2019年 5月 10日
海外メディアが紹介する日本の「Sakura」 変化する訪日客の花見イメージ!
海外メディアが紹介する日本の「Sakura」報道からわかる、変化する訪日客の花見へのイメージ
(やまとごころ 2019.04.24)
https://www.yamatogokoro.jp/column/inbound-worldvoice/31705/
桜の名所は日本だけではないが、「日本人は“Hanami”をする」という記事からブームが起こったという。
今では「日本で“Hanami”をするには、いつ、どこへ行けばいいのか」「今年のSakuraはいつ開花していつ満開なのか」の内容へと変化しているそうだ。
訪日桜ツアーに来られる外国人は「満開の桜」というと、むせるように咲き誇る風景を期待されている。
【ポイント】
桜ツアーに来られる外国人は「満開の桜」というと、むせるように咲き誇る風景を期待されるようです。
英の「インデペンデント紙」は4月初旬、「日本の桜シーズン満開–壮観な写真と共に」という記事で、目黒川を覆うように咲く桜の風景写真が何点も発信されました。
米有力旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」は、昨年の12月に「2019年に桜を見るベストプレイス-いつ旅行の計画を立てるべきか」という記事が掲載。ワシントンD.Cの桜祭りの情報と合わせて、日本列島の見頃の時期の基本情報が書かれています。今年3月には、2019年の日本の桜の開花・満開予想を伝えています。
米富裕層向け旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」は3月、「日本で桜を見る12のベストスポット」という記事を掲載。奈良の吉野山、京都の哲学の道、秋田の角館、山梨県の河口湖、東京の代々木公園に、青森の弘前公園など、日本全国の桜の名所が、見頃の時期と合わせて紹介されています。
2年前、日本への桜旅行は、地理的に日本に近いアジアやオーストラリアを中心に人気を集めており、欧米では、写真家など一部の人々が足を運ぶに留まっていた。今では欧米でも日本の花見の認知度はぐっと上がり、日本人と同じような情報が求められているようです。
海外メディアの記事は「日本人は“Hanami”ということをするらしい」という記事から、「日本で“Hanami”をするには、いつ、どこへ行けばいいのか」「今年のSakuraはいつ開花していつ満開なのか」を盛り込んだ内容へと変化している。
Sakuraが世界進出を始めて数年です。桜を目指してやってくる訪日客は花見のビギナーです。それゆえ、旅行雑誌で見た風景そのままを期待し「桜の名所」と呼ばれる場所に集中します。
2019年 5月 09日
オーバーツーリズムに解決策はあるのか? 専門家が考えた現状と対策事例!
オーバーツーリズムに解決策はあるのか? 外国の現状と対策事例から専門家が考えた【外電】
(トラベルボイス 2019年4月26日)
https://www.travelvoice.jp/20190426-127797
オーバーツーリズムを意識する旅行会社やDMOが増えている。
海外旅行客は、年間3%以上の増加し、2030年までに18億人以上になるという。
旅行アドバイザーは、混雑する場所に行かないよう提案したり、代変場所を助言するなど、適切に管理しなければ、旅行先のインフラやコミュニティー、環境に負担をかけるとの危機感を持ち始めている。
【ポイント】
オーバーツーリズムは、航空運賃の低価格化、クルーズ市場の成長、Airbnbなど安価な宿泊施設の台頭が拍車をかけている。オーバーツーリズムは世界各地で起こっているが、欧州はその影響が大きい。バルセロナ、アムステルダム、ヴェニスなどの都市では、大量に流入する訪問者への対処に悪戦苦闘している。
海外旅行客は2030年までに18億人以上に拡大すると予測。2010年以降、年間3%以上の増加ペースだ。
「適切に管理しなければ、旅行先のインフラやコミュニティー、環境に負担をかける可能性がある」
探検クルーズもオーバーツーリズムが問題になりつつある。
旅行アドバイザーは、時には特定の場所に行かないように話すことも必要。そうでない時は、代変の行き先を助言することが重要。特にアクティビティ関連や、自然・食物・文化に関係する旅行など、異なる価値の提案が必要。
「顧客より先回りして対応しないと、彼らの望むことに従うだけの状況に陥ってしまう。顧客が計画作成時に私たちの提案を考慮できるように、常に先手を取って説明している」
