レース柄のマスキングテープの使い方!ブランド「Unlabeled」

All Star All Star | 2020年02月27日

「マステ」と呼ばれている雑貨マスキングテープ。今回はオンラインショップ「ROUND TOP」に誕生した新ブランド「Unlabeled」の、レース柄デザインを使い、インテリアやラッピング、ハンドメイドや簡単アレンジ術を楽しんでみました。

 

新ブランド「Unlabeled」

今回、使用するマスキングテープは、ステーショナリーのオンラインショップ「ROUND TOP」の新ブランドです。

 

 

Unlabeled」というブランドの第一弾商品として登場したのが、こちらのホワイトマスキングテープ。素材となる和紙のやわらかな風合いに、レース柄がほどこされたデザインの新商品です。

執筆時現在(2020年2月)、レース柄は10種類で展開されています。

 

■サイズ:幅8mm×長さ500cm

■素材:和紙

■参考価格:110円(税込)

■販売はオンラインショップ「ROUND TOP」のみ

※執筆時現在の情報です。

新ブランド【Unlabeled】

 

実際にsalviaライターたちが、「ROUND TOP」の新ブランド「Unlabeled」のマスキングテープ(レース)を使ってみました!

 

 

マステの羽根もオシャレにリアルに!

マスキングテープで「羽根」を作る方法が流行っていますよね。SNSでもいろいろな羽根がアップされています。

そこで今回は、「Unlabeled – マスキングテープ レース No.1」を使って、羽根飾りを作ってみました。

 

 

使うのは、マスキングテープと針金。針金はなるべく細いものの方が扱いやすいです。

 

 

針金を作りたい羽の長さにカットし、針金にそってマスキングテープをぐるっと貼りつけます。羽根の根元にするので、針金を1cmほど残しておきます。

この状態だけでも中央のレースデザインの効果で素敵ですが……。

 

 

テープの四つ角を羽根のシルエットになるように、すべて切り落とします。

 

 

針金に沿ってテープに切り込みを入れていきます。

なるべく細かくハサミを入れるとより羽根らしくなります。何ヶ所か、わざと切り込みを切り落としてておくと、さらに本物らしくなります。

 

 

針金沿いにぐるっと一周切り込みを入れたら、針金をよじって、完成!

 

 

クラフトバックに飾りつけるだけで、とてもオシャレなラッピングに!羽根とマスキングテープのレース模様を生かしたシンプルテイストが素敵です。

 

 

レースの透け感のあるマスキングテープなので、可憐な羽根飾りにぴったりです。材料も少なくて誰でも簡単にできますし、ちょっとした贈り物のアクセントに使うと、ぐっと手作り感がでますよ。

 

 

マステでロゼット!

「Unlabeled – マスキングテープ レース No.5」を使って、手作りロゼットも作ってみました。

 

 

↓用意するもの↓

マスキングテープ(数種類あると華やかな仕上がりになります。)、はさみ、定規、ペンか鉛筆、瞬間接着剤やのり、色画用紙や折り紙、シールやリボンなど。

 

 

作り方(※製作例は直径3㎝)

【土台作り】

マスキングテープの芯やコンパスなどを使って、好きな色の色画用紙に同じ大きさの円を2枚切り取ります。1枚はロゼットの土台として、もう1枚は完成時の飾り用として使用します。

 

 

土台用の1枚を8等分になるように折りたたみ、しっかり折り癖をつけましょう。

 

 

開くとこんな感じ↓

 

この折り癖を目安にマスキングテープを貼り付けていくと、均等で美しい仕上がりになります。

 

【ひだ部分の作り方】※製作例は8mm幅の物を使用。

お好きなマスキングテープを用意。定規を使って7cmの長さに切ったものを16本用意します。

 

 

カットしたマスキングテープを以下のように3cmのところで折り返し、粘着部分を1cm残します。

 

 

折り返した部分をさらに折り返し、1cm残した粘着部分の5mm分だけ重ねます。

 

 

花びらのような形になるので、残りの15本も同様に作っていきます。全て完成したら、5mm部分の粘着を土台に張り付けていきます。

 

