12月19日(土)に、今年度第7回目(最終回)「戦国期における岩美・八頭郡の主な歴史と関連城郭」を開催しました。
今回も前回と同じ国府町コミュニティセンターで行い、雪が降るあいにくの天候でしたが、60名の方の参加がありました。
講師は中世史・城郭研究者の高橋正弘氏にお願いし、因幡の「奉公衆」(將軍の護衛・親衛隊)の成立、制度、地域に与えた大きな影響、守護大名・戦国大名との関係などから始まり、これらの勢力と関連する城郭などを紹介していただきました。
また、奉公衆が拠点とした城館は、彼らが使用しなくなってから城として重要視されるなど、意外な歴史も教えていただきました。実際に各城を足で歩き、調査されている講師ならではの詳しく、興味深いお話でした。
皆さま熱心に聞いておられ、「奉公衆という言葉自体知らなかったので、とても勉強になった」、「各城の特徴が分かりやすかった」などの声をいただきました。
今年度のまいぶん講座は今回で終わりです。新型コロナの影響で2回中止となり、定員を減らしたり会場を変更したりしましたが、多くの熱心な参加者の皆様により、充実した内容で開催できました。
来年度も様々なテーマでまいぶん講座を開催していきますので、お楽しみにしてください。
なお、今年度は年明け2月に第2回調査研究成果発表会を予定しています。追って詳細をご案内します。


11月21日(土)に、今年度第6回目「織田・毛利戦争における東伯耆の中世城館」を開催しました。
今回は、ソーシャルディスタンスを確保するため、会場を埋蔵文化財センターから国府町コミュニティセンターへ変更して行い、52名の方の参加がありました。
講師は倉吉文化財協会会長 眞田廣幸さんにお願いし、織田・毛利戦争の中心であった東伯耆の動きに焦点を当て、周辺勢力や有力人物の移り変わり、主要な城などを紹介していただきました。
皆さま熱心に聞いておられ、「東伯耆に多くのお城があることを初めて知った」「東部と中部の歴史の流れがわかった」などの声をいただきました。
次回は12月19日(土)、「戦国期における岩美・八頭郡の主な歴史と関連城郭」です。開催場所は今回と同じく国府町コミュニティセンターで、講師に中世史・城館研究者の高橋正弘氏を迎えての開催です。
多くの方の参加をお待ちしています!!

9月19日(土)に、今年度4回目「縄文のカゴ、弥生のカゴ」を開催しました。
今回も引き続き新型コロナウィルス感染拡大防止対策を行い、12名の方の参加で実施しました。
「カゴ」と一口に言っても、縄文時代と弥生時代では材料や作り方が違います。鳥取の縄文時代は主にヒノキ、スギをヒゴ状にしたものを、弥生時代はマタタビなどのツル系のものを素材にします。
また、作り方も弥生時代には「ヨコぞえもじり編」という今は使われない編み方をしていたなどの特徴を実際に出土したカゴも使って紹介したところ、皆さま熱心に聞き入っておられました。
次回は、11月21日(土)、「織田・毛利戦争における東伯耆の中世城館」です。
開催場所を埋蔵文化財センターからより大きな会場の国府町コミュニティセンターへ変更しますので多くの方の参加をお待ちしています!!
※ 10月のまいぶん講座は中止、11月・12月は会場の変更があります。詳細はこちらをクックしてください。(PDF:261KB)