「観光客の少ない地域」への旅行、「混雑した場所に行こうとしている人たちの旅行プランに混雑していない場所を組み入れたり、ピークタイムを避けたりする」ことを勧める。
「それでも旅行者たちはローマやバルセロナに行くだろうし、日本に行きたがる」
オンライン旅行代理店(OTA)にとっても、オーバーツーリズムは中心的な課題。
「オーバーツーリズムは、現在混雑している欧州の主要都市を超え、さらに広がり続ける」
「責任を持って観光事業を設計・運営しなければ、あまり知られていない場所でさえオーバーツーリズムの影響をすぐに受けるだろう」
「限られた駐車スペースとたった1件の良いレストランがあるだけの小さなコミュニティーは、1台の大型バスが来ただけで限度を超える可能性がある」
EUの研究報告では、DMOと地方自治体がオーバーツーリズムの悪影響を緩和することを推奨している。
「政府機関、旅行会社、NGO、現地コミュニティーが共通戦略で協力し、観光地を管理する必要がある。
ピークシーズン以外の訪問の奨励、長期滞在の促進、人気のある場所以外への観光客の分散、何でも良い」
「欧州南部の冬と秋の日光は魅力的。世界的な温暖化で平均気温が上昇する中、暑い夏よりも旅行しやすい」
旅行業界はオーバーツーリズムを緩和するために、すでにいくつかの手段を講じている。
「GlobusやTrafalgarのようなツアーオペレーターでさえ、より多くの穴場を訪問する新たな旅行プランを作り出している。彼らは人気のデスティネーションのみに注力しているわけはない」
「クルーズ商品はさまざまな種類の寄港地観光体験を提案しており、数も増やしている。そのため、流入する旅行者の”群れ”が分散され、大勢が同じ場所に行き、同じ行動をすることがなくなる」
※この記事は、米・観光専門ニュースメディア「スキフト(skift)」に掲載された英文記事を、同社との提携に基づいてトラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。
2019年 5月 08日
観光庁が発表した2019年2月、3月の宿泊旅行統計調査 日本人、外国人とも増加!
観光庁が発表した2019年2月、3月の宿泊旅行統計調査
(観光庁 平成31年4月26日)
https://www.mlit.go.jp/common/001287500.pdf
2019年の宿泊旅行統計調査によると、全体で2月は3,982万人泊(前年比+8.3%)、3月は4,739万人泊(同+11.0%)。日本人は2月に3,155万人(同+5.9%)、3月に3,883万人(同+8.1%)、外国人は2月827万人泊(同+18.8%)、3月は856万人(同+26.3%)と、日本人・外国人ともに増加した。
客室稼働率は全体で2月61.0%、3月61.9%。東京都が80.3%と最も高く、2位は大阪79.4%だった。
大阪は、リゾートホテル94.8%(1位)、シティーホテル87.4%(3位)、ビジネスホテル79.2%(8位)となり、簡易宿所は60.8%(東京49.7%)と全国でも群を抜いて多い。それに引き換え旅館は32.6%(31位)で、旅館は地方に強く、都市部は苦戦を強いられている。
【ポイント】
観光庁が発表した宿泊旅行統計調査 (平成31年2月・第2次速報、平成31年3月・第1次速報)
延べ宿泊者数
○平成31年2月の延べ宿泊者数(全体)は、3,982万人泊で、前年同月比+8.3%であった。また、3月の延べ宿泊者数(全体)は4,739万人泊で、前年同月比+11.0%であった。
○日本人延べ宿泊者数は、2月は、3,155万人泊、前年同月比+5.9 %であり、 2月としては調査開始以来の最高値であった。また、3月は前年同月比+8.1%であった。
○外国人延べ宿泊者数は、2月は、827万人泊、前年同月比+18.8%であり、2月としては調査開始以来の最高値であった。また、3月は前年同月比+26.3%であった。
客室稼働率
○平成31年2月の客室稼働率は全体で61.0%であった。また、3月は全体で61.9%であった。
○平成31年2月に客室稼働率が80%を超えた都道府県は、リゾートホテル2箇所(平成30年2月: 2箇所)、ビジネスホテル7箇所(前年同月:7箇所)、シティホテル8箇所(前年同月:12箇所)であった。
○全体の稼働率では、東京都が80.3%と全国で最も高い値であった。
2019年 5月 07日
親日度調査、東アジア欧米豪など13カ国で実施。韓国と中国で「嫌い」が大幅に減少!
