誤給付した金の回収状況について記者会見する阿武町の花田憲彦町長(左)=山口県阿武町役場で2022年5月24日午前11時3分、福原英信撮影 山口県阿武町の誤給付を巡り、町が24日に開いた記者会見での主なやりとりは次の通り。【まとめ・中里顕】 ――取り立てできたのは財産が残っていたからか。 町の代理人の中山修身弁護士 いいえ。(決済代行業者の)3社に差し押さえなどをしたら、なぜか満額を払ってきた。 ――それぞれいくら返ってきたのか。 弁護士 お答えできない。 ――現金は容疑者から返還されたことになるのか。 弁護士 法形式的には、容疑者から返還されたことになる。 ――残る300万円あまりの回収方針は。 弁護士 分からない。今から考える。 ――現金が確保されたことについて受け止めは。 花田憲彦町長 (金額が)相当大きな部分を占め、若干安心した。これからもひたむきに努力を続けたい。 ――誤給付分がど