができないって。
“コロナ後遺症”の診断書を見せてはいたんですけど、やっぱり見た目では後遺症の症状が分からなくて、さらにその時期がオミクロン株は大したことないみたいな風潮も流れていました。(職場でも)「どうせそんな大したことないよ」「病院が大げさなんだよ」って言われました。コロナに感染した原因は職場のクラスターだったんですけど、後遺症になったのは私だけなんです。最初に発症した人たちはみんな復帰していて、それも本当に何か、仕方ないんですけど、なんとも言えない気持ちです。私自身もまさか20代で重症化して、本当に命の危険を感じることがあると思っていなかったので、軽く見ていたら本当に痛い目にあうので、気を付けてくださいとしか言えない。本当に、後悔してますね、すごく…。軽い気持ちでコロナと向き合っていた自分に、今でも後悔しています。
出た。
ワクチン接種推進テコ入れ記事。
コロナに限らず、感染による後遺症は少なからず見聞きする。
苦しんでおられる方々はお気の毒だが
それを軽減、完治に向けた研究推進や制度でフォローする。
効果、安全性があやふやなものを打たせるためでなく、
そういうことのために税金を使って欲しい。
後遺症は大変だとは思うけど、何でもかんでも国のフォローがってのは違うと思う。自分を養っていけないなら生活保護があるし、そもそも後遺症を治す薬自体ができるかどうかは未知のもの。医者も万能ではない。確立した病気や治療法、後遺症以外のものは正直なかなか理解されない。とは言っても人はわがままだから、自分自身がなったら同じことを言うのかも。
要するにオミクロン株の日本人に対する毒性は、過去の全ての変異株を上回るということを示している。
専門家がそう言って警告した通りのことがこうして起こっているのに「経済を回せ」なる滑稽なフレーズをなんとかの一つ覚えでヒステリックに連呼する自称識者、自称学者たちはいったい何をしたいのか?
オミクロン株が低毒性という明らかなウソを根拠に対策を何もかもやめろの一辺倒のそういう人たちは、日本の人口全体を分母にすればオミクロン株が過去最高の死亡率の変異株であるという至極簡明な事実の指摘に、どう反論するのだろうか。
東京都の毎日の死亡者数が前日の重症者数を上回り続けているという現在の珍妙な事態は、肺炎だけを重症の判定基準にするという全身の血管炎症という新型コロナの病態を故意に無視した「軽傷に見せかける」政策のウソを、端的に証明している。