親日度に関する調査、東アジア欧米豪など13カ国で実施。韓国と中国で「嫌い」が大幅に減少
(やまとごころ 2019.05.02)
「日本という国が好きですか?」に対し、「嫌い」「大嫌い」が2018年比、韓国では28%から17%、中国では15%から7%と大幅減少し、「嫌い」「大嫌い」が0%の国が、タイ・マレーシア・インドネシア・フィリピン・オーストラリアの5カ国に広がった。しかし「大好き」と回答した人も大幅に減少したという。
アンケート結果に一喜一憂しても仕方がないが、インバウンド観光を推進する立場として「日本を好きになって帰ってもらう」ことは重要だと思う。
【ポイント】
アウンコンサルティング株式会社は、13カ国の訪日外国人観光客を対象に親日度に関する調査した。
訪日客の大きな割合を占める韓国、中国、台湾、香港などの国から、アメリカやオーストラリア、イギリスといった欧米豪諸国にアンケートを実施。2018年に行った同様のアンケートとの比較も同時に行った。
「日本という国が好きですか?」という質問で、「大好き」「好き」「嫌い」「大嫌い」から4択で回答してもらったところ、2018年から比べて「嫌い」「大嫌い」が、韓国では28%から17%、中国では15%から7%と大幅に減少した。
「大好き」の割合が10%減少したのは、シンガポール・ベトナム・香港だった。
「嫌い」「大嫌い」と回答した人が0%だったのは、前回は、香港・タイ・ベトナムのみだったが、今回の調査ではタイ・マレーシア・インドネシア・フィリピン・オーストラリアの5カ国に広がり、全体的に日本への好感度が増している。
「日本人が好きですか?」という問いへの「嫌い」「大嫌い」の割合変化はあまり見られなかった。
しかし「大好き」と回答した人が大幅に減少。シンガポールでは36%、アメリカ・ベトナム・香港でも10%以上減少している。
「日本旅行での不安や困ったこと」で比率が高かったのは「スタッフとの会話が通じない」「地震等の災害」「交通費が高い」の3点だった。
地方への旅行をする訪日外国人は、地方の多言語対応への遅れにストレスを感じるケースが多いと思われる。また自国でキャッシュレス決済に慣れている中国の訪日客は、特に「電子マネー決済」の整備の遅れに不満を感じていることが分かった。
2019年 5月 06日
星野リゾートの都市型観光ホテル「OMO」が挑戦する都市観光 ガイドツアーが地域の魅力を掘り起こす!
星野リゾートの新業態「OMO」が挑戦する都市観光とは? 地域の魅力を掘り起こすガイドツアーを宿泊して体験してきた
都市部での観光目的のビジネスホテル需要に注目し、競争力ある価格と旅の楽しみの創出を両立させた新たな挑戦を、「OMO5東京大塚」で体験してきた。
OMOのコンセプトは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」という。
(1)徒歩圏内の散策を提案する地図「Go-KINJO MAP(ご近所マップ)」
ご近所マップは、お客様が周辺地域に興味を持ち、散策したいと思っていだけるよう、実際に足を運んだスポットを、自分たちの視点で切り取り発信している。
ホテルが宿泊客を街に出し、OMOレンジャーが街との媒介になる。それは、想像以上に街と宿泊客、そしてホテルの関係を結び付ける存在になる。
地域にとっても、「新しい風になっている」「星野リゾートがこの街に来ると聞いて皆で喜んだ」といい、否定的な見方はなかったといい、地域の魅力を発掘することに期待していた。
2019年 5月 10日
海外メディアが紹介する日本の「Sakura」 変化する訪日客の花見イメージ!
