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とんねるずの盟友 フジ新社長の伊豆温泉不倫写真

「週刊文春」編集部

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「ライブ中には氣志團の綾小路翔さんから『フジテレビの新社長も今日は来ています!』と紹介されていました。港さんは木梨さんのファンから声を掛けられることもありましたが、気さくに応じていましたよ」(ライブの観客)

 5月23日、東京・お台場。「とんねるず」の木梨憲武(60)が氣志團とコラボしたライブ「THE TAIMAN」の会場に陣中見舞いにやってきたのは盟友でフジテレビ新社長に内定した港浩一氏(70)である。

愛煙家として知られる

 現在、フジサンケイグループの共同テレビ社長を務めている港氏。6月下旬のフジテレビの株主総会後に晴れて新社長となる。

「希望退職を募るなど社内の若返りが図られている中、現社長の金光修氏より3歳上の港氏が社長に就任することに批判的な見方が社内には多い。港氏は今もすべてを差配する“天皇”日枝久氏(フジサンケイグループ代表)の編成局長時代の部下で信頼が厚い。それが最大の抜擢理由です」(フジテレビ関係者)

 港氏は早大卒業後の1976年にフジテレビ入社。

「『オールナイトフジ』でまだ20代前半だったとんねるずと出会い、『とんねるずのみなさんのおかげです』の初代総合演出を担当。とんねるずを人気タレントにした立役者です。木梨が港氏を模した『小港さん』を演じたことでも有名です」(スポーツ紙記者)

「みなさんの〜」にも度々登場した港氏(真ん中)

 2018年、「みなさんの〜」の30年の歴史に終止符が打たれた後も港氏はとんねるずを支えてきた。

 

「港氏は旧知のプロデューサーに『憲さんを使ってくれないかな』と頼み込んでいましたね。木梨憲武展をこの6月にフジサンケイグループの上野の森美術館で開催しますが、これも港氏が色々と木梨さんの相談に乗ってきました。今でも競馬やゴルフに一緒に出かけているそうです」(前出・フジテレビ関係者)

 

 ドン日枝氏ととんねるずの覚えめでたく出世した港氏。小誌とも“縁”がある。2014年7月31日号で港氏の伊豆の温泉旅館への不倫旅行を報じたのだ。お相手は当時銀座の超高級クラブで働いていた約30歳下のA子さん、スレンダーで佐藤江梨子似の美女だ。2人が宿泊した旅館は1人1泊4万円弱。おそろいの浴衣にそでを通し、食事中も港氏が女性の鼻をつまむなど、仲睦まじい様子の2人。呑んでほんのり上気したA子さんが甘えるように港氏の肘あたりを掴み、2人はエレベーターへ乗り込んだ。降りたのは露天風呂付き客室のある最上階の一室だった。翌日、遅めにチェックアウトをした港氏に声を掛けると、「彼女は仲の良い友達で……」とかなり苦しいご回答だった。前出のフジテレビ関係者が当時を述懐する。

宿に向かう2人

「フジテレビは金銭に関する不正には厳しい反面、幹部と女子アナの不倫もあったりして、下半身の問題にはゆるいんです。だから港氏の不倫についても特に問題になりませんでした」

おそろいの浴衣で……

 港氏の社長就任についてはこんな見方もある。

「日枝さんは編成局にいた時代に支えてくれた部下をこれまでも社長に据えてきましたが、港さんはカードの最後の1枚。84歳の日枝氏にすれば70歳でもまだ若いのでしょうが、世間の常識からはかけ離れています。女子アナや名物ディレクターの退社が相次いでいますが、今後も凋落が続くでしょう」(元幹部)

 日枝氏の社長就任は昭和63年。平成、そして令和の今に至るまで、お台場では時計が止まっているようだ。

 

source : 週刊文春 2022年6月2日号

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