トレーナーのえっち！へんたい！すけべ！

これは友だちが呼んでる女性向け雑誌に書いてあった『男性が服を贈るのは相手にその服を脱がしたいという意思表示である』という文を真に受けてしまったウララちゃんが新しいジャージを買うことを提案したトレーナーに向けて放った言葉である。

その日トレーナーは商店街の居酒屋に行って酒を飲み───泣いた。

こんなんウララに言われたらそら泣くわ

アマゾンでロープを検索してしばし見つめる

ち、ちがっそんなつもりじゃ…

しゃーない

少女漫画雑誌のお便りコーナーに乗ってそう

勘違いウララ良い

ウララちゃんの好感度がめちゃ高いと顔を赤くして直ぐに素肌にジャージだけ着て二人きりの部屋で抱きついてくる

>>9

正直ウララみたいな天真爛漫な子がさ｜あにまん掲示板しっかりそういう知識あったらエッチだよねbbs.animanch.com

このスレに行け

>>1

怒ったウララもかわいいなあ。

それはそれとして泣く。

真に受けた面々

そもそもハルウララが考える「脱がせる」なんて「目の前でお着替えさせる」くらいの意味だと思うんすけど…

>>1

ん？

もしかして♂トレが♂トレに贈る場合も該当するのか？

>>13

目の前でお着替えさせても下着或いは裸が見えるだろうが！そこを恥じらわないほどウララは子どもじゃねーぞ！キレイって言われたら喜ぶくらいには乙女なんだぞ！

>>15

あと記事に載ってた自分の写真が少し鼻の穴大きく映ってるのにも恥じらうぞ！

>>14

同性からの服のプレゼントの意味ですが、まずプレゼントを贈るには相手のことをよく知らなければなりません。

少しお話ししましたが、さりげなく身に着けるものとは違い服は大胆に身に着けるものです。

よっぽど相手の好みなどを知らなければ、なかなかプレゼントできないものだと思います。

異性と同じように、恋愛感情ではなくても特別な存在なのでしょう。

いわゆる、親友という存在だと思っているのではないでしょうか。

服のプレゼントの意味は女性からと男性からでは違う!?同性の場合は?プレゼントには物によって意味が込められている場合があります。服のプレゼントはもらったことがあるでしょうか？そんな意味があったの！？と驚いてしまうような意味も込められているんです。女性から男性への服のプレゼントと、男性から女性への服のプレゼンhosoburo.com

>>17

最後なんで推測なんだ…

商店街で良からぬ噂が広がってそう

ウララにそんな雑誌を見せたのは誰なんだ

>>20

キングが部屋で読んでたのを後ろから覗きこんで読んじゃったとか？

お父さんのと一緒に洗濯しないで！並のショック

酒に酔ったトレーナーが「俺、ウララが少しジャージがボロボロになってるように見えたから買い直そうと思って言っただけなのに」って愚痴って居酒屋で他のおっちゃんたちに「あの年頃の娘はそういうこと言うんだよ」「ウチも娘がお父さん臭いとかキモいとか言ってきてなぁ」みたいな感じで慰められてそう

ウララちゃんの見ていないところでこっそり泣けてえらい

しばらくぷんぷん怒ってるけどキングに説明されて翌日泣きながらトレーナーに謝るウララと泣きながらよかったよかったとウララを抱きしめるトレーナー

>>21

有り得そう...

>>27

トレーナーはそこまで弱くねえ

>>27

何も良くねえんだよ……勘違い解けたらいや解けなくてもウララ一生引きずるわ……

>>27

雑に曇らせよあとするのはやめろそんなメンタル弱くてトレーナーが務まるかってんだ

曇らせがゴリ押しすぎて草

ほら！！！ほら！！またトレーナー自殺させようとしてる！！！
何回目だよ！！！！！

>>27

もっと背景に説得力持たせろ、雑だから批判されんだよ

まあなんか子どもって変な誤った知識身に付けてることあるよね

たづなさんとか樫本トレーナーあたりに相談すればなんとなくいい感じなアドバイスもらえそう
桐生院はダメそう

これはまたキングが株を上げる展開やろなあ…

多分後でウララトレが事情説明するやつ

やめてくれウララの罵倒は俺に効く

まあそういう事に無知じゃなく嫌悪感とか羞恥心を感じるのはいい事よ
下着着けずにジャージとブルマで練習してねって言われて顔真っ赤にしてガクガクになりながらコースを周るような子じゃ困るでしょ

雑にメンタル弱らせて自殺させようとするのは良くない。普段はヤケ酒も泥酔もしないトレーナーが珍しくそんな状態で家に帰ろうとしたところで運悪くカーに撥ねられるとかなら不自然ではなかろう。

>>40

トレーナーがちゃんと助かるなら許す

無知だと思ってた女の子に変態扱いされて凹む展開はいいぞ
女の子の成長と大人の情けないところと後の仲直りの全てを味わえるからな

>>43　任せろ

「トレーナー、ゴメンね…わたし間違ってた」

「解ってくれたか、俺はただ」

「わたしを…一人の、大人の女として見てくれてるんだよね」

「おや？」

「わたし、トレーナーの想いに応えたい、心の準備…して来たから…」ｽﾙｯ　ﾌｧｻ

「待って待って待って」

「女の子に、恥かかせないで…？」

(誰か助けて…)