海外メディアが紹介する日本の「Sakura」報道からわかる、変化する訪日客の花見へのイメージ
(やまとごころ 2019.04.24)
桜の名所は日本だけではないが、「日本人は“Hanami”をする」という記事からブームが起こったという。
今では「日本で“Hanami”をするには、いつ、どこへ行けばいいのか」「今年のSakuraはいつ開花していつ満開なのか」の内容へと変化しているそうだ。
訪日桜ツアーに来られる外国人は「満開の桜」というと、むせるように咲き誇る風景を期待されている。
【ポイント】
桜ツアーに来られる外国人は「満開の桜」というと、むせるように咲き誇る風景を期待されるようです。
英の「インデペンデント紙」は4月初旬、「日本の桜シーズン満開–壮観な写真と共に」という記事で、目黒川を覆うように咲く桜の風景写真が何点も発信されました。
米有力旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」は、昨年の12月に「2019年に桜を見るベストプレイス-いつ旅行の計画を立てるべきか」という記事が掲載。ワシントンD.Cの桜祭りの情報と合わせて、日本列島の見頃の時期の基本情報が書かれています。今年3月には、2019年の日本の桜の開花・満開予想を伝えています。
米富裕層向け旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」は3月、「日本で桜を見る12のベストスポット」という記事を掲載。奈良の吉野山、京都の哲学の道、秋田の角館、山梨県の河口湖、東京の代々木公園に、青森の弘前公園など、日本全国の桜の名所が、見頃の時期と合わせて紹介されています。
2年前、日本への桜旅行は、地理的に日本に近いアジアやオーストラリアを中心に人気を集めており、欧米では、写真家など一部の人々が足を運ぶに留まっていた。今では欧米でも日本の花見の認知度はぐっと上がり、日本人と同じような情報が求められているようです。
海外メディアの記事は「日本人は“Hanami”ということをするらしい」という記事から、「日本で“Hanami”をするには、いつ、どこへ行けばいいのか」「今年のSakuraはいつ開花していつ満開なのか」を盛り込んだ内容へと変化している。
Sakuraが世界進出を始めて数年です。桜を目指してやってくる訪日客は花見のビギナーです。それゆえ、旅行雑誌で見た風景そのままを期待し「桜の名所」と呼ばれる場所に集中します。
2019年 5月 9日
オーバーツーリズムに解決策はあるのか? 専門家が考えた現状と対策事例!
オーバーツーリズムに解決策はあるのか? 外国の現状と対策事例から専門家が考えた【外電】
(トラベルボイス 2019年4月26日)
https://www.travelvoice.jp/20190426-127797
オーバーツーリズムを意識する旅行会社やDMOが増えている。
海外旅行客は、年間3%以上の増加し、2030年までに18億人以上になるという。
旅行アドバイザーは、混雑する場所に行かないよう提案したり、代変場所を助言するなど、適切に管理しなければ、旅行先のインフラやコミュニティー、環境に負担をかけるとの危機感を持ち始めている。
【ポイント】
オーバーツーリズムは、航空運賃の低価格化、クルーズ市場の成長、Airbnbなど安価な宿泊施設の台頭が拍車をかけている。オーバーツーリズムは世界各地で起こっているが、欧州はその影響が大きい。バルセロナ、アムステルダム、ヴェニスなどの都市では、大量に流入する訪問者への対処に悪戦苦闘している。
海外旅行客は2030年までに18億人以上に拡大すると予測。2010年以降、年間3%以上の増加ペースだ。
「適切に管理しなければ、旅行先のインフラやコミュニティー、環境に負担をかける可能性がある」
探検クルーズもオーバーツーリズムが問題になりつつある。
旅行アドバイザーは、時には特定の場所に行かないように話すことも必要。そうでない時は、代変の行き先を助言することが重要。特にアクティビティ関連や、自然・食物・文化に関係する旅行など、異なる価値の提案が必要。
「顧客より先回りして対応しないと、彼らの望むことに従うだけの状況に陥ってしまう。顧客が計画作成時に私たちの提案を考慮できるように、常に先手を取って説明している」
「観光客の少ない地域」への旅行、「混雑した場所に行こうとしている人たちの旅行プランに混雑していない場所を組み入れたり、ピークタイムを避けたりする」ことを勧める。
「それでも旅行者たちはローマやバルセロナに行くだろうし、日本に行きたがる」
オンライン旅行代理店(OTA)にとっても、オーバーツーリズムは中心的な課題。
「オーバーツーリズムは、現在混雑している欧州の主要都市を超え、さらに広がり続ける」
「責任を持って観光事業を設計・運営しなければ、あまり知られていない場所でさえオーバーツーリズムの影響をすぐに受けるだろう」
「限られた駐車スペースとたった1件の良いレストランがあるだけの小さなコミュニティーは、1台の大型バスが来ただけで限度を超える可能性がある」
EUの研究報告では、DMOと地方自治体がオーバーツーリズムの悪影響を緩和することを推奨している。
「政府機関、旅行会社、NGO、現地コミュニティーが共通戦略で協力し、観光地を管理する必要がある。
ピークシーズン以外の訪問の奨励、長期滞在の促進、人気のある場所以外への観光客の分散、何でも良い」
「欧州南部の冬と秋の日光は魅力的。世界的な温暖化で平均気温が上昇する中、暑い夏よりも旅行しやすい」
旅行業界はオーバーツーリズムを緩和するために、すでにいくつかの手段を講じている。
「GlobusやTrafalgarのようなツアーオペレーターでさえ、より多くの穴場を訪問する新たな旅行プランを作り出している。彼らは人気のデスティネーションのみに注力しているわけはない」
「クルーズ商品はさまざまな種類の寄港地観光体験を提案しており、数も増やしている。そのため、流入する旅行者の”群れ”が分散され、大勢が同じ場所に行き、同じ行動をすることがなくなる」
※この記事は、米・観光専門ニュースメディア「スキフト(skift)」に掲載された英文記事を、同社との提携に基づいてトラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。
2019年 5月 8日
観光庁が発表した2019年2月、3月の宿泊旅行統計調査 日本人、外国人とも増加!
