ffmpegは、高機能な動画変換ツールなんだけど
その代わりに膨大な数のオプションがある。
使い方が分からない場合や、詳しいオプションの説明を見たい場合は
こういうコマンドラインベースのソフトを使ってる人なら、当然ヘルプを見る。
だけど、あまりに膨大な数なので、コマンドプロンプト画面に全て載り切らない。
そんな時は、テキストファイルにオプションを出力して
テキストファイルで見てみると便利。
ffmpeg でヘルプファイルにコマンドを出力するには
コマンドプロンプトから以下の様に入力する。
ffmpeg -h > commands.txt
因みに、比較的新しいffmpeg であれば、ヘルプを出力するオプションは-hだけでなく
-? や-help、--helpなどでも可能。
私は、毎度毎度コマンドプロンプトから入力するのも面倒なので
以下のバッチファイルにしてしまっています。
@echo off
if exist commands.txt (del commands.txt)
if exist formats.txt (del formats.txt)
if exist codecs.txt (del codecs.txt)
ffmpeg -h > commands.txt
ffmpeg -formats > formats.txt
ffmpeg -codecs > codecs.txt
exit
このバッチファイルを ffmpeg のあるフォルダで実行すれば
「commands.txt」「formats.txt」「codecs.txt」の3つのファイルが出力される。
「commands.txt」は、ffmpegで利用可能なオプションコマンド一覧。
「formats.txt」は、ffmpegが出力可能なフォーマット(動画・音声を含包するコンテナの形式)一覧。
例えば、aviとかflvとかmp4とかoggとか。
「codecs.txt」は、ffmpegが変換可能なコーデック(動画・音声形式の種類)一覧。
例えばH.264とかとかmp3とかvorbisとか。
ffmpegのヘルプを出力したファイルを見てみたら、なんと1400行以上になってた!
確か、携帯動画変換君に使われているffmpegは、200~300行程度だったから
かなり増えてるな…というか完全に多過ぎてカオスな状況。