 

放射線状に貼っていくとバランスよくきれいに仕上がりますよ。

↓8枚貼り付けた様子

 

16枚全て貼付けたら、最初に用意したもう1枚の色画用紙を上からボンドで貼り付けます。

 

 

これでロゼットは8割完成♪あとは、色画用紙やリボン、マスキングテープなどを使ってお好きにアレンジ♪

ペーパークイリングで作ったお花で飾ってみたり、市販のシールで手軽にアレンジしてみたり。

 

 

卒園・卒業、入園・入学シーズンなので、ロゼットを作る機会のある方はご参考までに。

 

 

赤ちゃんの「ミニ・ガラガラ」

使用したのは、「Unlabeled – マスキングテープ レース No.5」

自宅にあるもので、赤ちゃんのオモチャが作れます。本来廃材となるものを、かわいいオモチャにリメイク!ペットボトルのキャップとマスキングテープで、コロンとかわいい赤ちゃんのガラガラです♪

 

 

■用意するもの

  • ペットボトルキャップ(2個で1つのガラガラが作れます。)
  • 中に入れる豆やお米(今回は小豆を使用。)
  • マスキングテープ
  • ハサミ

 

 

材料が揃ったら、キャップに中身(小豆など)を入れます。

※3個くらいだとカラカラという音に。5個以上だとガラガラというにぎやかな音に♪

 

 

キャップでフタをしてマスキングテープをぐるっと一周巻き付け、とめれば完成!

 

★ポイント★

・爪でキャップの溝にマスキングテープを埋め込むようにすると強度が増します。

・巻きはじめと巻き終わりは1cmくらいテープを重ね、補強しましょう。

 

 

マカロンみたいな可愛いガラガラの出来上がりです。爽やかなライトブルーとレースの相性はGOOD!赤ちゃんのおもちゃにぴったりです。

※製作画像は、ナチュラルなデザインが素敵な爽健美茶のキャップです

 

【応用編】

ガラガラが数個出来るなら、アレンジしてちょっとしたオモチャも作ってみてはいかがでしょう?

100円ショップなどに売っているフタが外せるコンテナ。以下のようにカッターで、フタにキャップが通るくらいの丸い穴をあけ、切り口をテープで保護します。

 

 

小さい子供が大好きな「ポットン落とし」の完成です!

 

 

ガラガラの音、そしてキャップ同士がぶつかり合う音も楽しいようでうちの子は大喜びでした。「キャップガラガラ」の収納にもなるので、一石二鳥ですよ♪

 

 

レジン&レースマステで「大人な栞」

「Unlabeled – マスキングテープ レース No.6」を使い、大人っぽいシンプルな栞をハンドメイドしました。

 

 

①お好みのマスキングテープをレジン用のシリコンマットに直接貼り付け、上からレジンを垂らします。硬化後、裏も同様に行って封入してください。

 

 

②レジンの不要な部分をはさみでカットし、形を整えます。

 

 

③ラインストーンをアクセントとして付けてみました。

レースのマスキングテープは、ラインストーンやパールと好相性!お好みのワンポイントをぜひ♪

 

 

マスキングテープのやわらかい雰囲気を生かしたシンプルな栞の完成です。

 

 

レジンの手作り栞は、お好みの幅や長さにすることができます。マスキングテープを貼り付けるだけなのでとても手軽ですよ。

 

 

インテリア小物のアクセントに

ハンドメイドをしない人でも「ただ貼るだけ」で、オリジナル感が出せるのが、マスキングテープの素敵なところ。

多肉植物の入った淡いブルーのポットに「Unlabeled – マスキングテープ レース No.3」を貼れば、やわらかな雰囲気に。

 

 

こちらはポストカードにマスキングテープでふちどりしました。使用したのは、「Unlabeled – マスキングテープ レース No.7」です。

 

 

クールなポストカードも、レースの衣装をまとうことでソフトな印象に変身!

