あり得る機体、あり得ない機体 | スパロボDD・FGO実践記

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初版:2020/05/21

 

世は第3回制圧戦の報酬機で盛り上がっていますね。

 

 

十中八九、というか間違いなくコンパチブルカイザーでしょう。

 

 

全高がほぼ同じで重量が3.7倍のコンパチブルカイザーとコンV。

どちらが現実的なのでしょう。

 


■ 重量比較

 

> 昭和ロボ作品

 

頭の運動がてら、ロボアニメ黎明期から。

スーパー系パワーとリアル系スピードを持つ新日本プロレス:飯伏幸太選手と比較します。

 

マジンガーZ(1972年放送開始)・1stガンダム(1979年放送開始)の全高は飯伏選手の丁度10倍。

体積比=縦×横×高さ=1,000倍なので、単位を変更するだけで換算重量が分かります。

 

比較対象 飯伏幸太 マジンガーZ 1stガンダム
 
全高 1.8m 18.0m 18.0m
設定重量 93.0Kg 20.0t 60.0t
人間サイズ
換算重量
0.093t 93.0t 93.0t

 

初代登場型ロボット:マジンガーZの設定重量は僅か20t。

人間大に換算すると身長180㎝で体重20Kg!

地下帝国と戦っている場合ではありません。即入院です。

 

こういうガバガバ設定のスーパー系ロボットに対し反旗を翻したのが、元祖(?)リアル系のガンダム。

「ブレストファイヤー」「ロケットパァーンチ」など技名を叫ばず、アムロの叫びは「かあぁ」「このおぉ」程度。

スパロボではお馴染みの「行け!フィン・ファンネル!」も原作では言っていません。

 

話を元に戻して、1stガンダムの設定はフル装備60t・本体重量43.4t。

身長180㎝・体重43.4Kgは、BMI基準の適正体重71.3Kg・美容体重64.8Kg・モデル体重58.3Kgより軽い。

日常生活は送れても、自重の4割近い16.6kgの武器を装備しての戦闘は困難を極めるでしょう。

ガバガバ設定に歯止めがかかったモノの、ジオン軍と戦う前に先ずは精密検査。

 

> 平成ロボ作品

 

比較対象 飯伏幸太 レーバテイン ガオガイガー
 
全高 1.8m 8.7m 31.5m
高さ比   4.83倍 17.50倍
設定重量 93.0Kg 10.3t 630.0t
体積比   4.833112.68倍 17.535,359.375倍
人間サイズ
換算重量
0.093t 10.48t 498.42t

 

意図せず選んだフルメタルパニックでしたが、非常に理想的現実的な重量。

肉体と材質が異なるので若干軽めかな?

 

驚いたのは全く期待していなかったスーパー系ガオガイガーの重量が理想的現実的なこと。

換算重量498.42tに対する設定重量630tは、人間サイズでの117.65Kg。

材質が金属のハズなのでこのくらい重い方が現実味があります。

重量バランス的には183.0㎝・115㎏の天山広吉選手と近いでしょうか?

ちなみにボクは189.0㎝・117㎏。

 

> コンVとコンパチブルカイザー

 

では最初の疑問を計算してみます。

高さ比は31.7倍、体積比は31.73=31,885倍から換算すると2,965.3t。

 

 2,965.3t!

 

比較対象 飯伏幸太 コン・バトラーV コンパチブルカイザー
 
全高 1.8m 57.0m 56.8m
設定重量 93.0Kg 550.0t 148.1t
換算重量 0.093t 2,965.3t 2,965.3t

 

桁が違う

 

マジンガーZの設定重量ですら換算重量の21.5%でした。

コンV(1976年放送開始)は更に低い18.55%。

この時代のアニメは子供の見るモノで、科学的な検証はせず子供騙しで十分だったのでしょう。

かく言うボクも当時は「身長57メートルっ!体重550トン♪」と高らかに歌ってました。

 

コンパチブルカイザーはザ・グレイトバトルⅣ(1994年発売)が初出ですがスパロボ参戦はOG(2007年)。

こちらは更に低い4.99%の設定重量。

 

どちらも

非現実的

あり得ない軽さ

 

コンVはいざ知らず、平成19年作品のコンパチブルカイザーは敢えての設定でしょうか?

OG機体は全てネタなのでしょうか?

 


■ 比重比較

 

制圧戦報酬のアルトアイゼン・サイバスター・コンパチブルカイザーの比重を計算。

人体が比重1なので、この換算重量も比重1。

マジンガーZは換算重量の21.5%なので、比重は0.215。

意外にもマジンガーZは水に浮きます。 というか潜れません。

 

比較対象 飯伏幸太 アルトアイゼン サイバスター コンパチブルカイザー
 
全高 1.8m 22.2m 28.5m 56.8m
設定重量 93.0Kg 85.4t 38.4t 148.1t
換算重量 0.093t 173.1t 366.8t 2,965.3t
設定重量
÷
換算重量
1.00 0.49 0.10 0.05

 

 

えっ!ウソ!?

信じられない・・・

 

180㎝・46Kgのアルトアイゼンでギリギリ。

 

同じ身長で9.3Kgしかないサイバスターは風が吹けば飛んで行ってしまう。

オリハルコニウムってそんなに軽いんだ。 流石は風の魔装機神。

 

そして同じ身長で4.65Kgしかないコンパチブルカイザーは骨組みだけでも不可能。

案山子ですらもっと重いです。

 


■ 結論

 

OG機体は古き良き

スーパー系ロボの

ガバガバ設定を

継承している

 

 

ここまで書いて計算間違ってないか心配 (^^;)

 

 

 

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読了ありがとうございます
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