崩れやすい園児のお弁当に!覚えておきたい詰め方のコツ4つ

kuratae kuratae | 2019年02月27日

元気な園児のお弁当は、どんなに扱いに気をつけていても、どうしても崩れやすくなってしまうもの。料理の上手な先輩ママに聞いた、崩れにくいお弁当作りのコツを分かりやすく4つにまとめてご紹介します。私はこれでだいぶお弁当が崩れにくくなったので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

幼稚園のお弁当がはじまって……

 

わが家の子どもたちは、2歳から幼稚園のプレ教室に通い、5歳の今もお弁当を持参しています。お弁当がスタートしてしばらくたったある日、親子登園で一緒にお弁当を食べる機会がありました。

子どもがパカッとお弁当箱を開けると、

 

中身、ぐちゃぐちゃ……

 

○○くんのお弁当、爆発してるね!なんてお友達から言われてしまう始末。

 

それもそのはず。やはり小さな子ども、カバンをおろして自分のロッカーに入れる際に逆さになってしまったり、お弁当を取り出す際に斜めになってしまったり。

想像以上に「お弁当を崩さないままお昼までキープする」ことの難しさに直面したのです。

 

そのとき、まわりの先輩ママさんたちのお弁当を見せてもらうと、みんなキレイで美味しそう!!

どうしたら崩れないお弁当になるの??と先輩ママたちにいろいろなコツを教えてもらいました!

 

 

 

「崩れないお弁当」を作るコツ!

 

1:適切な大きさのお弁当箱を使う

わが家では小学校低学年くらいまでを見据えた、500mlサイズのお弁当箱を使っていました。

(どうせ1~2年で使わなくなると思い、小さなお弁当箱を買うことをケチったのです……)

 

おにぎりのサイズを小さくしたり、フルーツを入れたりして量の調節はしていましたが、やはりサイズが大きいとスキマもできやすくなってしまうもの。

 

1番大きなポイントは、「深さ」がある点でした。

どんなに中身を詰めても、深さがある分空間が生まれてしまい、崩れやすくなっていたのです。

 

 

お弁当箱に関しては、大は小を兼ねません!

適度な大きさのお弁当箱を使いましょう。

 

それでももし、もったいないから少し大きめが欲しい!というときは、2段重ねのお弁当箱がおすすめです。

 

上から見ると量が多すぎ?という印象ですが、横から見ると深さに違いがあるのが分かります。中に入る量もほぼ同じです。

上段にごはんとおかず、下段にフルーツを入れるという使い分けもできます。

 

2歳頃の低年齢であれば、デザート用の小さなケースを使うという手も。

娘は少食だったため、最初はここからスタートしました。

 

ちなみに100円ショップで購入した2個セットのものです。2~4歳の娘はこれで十分でした。

将来的にはデザートケースとして活用できるので無駄になりませんよ。

 

 

2:詰める順番も大事!

お弁当箱が決まったら、一番重要なのが「詰める順番」。

まずは大きいものから詰めていきましょう。

 

「ごはん」→「主菜」→「副菜」→「スキマ詰め食材」

の4段階で、詰めるのがおすすめです。

 

 

トマトやブロッコリーはスキマ詰め食材の強い味方。

ブロッコリーはお弁当箱の端でもきっちり入るようカットしておきます。

 

 

全部詰めたら、お弁当箱を軽く揺らして、動いてしまわないか確認しましょう。

 

 

3:カップにおかずを入れる→お弁当に詰める

味移りを防いだり、彩りを添えたりするのにも役立つおかずカップ。

わが家ではどんなスキマにも入りやすいシリコン製を愛用しています。

 

 

以前の私は、お弁当箱におかずカップを敷いたあと、そこにおかずを詰めていました。

でも実はこれもNG。おかずがカップから抜けやすいため、崩れの原因になる場合があります。

おかずカップを使うときは、

「カップにおかずを詰めてから→お弁当に詰める」

この手順でぐっと安定感が増しますよ。

 

 

4:ピックを使って安定感アップ

小さいおかずがこまごまと入っていると、安定感がなく崩れやすくなってしまうもの。

そんなときはピックを使うと、見た目の可愛さはもちろん、安定感もアップ。

 

高さが出るため、多少のスキマができても動じなくなります。

まだ子どもが小さくて尖ったピックは怖いかなというときは、100円ショップでフォーク型のピックも手に入りますよ。

 

わが家の年長になる娘のお弁当。

 

ごはんは薄く敷き詰め、ふりかけを持たせています。

(2段お弁当だと、おにぎりを作らなくていいのも楽です)

 

 

 

冷凍も活用して苦にならないお弁当ライフを

 

はじめの頃は手作りにこだわって、早起きしてお弁当作りを頑張っていました。

でも先輩ママもみんな口を揃えて、「冷凍はスゴイ!!頼らなきゃ損」と言います。

 

今は冷凍も毎日活用しています。それでいいんです。

楽ですし、崩れにくいよう考えられたものも多いです。

 

お弁当は栄養を考えるより、完食できることを大切にしたほうがいいと先生からも言われます。

しっかり完食して、できた!という達成感を得ることの方が大切なのだと。

 

わが家では子どもの好きなおかずしか入れません。(それもほぼ冷凍)

息子と娘で全く違うお弁当になりますが、冷凍を活用しながら手抜きしてやっています。

園によってお弁当の頻度は違いますが、苦にならない程度にやっていきましょうね。

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