 

 

お部屋の壁に飾るときも、マスキングテープの存在を主張しすぎず、ささやかなガーリー感がプラスできそうです。

 

メッセージ性のあるポストカードのアレンジにもOK!シンプルな雰囲気にレースの繊細なワンポイントが加わり、おしゃれな感じになりました♪

 

 

また、何の変哲もない黒のフレーム。入れる写真によっては、シンプルすぎて物足りなさを感じることもあるかもしれません。これも、レースのマスキングテープでデコレーションできます。

 

 

おすすめは、子どもの写真を入れる時。木製のフレームだと、もう少しやわらかい雰囲気を足したくなりませんか?木製のフォトフレームにマスキングテープをほどこせば、ソフトなワンポイントに。

 

 

木の無骨さにレースがプラスされ、ナチュラルでかわいらしい雰囲気になりました!

 

他、壁に「Unlabeled – マスキングテープ レース No.9」を使い、V字のアクセントをほどこしてみました。細いラインなので主張しすぎず、でも、レースの繊細さがほのかなこだわりを漂わせてくれます。

 

 

シンプルなフラワーベースも、レースデザインをワンポイントに入れるだけで、ちょっぴり趣が変わります。

 

 

上履きデコパージュに挑戦!

入園入学シーズンに、人気の「上履きデコパージュ」。これも「Unlabeled – マスキングテープ レース No.8」を使って挑戦してみました。

縁取りレースのようなデザインと、ハート模様がかわいいマスキングテープです。

 

 

用意するもの

 

  • 上履き
  • マスキングテープ(Unlabeled No.8)
  • お好みの色のマジック
  • デコパージュ液(さまざまな素材に使える、接着とコーティング一体型のものが便利です)
  • ハケ(今回は100均の平筆を使用しました)
  • お好みの飾りなど(今回は100均のリボンパーツとフラワーパーツを用意しました)

 

 

マスキングテープ「Unlabeled」は、レース柄の素敵なデザインですが、白い上履きにそのまま貼ると、せっかくの模様が見えにくくなってしまいます。そのため、上履きデコパージュに使う時は、まずはマジックでテープの接着面に色をつけるのがおすすめです。

 

 

多少の塗りムラがあっても、それでほどよい素材感が出るので、ザザッと適当に塗るだけでOK。

 

 

色を塗れたら、いったん厚紙などに貼っておきましょう。

 

■デコパージュ液を上履きに塗る

 

上履きのマスキングテープを貼りたい部分に、デコパージュ液を塗っていきます。

ハケは水でぬらしてから、水気をよく絞って使うと塗りやすいですよ。

足首まわりをぐるっと一周デコる場合は、爪先側の丸くなっている部分だけ塗らずに残しておきます。

 

■マスキングテープを貼り付ける

 

デコパージュ液を塗った部分に、マスキングテープを貼り付けます。

 

 

残しておいた爪先側の部分は、マスキングテープを小さめにちぎりながら仮置き。それから、少しずつテープをはがしてデコパージュ液を塗り、貼り付けていきました。

 

デコパージュ液が乾いたら、その上からさらにデコパージュ液を重ね塗りします。この作業を1~2回繰り返すと、きれいかつ丈夫に仕上がりますよ。

 

 

2回重ね塗りをした状態がこちら。

レース模様と淡いピンクがガーリーで、とてもかわいいですよね!

 

 

最後に、100均のリボンパーツとフラワーパーツを縫い付けて、アクセントを加えたら完成です。

ボタンやワッペンなどを縫い付けてもステキに仕上がると思います。ナチュラルなテイストがお好みなら、飾りを付けずに完成にしても◎

 

 

最後の飾り以外は針も糸もハサミも使わずに、簡単にレース風デコ上履きができました♪

通常のデコパージュで行う、ペーパーナプキンを切ったり1枚にはがしたりといった細かい作業も必要なし!上履き以外のさまざまなグッズにもアレンジ可能ですよ。

 

 

ライトやランプシェードはどうかしら?