>>44

助かる

が、やっぱり自分で何とかする

>>21の後>>1のやりとりがあって>>23と>>25のキンウラの会話部分を同時進行

その後ウララが「明日トレーナーに謝らないと…」って考えてるなか>>40の事故発生

急いで病院に駆けつけて>>41のトレーナーに安堵しつつ>>25の結末部分になるSSはどこにありますか？

>>46

散りばめられたものを再構築して物語作り出すの天才じゃん

あとは頼んだよ

ウララちゃんならトレーナーとの仲直りは簡単やろうな

戻って来られた時のために貼っときますね

「トレーナーのえっち！すけべ！へんたい！」

晴天の霹靂とはこのことだろうか。自分が担当しているウマ娘、ハルウララから予想だにしない罵声が浴びせられた。

「えっ、いや、その」

「そーいうのは良くないと思うよ！ウララ帰るね！」

勢いよくドアを開けて出て行くハルウララ。まともに話をする時間もなく彼女は去ってしまった。

「……ジャージの買い替えって、ダメなことなのか？」

トレーナーとしての提案がどこかデリカシーに欠けていたのだろうか、しかし思い返してもそのような場面は見つからない。ハルウララは情緒が幼い印象だがそれでもれっきとした女子である。細心の注意を払い、しっかりと講習を受け、時には同僚の女性たちや商店街の奥様方に相談をしながら接してきていたのだ。その経験からも今回のことで自分の非が思い当たらない。

「……とりあえず、帰ろう………」

うまいものを食ってうまい酒を飲もう。気分転換をすれば思考もまとまるかもしれない。そう思い今夜の晩酌へ向けて帰り支度を整え、ATMのあるコンビニに向かった。

酉つけ忘れてた

─前日─

「キングちゃん！何読んでるのー？」

ハルウララは何にでも興味を向ける。同室の相手が読んでいる雑誌なんかも当然彼女の興味を引くものである。

「あら、ウララさんも興味ある？まあなんてことはないただの女性誌だけど……」

「キングちゃんがそういうの買うの珍しいね」

「今回はお母様の服が紹介されてるのよ。ほら、これよ」

「わぁ！きれい！大人だ〜！」

「ええ。本当に、ね。私が読みたい部分は読んだからあとはどうぞ」

なんてことはない普通の日常。誰にも悪意なんてものはない。強いていえば───

「わーい！ありがとー！ふむふむ、えーっと」

『男性が服を贈るのは相手にその服を脱がしたいという意思表示である』

「へーっ、そうなんだー……」

タイミングと運が悪かっただけなのである。

酒はいい。嫌な思考を鈍らせてくれる。休みの前日なんだ、浴びるほど飲んでも構わないんだ。ハルウララの前では見せられない酒を飲む姿をこの商店街の居酒屋では曝け出すことができる。

「おやっさん！熱燗もういっぱい！」

「おいおいトレーナーさん、飲み過ぎだよ。ウララちゃんが心配するぞぉ？」

「ウララ、ウララが……うっ、うっ……ウララぁ、なんでお前はぁ……」

ウララはどうして、俺にあんなことを言ったんだ……邪な考えなんて全くなかったのに……なんで……なんで……

「トレーナーさん、ウララちゃんと何かあったのか？」

「うぅ…… 俺、ウララが少しジャージがボロボロになってるように見えたから買い直そうと思って言っただけなのに……提案したらウララに「助平！変態！」って言われて……ウララぁ……」