観光庁が発表した2019年2月、3月の宿泊旅行統計調査
(観光庁 平成31年4月26日)
https://www.mlit.go.jp/common/001287500.pdf
2019年の宿泊旅行統計調査によると、全体で2月は3,982万人泊(前年比+8.3%)、3月は4,739万人泊(同+11.0%)。日本人は2月に3,155万人(同+5.9%)、3月に3,883万人(同+8.1%)、外国人は2月827万人泊(同+18.8%)、3月は856万人(同+26.3%)と、日本人・外国人ともに増加した。
客室稼働率は全体で2月61.0%、3月61.9%。東京都が80.3%と最も高く、2位は大阪79.4%だった。
大阪は、リゾートホテル94.8%(1位)、シティーホテル87.4%(3位)、ビジネスホテル79.2%(8位)となり、簡易宿所は60.8%(東京49.7%)と全国でも群を抜いて多い。それに引き換え旅館は32.6%(31位)で、旅館は地方に強く、都市部は苦戦を強いられている。
【ポイント】
観光庁が発表した宿泊旅行統計調査 (平成31年2月・第2次速報、平成31年3月・第1次速報)
延べ宿泊者数
○平成31年2月の延べ宿泊者数(全体)は、3,982万人泊で、前年同月比+8.3%であった。また、3月の延べ宿泊者数(全体)は4,739万人泊で、前年同月比+11.0%であった。
○日本人延べ宿泊者数は、2月は、3,155万人泊、前年同月比+5.9 %であり、 2月としては調査開始以来の最高値であった。また、3月は前年同月比+8.1%であった。
○外国人延べ宿泊者数は、2月は、827万人泊、前年同月比+18.8%であり、2月としては調査開始以来の最高値であった。また、3月は前年同月比+26.3%であった。
客室稼働率
○平成31年2月の客室稼働率は全体で61.0%であった。また、3月は全体で61.9%であった。
○平成31年2月に客室稼働率が80%を超えた都道府県は、リゾートホテル2箇所(平成30年2月: 2箇所)、ビジネスホテル7箇所(前年同月:7箇所)、シティホテル8箇所(前年同月:12箇所)であった。
○全体の稼働率では、東京都が80.3%と全国で最も高い値であった。
2019年 5月 07日
親日度調査、東アジア欧米豪など13カ国で実施。韓国と中国で「嫌い」が大幅に減少!