素材が「和紙」ということなので、レースデザインのマステが、光とどのように融合するのかを、試してみました。

瓶にお花を入れて「Unlabeled – マスキングテープ レース No.4」を瓶に巻きます。マスキングテープが主役という感じではありませんが、主張しすぎないデザインがお好みなら、さりげないアクセントに。

 

画像:かのこ

 

また、自宅にあったグラスに「Unlabeled – マスキングテープ レース No.10」をやや斜めになるよう縦方向に貼ります。100均の簡易ライトの上にグラスをかぶせた、簡単ランプシェードを作ってみました。

 

 

和紙のやわらかな透け感にレースデザインがシルエット状になるので、何らかのアレンジヒントになれば。

 

 

謝恩会の席札や招待状に

使用したのは、「Unlabeled – マスキングテープ レース No.9」

「レース」というモチーフは、フォーマルなシーンでも活躍できるものです。

たとえば卒園や卒業時に開かれる謝恩会。この席札や招待状にも、マスキングテープは活躍しますよね。

 

 

デザインペーパーに先生の名前をプリントした紙を貼り、マスキングテープでデコレーション!超簡単な席札の完成です!

コスパが良いので、招待状と一緒に席札や式次第も作れば、統一感のある印象になりますね。

シンプルな招待状でも、レースのおかげで一気に華やかになりますし、プチプラ造花を貼付けてもよさそうです。

 

お花といえば、パーティやプチギフトに人気です。さりげなく花束を作る時にも、マスキングテープは活躍します。生花だけでなく、造花やドライフラワーを束ねるだけでも、レースデザインなので、よそ行きな雰囲気に。リボン型に貼り合わせてもよさそうですね。

(使用したのは「Unlabeled – マスキングテープ レース No.2」

 

 

ペットボトルをドレスアップ!

お誕生会やホームパーティなどで、ペットボトルが並ぶシーン、ありますよね?グラスを使わないので洗い物が出ず、フタが閉まるので便利ですが、そのままテーブルに置くのは少しあじけないものです。

そんなときには、マスキングテープでペットボトルをドレスアップしてみませんか?

 

今回は「Unlabeled – マスキングテープ レース No.10」を使用して、「ドレス」をイメージしたペットボトル飾りを作ってみました。

方法は簡単!レースデザインのマスキングテープを、Vネックのように貼っていきます。

 

 

 

次に「シンク用のゴミ取りネット」3枚~5枚程度を用意。底を切ってスカート状態にし、ペットボトルにはかせます。ウエスト部分は輪ゴムを通すだけで、しっかりとまります。あとはチュールのように広げて整えれば完成です。

 

お手持ちのキーホルダーやチャームを首からさげてあげれば、よりドレッシーな雰囲気に♪

 

 

キャップのところに、顔写真付のバースデーカードやメッセージカードをつければ、ドレスを着ているイメージに!?お誕生会の主役や、結婚式の二次会などの演出に使えそうです。

 

 

 

アドバイス

 

今回使用した10種類のマスキングテープは、とてもソフトなイメージの商品です。いずれも「主張しすぎず、繊細さも秘めている―」といった印象です。

 

 

レースデザインを強調したい場合、使用するベースアイテムは濃いめの色がおすすめです。

たとえば、ペーパーアイテムにあしらうならネイビーやボルドーといった濃い色。ペットボトルに貼るならコーラやぶどうジュースといった色の濃い中身の方がレース柄が映えます。

もちろん淡い色に貼っても、可憐なイメージになりますが、「写真映え」を狙う時は、ディープカラーのベースを選ぶのがポイントかもしれません。

 

また、「つるんっ♪」とした素材のキャンドルホルダーに貼っても、跡も残らず、気軽にデコレーションしやすそうですよ。お皿や花瓶、壁に雑貨など、あれこれお試ししてみてくださいね。

 

 


Unlabeled」は、「ROUND TOP」に新たに生まれたブランドです。

なお、保管のヒントは気温の目安が10~30度、湿度の目安は25~40%。また湿度と気温があがると、パック内の水分が蒸されて、インキが糊面に付着する可能性があるとのこと。長期保管の場合は針でフィルムに小穴をあけ、汗をかきにくくするのが長持ちのコツだそうです。

 

※執筆時現在の情報です。(2020年2月)


この記事は企業様より製品をご提供いただき、執筆しました。

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