「放り込むだけ収納!」片付けを簡単にして「散らからない家」に!

kuratae kuratae | 2019年11月20日

片付けるのが苦手な方は、何から手につけたらいいか、どうキープしたらいいのかわからないことも多いかもしれません。以前の私がそうでした。とにかく手間なく片付けたい人にぴったりな「放り込むだけ収納」で、すっきりしたおうちを一緒につくっていきましょう!

部屋が片付かない……その原因はどこに

 

脱いだ服が、置きっぱなし。洗ったものも、畳まずに置きっぱなし。

カバンはそのへんに放置、子どものおもちゃやプリント類も置きっぱなし……

 

部屋が片付かない、散らかっているけどどう片付けたらいいのかわからない。

その原因はどこにあるのでしょうか?

 


 

●収納がない

単純に、収納が足りないというパターン。

しまえないから、外に出てきてしまいます。

または、きちんと収納するために、服をぴっちり畳まなければならなかったり、ぎゅっと押し込めていたりすることはありませんか?

疲れていると、そのひと手間がなかなかできなくなりますよね。そして積もり積もってゆくのです。

 


 

●ものが増えすぎ

収納ももちろんですが、それ以上にハイペースでものが増えているということはありませんか?

自分のものだけではなく、子どもの成長によってもものは増えていきますよね。

増えたら増えただけ、それがおさまるスペースのことも考慮しなければなりません。

 


 

●とにかく疲れている

しまうスペースはあるけれど、もうとにかく疲れていてやる気が起きないというパターン。

この場合、散らかれば散らかるほど、よりやる気が削がれてしまうおそれがありますよね。

 

 

 

「散らからない家」をつくる我が家のルール

 

収納があまりない我が家。男女の双子がいるので、洋服や通園グッズなども倍ペースで増えます。

もともと掃除が大嫌いな私(もちろん、今でも嫌いです)。だからこそ、「手間なく簡単に片付けられる家」を信条にしている、我が家のルール3つがこちらです。

 

1:とりあえず「放り込むだけ」

基本はズボラな私。いちいち片付けたり畳んだりするのが面倒……

そんな我が家は「放り込むだけでOK」な解決方法を目指しています。

 

 

まず、帰ってきてつい、ボンッとおいてしまう鞄。次の日も使うからと、ついつい置きっぱなしにしてしまうことはないでしょうか。

でもそれを続けてしまうと、鞄の上に上着をおいたり、さらに何かを乗せたり、「なんでも放置していい場所」が生まれてしまうおそれが……積もり積もってしまうと、どんどんやる気がなくなってしまいませんか?

 

 

そうなる前に、「放り込むスペース」を確保!

我が家では、リビングの入り口付近に設置したワゴンの中に、放り込むだけ!

だいたいワンシーズンのなかでよく使う「スタメン」がここには入っています。

 

リビングでは、ロープバスケットを使用しています。

脱いだ上着やブランケット、ルームスプレー、そのほか細々したおもちゃも放り込みます。サイズ展開がわりと豊富なので、大小で置いてもかわいいですよね。

 

これならリビングにそのまま置いてあってもおしゃれ感が出せる気がしませんか?

 

 

子どもの幼稚園グッズも、それぞれ3段のカラーボックスを用意して、放り込むシステムです。

それぞれの場所にきちんと収まっていれば、なんとなく整って見えるもの。制服や帽子は、引っかけるだけ!

 

「放り込むだけ」システムを稼働させるためには、収納量は「少なめ」が鉄則。

5割から多くても7割くらいの収納量にとどめるのがベストだと思います。

また、「なんでも放り込む」とぐちゃぐちゃになりやすいので、「カバンはここに」「おもちゃはここに」とある程度分類することも大切です。

 

また、「放り込んでそのまま」にしないこともポイント。疲れているときはいいけれど、適度に見直して「しばらく使わないモノ」はきちんと所定の位置に戻す、または処分するようにしましょう。

 

 

2:とにかく「見えなくなる」スペースを確保する

とりあえず見えなくなれば、ちょっと達成感も得られますし、急な来客にも対応できますよね。

 

なので、我が家ではクローゼットに余裕を持たせておき、さきほどのバスケット類をどさっと中に入れれば、とりあえず片付いたように見える工夫をしています。

 

これなら、もうとにかく疲れていて、何もできない……というときにも、すぐに行動に起こせるはず。

 

しかしたまに、クローゼットに入れたまま、1年以上忘れ去られているものが生まれてしまうことも……

 

それらは、もう潔く処分。

見えなくなって忘れてしまうものは、なくても生活できるもの

だと割り切ってしまいます。

 

 

3:増やしたら、そのぶん減らす

「断捨離」というと反射的に「私それ無理だわ~」と感じる方もいるかもしれませんね。

 

でも、ものが増えているということは、その分使わないものが生まれている可能性は考えられませんか?

 

とくに子供服。

 

我が家では服があふれはじめると、そこが切り替え時。

サイズアウトした服や、もう年齢が合わなくなった絵本やおもちゃは、やる気が出たときに一気に見直して、手放してしまいます。

 

さすがに服は放り込むとシワになるので畳みますが、簡単に畳めば収まる程度の量をキープ

押し込むくらい量が増えてきたら、内容を見直します。総量が少なければ、そのぶんエネルギーをかけずに整頓ができます!

 

自分の服、雑貨もそうです。

定期的に見直しをして、ちょっとでも「テイストが変わったかな」と思ったものは「潔く処分」します。

 

「収納がない」問題も、これらを見直すことでぐっと改善されるかもしれませんよ。

 

 

 

「引っ越すつもり」で家の中を見直してみよう

 

私がここまで割り切れるようになったのは、引っ越しを繰り返した時期があったからです。

「また荷造りするのも面倒だし……」と、調理器具や洋服など、「スタメン」だけを出してあとはしまっておいたら、それだけで生活できることに気づいたのがきっかけでした。

そして、その方がケアや整頓もラクだということがわかったのです。

 

意外と、使わないモノはあらゆる場所に潜んでいます。

古いものを大切につかうことは、とっても素敵なことです。なんでもかんでも捨ててしまうべきとも思いません。しかし、使わないモノにスペースを取られているのはもったいないのかなと感じます。

 

 

「部屋が片付かない」とお悩みの方は、一度引っ越しをするつもりで、家の中のモノを見直してみてはいかがでしょう?思った以上に、おうちがすっきりするかもしれませんよ!

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