代々木八幡宮に“さい銭泥棒” 張り込み中追いかけ男逮捕 “1年半”前から犯行繰り返す?

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26日午前5時過ぎ、東京・渋谷区にある代々木八幡宮の防犯カメラが、さい銭泥棒逮捕の瞬間を捉えていた。

さい銭箱をのぞく赤いシャツを着た男。

後ろを振り返り、周りをきょろきょろと見渡している。

何やら手に持ったものを突っ込むようなしぐさをし、その場を離れようとした次の瞬間。

突然、物陰から出てきた人物たちが赤いシャツの男を追いかけ始めた。

追いかけていたのは警察官。

神社からさい銭泥棒被害の相談を受けていた警察が張り込んでいたのだ。

警察官は建物で待機していたところ、容疑者が現れ、120メートル先で確保されたという。

窃盗未遂で現行犯逮捕されたのは、韓国人で無職の朴勇哲(パク・ヨンチョル)容疑者(38)。

2~3年前から被害に悩んでいたという代々木八幡宮は、男の逮捕に胸をなで下ろした。

代々木八幡宮・浅野貴博権禰宜「参拝される方がお気持ちを込めてお参りをされたお金ですので、それを盗んでしまうっていうのは心が痛みます」

朴容疑者は、1年半ほど前から園芸用の棒の先にガムをつけ、さい銭箱から金をとる手口で犯行を繰り返していたという。

調べに対し、朴容疑者は、「生活費に困り、金がなくなって気が向くとやっていた」と容疑を認めているという。