ポロポロと涙が出てきて止まらない。隣に座っているおじさんが背中を撫でてくれている。

「ウララちゃんも年頃だからなぁ、そういうこと突然言ったりするんだよ」

「ウチも娘にお父さんのといっしょに洗濯しないで！とかなぁ」

「ウチの孫娘も最近はじいちゃん魚臭いとかいうんだよ。女の子なんてそんなもんだ」

顔馴染みの人たちが慰めてくれる。本当にいい人たちだ。ウララとの繋がりがあって彼らとも繋がれたのだ。そのことを考えるとまた涙が込み上げてくる。

「おやっさぁん！熱燗！」

「はいはい、ったく。ちゃんと歩いて帰るんだぞ」

そのあとはよく覚えていないが年頃の女の子の扱いの難しさについてみんなで議論をした気がする。そして翌日俺は見事に二日酔いで潰れていたのであった。

─同日─

「ウララさん、どうしたの？なんだか虫の居所が悪いみたいどけど」

いつもニコニコ顔で夜寝る前にはその日の振り返りをするハルウララが今日は頬を膨らませて唸っている。明らかに機嫌が悪い。

「虫？虫は別に？」

「いや、機嫌が悪いって言いたかったの。何か怒ってるのかしら？」

こういうときは直球で聞くのが一番。ハルウララ相手に遠回しな質問は的外れのな答えが返ってくる。キングはそのことを嫌というほど体験してきたのだ。

「それがね！トレーナーがえっちですけべでへんたいだったの！」

しかしこの返答は予想外だった。ウララのトレーナーとはキングも顔を何度も合わせているしその人となりも多少は知っている。少なくともセクハラをするような人間ではない。

「どういうこと？何があったの？」

「それがね、トレーナーったら今日ね、わたしにジャージを買いたいって言ったんだよ！」

何もおかしなことはない。トレーナーとして至極真っ当な話を振っただけではないだろうか。その疑問からキングはさらに深掘りする。

「ジャージを買うことの何がいけないの？スリーサイズを聞かれたりした？」

「だって！昨日読んだもん！「男の人が女の子に服を送るのは脱がせたいからだ」って！」

ハルウララはそう言って一日前に読んだ雑誌の該当ページを開いて指を差す。答えがわかればなんとも可愛らしい勘違いだろうか。疑うということを知らない彼女の純真さならではのプチ事件。ならば同室として事件を解決するのが一流のやるべきこと。

「ウララさん、よく聞いてね？それはね───」

ピンポーン───玄関のチャイムを鳴らす音に目を覚ます。誰かが来たようだが、身体に力が入らない。今は何時だ？頭痛と吐き気がひどく起きる気にならない。どうせ土曜日で休みなのだ、居留守を使おう。

ガチャリ、と音がして扉が開いた。ああ、確か合鍵はウララに渡していたな。たまに遊びにくるから留守にしていることを考えていっそのこと渡してしまえとあげたのだった。しかしどうして彼女が？思考がまとまらない。

「トレーナー！ごめんなさーーーい！！！」

大きな声で涙ぐんだ声が聞こえ、頭に響く。頭痛により加速した吐き気が第三コーナーを抜けて直線へ向かう。だめだ、この布団は先月買い替えたばかりのふかふか羽毛布団なんだ。なんとか被害を抑えようとベッドから降りる、がやはり力が入らず倒れ込んでしまう。

「トレーナー！？大丈夫！？トレーナー！！」

ウララの悲鳴が聞こえる。大丈夫ではない。せめてトイレに連れて行ってほしい。がそのことを伝えようと口を開けた瞬間、吐き気が見事に差し切ってゴールし、吐瀉物を床にぶちまけてしまった。

「トレーナー！死んじゃうやだぁ！トレーナー！トレーナー！！きゅうきゅうしゃー！」

その後騒ぎを聞きつけた隣の部屋の住民に救急車を呼ばれ、病院で『二日酔い』の診断を受けて薬をもらった。

「………ほんとに死んじゃうかと思ったのに！トレーナーのばかー！」

なんだろう、似たようなやりとりを昨日したような気がする。えっと、たしか……

「本当にごめん……そうだ、えーっと、たしか昨日はウララに怒られて、それで居酒屋で酒を飲みながら相談したらみんなでどんどん飲んじゃって……」

「…………あーっ！そうだった！トレーナー！ごめんなさい！！」

ウララが何かを謝る。謝らなければならないのはこちらの方だと思うのだが。

「あのね、昨日言ったその、えっちとかへんたいとかね、わたしのかんちがいだったの」

「かんち、がい？」

「そう。おとといね、読んだ雑誌にね、男の人が女の子に服を送るのは脱がせたいからだって書いててね、そのことだと思ってね、それでね、それでね」

ウララがだんだんと涙声になりながら説明をしてくれる。なんだ、蓋を開けてみれば結局ウララはウララだったんじゃないか。

「大丈夫だよ、居酒屋のおじさんたちも言ってたけど年頃の女の子にはよくあることだって。そういう雑誌の文とかを信じちゃうのとかもね」

今にも泣きそうなウララの頭をぽんぽんと叩いてそのまま撫でてやる。こちらもジャージを買い替える理由を言わなかったのが悪いのだ。そのことをきちんと伝える。

「───ってなわけで、あのジャージもところどころ穴が開いたり擦り切れたりしてるから買い替えようかって言いたかったんだ」

「そうだったんだね。ごめんね、トレーナー」

「別にいいよ。これでウララも一つ大人になったってことだ」

俺自身も、嫌なことがあったからと言って酒に逃げると酷い目に遭うとよくわかったのでまた一つ成長したのだろう。こうして失敗を積み重ねて人は成長して行くのだ。だからこんな事件も悪くはないさ。

その後仲直りの意味も込めて家でニンジンパーティーをしようという話になって、材料を買って帰り───

「うっ！」

「おえー、くさーい！」

自分の吐いた物の匂いが部屋中に充満していたので徹底的に掃除をする羽目になったのは別の話。

「おーっほっほっほ！無事に仲直りできたのね！功労者として呼ばれたから来てあげたわよ！……ってどうしたの？2人ともなんだかへとへとだけど？」

「トレーナー、しばらくお酒は禁止」

「うん……もうこりごりだ……」

めでたしめでたし。

というわけでSSにしてほしいと言われたのでSSにしました。まあ自分で建てたスレだし責任は取ったということでひとつ。

こんなのでよかったかな？