集合住宅での子どもの足音対策!タイルカーペット3種徹底比較1

kuratae kuratae | 2018年12月04日

子どもがいる家庭の抱える問題のひとつ、子どもの足音などの騒音トラブル。マンションやアパートなどでは、こうしたことで頭を悩ませているママも多いことかと思います。我が家もそうでした。そこで導入したのが、東リのファブリックフロア!インテリアや機能性に合わせて、3種類を約10ヶ月使用しています。今回は、その3種類のタイルカーペットの使い心地や性能などを、徹底的に比較いたします!

「東リファブリックフロア」のタイルカーペット比較

 

タイルカーペットの魅力はいろいろあると思いますが、重要なのは以下の3点。

 

●1枚ずつ外して洗える

●掃除機をかけてもズレない

●足音などの防音対策になる

 

どれも子どものいる家庭では、大切なポイントだと思います。

 

我が家で取り入れた東リのタイルカーペット(ファブリックフロア)は3種類。

キヨラは2カラー使ったので、4種類の色の比較がこちらです。

 

廊下・子ども部屋に敷いたのは、防音効果の高い『アタック350 リップルパレット』

色はAK3515ぞうげです。

今回取り入れた中で、唯一「⊿LL-4」という高い遮音性能をもっています。

 

ダイニングに敷いたのは、毛足短めで掃除しやすい『スクエア2300 キヨラ』

色はFF2301フォグと、FF2306ココアの2色使いです。

 

 

リビングに敷いたのは、触り心地の良さを優先した『スクエア2400 ソワレ』

色はFF2401パールです。

 

 

キヨラとソワレのスクエアシリーズは、汚れのつきにくい防汚機能、ニオイを消臭するエアファイン機能が備わっています。

全て床暖房対応、防炎・防汚・防ダニ加工のほか、手洗いOK、遊び毛が出ないなどの特長があります。

 

 

この3種類を比較してみましょう!

 

横から見ると、黒い基盤の部分の厚みはさほど変わりません。

毛足の長いソワレが、分厚い印象を受けます。

 

ですが、上からぐっと押し込んでみると、キヨラ・ソワレはほとんど弾力性がないのに対し、リップルパレットは基盤にクッション性があることが分かります。

 

微妙な差に見えますが、これが踏み込んだときのクッション性の大きな違いにつながります。

(リップルパレットには遮音性能がありますが、キヨラ・ソワレには遮音性能の表示はとくにありません。)

 

 

水を垂らしてみます。

どれも水をはじいて、すぐには吸い込まないのが分かります。

 

焼き肉のタレもかけてみましょう!

(はじいてしまうため、染みこませるために上からティッシュで叩いています)

 

アルコールウェットで拭き取ったら、ここまでとれました。

ソワレは一番色が白い分、少しだけ色むらがあるような気がしますが、乾くとさほど分からなくなります。

 

(生活しているうちに、この程度の汚れなら気づいたらほとんど消えることが多々)

 

実際我が家では、汚れをすぐに拭き取ることで、おそらくまだ目で見て分かるシミはついていません。

わざわざ外して洗ったことも、今のところナシ。

 

 

遮音性能&クッション性は、「リップルパレット」がダントツ!

汚れ落ちに関しては、3種ともに高い性能を持っているといえるでしょう。

 

 

 

どうやって敷くの?ケアやデメリットは?

 

東リのファブリックフロアは、裏に吸着剤がついているので、そのまま敷けばしっかり密着して動かなくなります。接着剤ではないので、外した後も原状回復が可能です。

 

タイルカーペットは、大抵のものはカッターなどで簡単にカットできます。

部屋中に敷きつめる場合は、凸凹などの複雑な部分などは厚紙などで型を取ってから切り取ると、失敗も少なくきっちり敷きつめることができますよ。

 

↑でっぱりの部分に黄色の厚紙敷いたままにしていますね……

ふかふかなので、敷きながら子どもがゴロゴロしていました。

 

東リのタイルカーペットの場合、ケアも簡単。

定期的に外して洗うなどの大がかりなケアは必要なく、通常の掃除機がけのほか、1ヶ月に1度ほど、固く絞ったぞうきんで表面の汚れを落とす程度でOKとされています。

 

私が調べたときは、タイルカーペットの中には定期的に外すことを推奨しているものもあったため、敷きっぱなしOKは重要ポイントでした。

 

 

デメリットは……

フローリングのように、フロアワイパーで簡単なお掃除ができなくなるということでしょうか。

コロコロ・掃除機などが必須、髪の毛などの細かいゴミがちょっと取りにくいのが難点です。

 

ホコリが増えるのでは?と思いましたが、毎日きちんと掃除機がけをしていれば、とくに気になるほどでもありませんでした。

 

 

 

居心地の良さがぐんとUP!

 

実は当初、防音対策を施したかった「子ども部屋・廊下」だけに敷くつもりでした。

そのため、そこは遮音性能の高いリップルパレットを選択しています。

フローリングの生活が心地よいと思っていたので、ダイニング・リビングはラグなどの別の対策をとるつもりでいたのです。

 

ですが、敷いてみるとこれがとっても心地よい!

 

ほんの少しの差なのに、クッション性のおかげか足腰にも優しく、底冷えのなさは冷え性の母にも心地よいものでした……。

 

ダイニング・リビングはインテリア性も考慮して、キヨラとソワレを選択しました。(リップルパレットに、実は好みの色味がなかったため…)

遮音性能がないことで大変悩みましたが、部屋全体に敷き詰めることで音の振動を伝えにくくしているような気がします。

 

子どもたちもそれまでになかった「床でゴロゴロする生活」になり、今までよりゆったりした時間を過ごせるようになりました。

 

そんな「東リファブリックフロア」のそれぞれの使用感に関しては、次の記事をご覧ください!

 

子供の足音対策!タイルカーペット3種を徹底比較「使用感編」

 

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