親日度に関する調査、東アジア欧米豪など13カ国で実施。韓国と中国で「嫌い」が大幅に減少
(やまとごころ 2019.05.02)
「日本という国が好きですか?」に対し、「嫌い」「大嫌い」が2018年比、韓国では28%から17%、中国では15%から7%と大幅減少し、「嫌い」「大嫌い」が0%の国が、タイ・マレーシア・インドネシア・フィリピン・オーストラリアの5カ国に広がった。しかし「大好き」と回答した人も大幅に減少したという。
アンケート結果に一喜一憂しても仕方がないが、インバウンド観光を推進する立場として「日本を好きになって帰ってもらう」ことは重要だと思う。
【ポイント】
アウンコンサルティング株式会社は、13カ国の訪日外国人観光客を対象に親日度に関する調査した。
訪日客の大きな割合を占める韓国、中国、台湾、香港などの国から、アメリカやオーストラリア、イギリスといった欧米豪諸国にアンケートを実施。2018年に行った同様のアンケートとの比較も同時に行った。
「日本という国が好きですか?」という質問で、「大好き」「好き」「嫌い」「大嫌い」から4択で回答してもらったところ、2018年から比べて「嫌い」「大嫌い」が、韓国では28%から17%、中国では15%から7%と大幅に減少した。
「大好き」の割合が10%減少したのは、シンガポール・ベトナム・香港だった。
「嫌い」「大嫌い」と回答した人が0%だったのは、前回は、香港・タイ・ベトナムのみだったが、今回の調査ではタイ・マレーシア・インドネシア・フィリピン・オーストラリアの5カ国に広がり、全体的に日本への好感度が増している。
「日本人が好きですか?」という問いへの「嫌い」「大嫌い」の割合変化はあまり見られなかった。
しかし「大好き」と回答した人が大幅に減少。シンガポールでは36%、アメリカ・ベトナム・香港でも10%以上減少している。
「日本旅行での不安や困ったこと」で比率が高かったのは「スタッフとの会話が通じない」「地震等の災害」「交通費が高い」の3点だった。
地方への旅行をする訪日外国人は、地方の多言語対応への遅れにストレスを感じるケースが多いと思われる。また自国でキャッシュレス決済に慣れている中国の訪日客は、特に「電子マネー決済」の整備の遅れに不満を感じていることが分かった。
2019年 5月 06日
星野リゾートの都市型観光ホテル「OMO」が挑戦する都市観光 ガイドツアーが地域の魅力を掘り起こす!
星野リゾートの新業態「OMO」が挑戦する都市観光とは? 地域の魅力を掘り起こすガイドツアーを宿泊して体験してきた
(トラベルボイス 2019年5月5日)
https://www.travelvoice.jp/20190505-128161
星野リゾートの都市型観光ホテル「OMO(おも)」はカジュアル志向ホテルとして2018年にオープンした。
大阪・新今宮でも2022年に開業予定だという。
「OMO」は、「はしご酒ツアー」や「まちなかさんぽツアー」などのガイドツアーを行なっている。
東京・大塚にはビジネスホテルなどが多いが、宿泊客と地域がリンクすることはなかった。地元も「観光的要素は何もない」と言っていたが、今は、地元客だけでなく、国内外の観光客が来て喜ばれている。
どこの街にも魅力的なスポットはあり、魅力的な人が住んでいる。ホテルという拠点が核になり、地域と観光客をつなぐ新しいスタイルに期待したい。
【ポイント】
星野リゾートが2018年にオープンした「OMO(おも)」はカジュアル志向の「都市型観光ホテル」。
都市部での観光目的のビジネスホテル需要に注目し、競争力ある価格と旅の楽しみの創出を両立させた新たな挑戦を、「OMO5東京大塚」で体験してきた。
OMOのコンセプトは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」という。
観光目的でのビジネスホテルの利用では、「宿泊は十分だが、観光の気分は下がる」との印象を宿泊客が抱くことが、星野リゾートの調査で明らかになった。ここに活路を見出し、ホテルで用意しきれない部分は街の持つ機能を活用して、ホテルと街の新たな魅力にしていくという考えで、下記を用意している。
(1)徒歩圏内の散策を提案する地図「Go-KINJO MAP(ご近所マップ)」
(2)ご近所ガイドOMOレンジャーによるガイドツアー
ご近所マップは、お客様が周辺地域に興味を持ち、散策したいと思っていだけるよう、実際に足を運んだスポットを、自分たちの視点で切り取り発信している。
ガイドツアーは、『この地域に住む友だちがいたら、どんな店に連れていくか』がコンセプト。
行き先はその日に担当するOMOレンジャーのお勧めで、マニュアルのないツアーなのが特徴。
OMO5東京大塚の最寄りであるJR大塚駅は、観光で楽しめるという印象が薄いエリアだ。各スタッフが実際に街歩きをして魅力を探すと「路面電車の走る街並み以外にも、花街だった歴史や商店街が7つもある庶民の生活感など、大塚ならではの魅力の原石がありました」
夜の「はしご酒ツアー」は、OMOレンジャーレッドが決めた3軒のお店を約2時間で飲み歩く。
翌朝の「まちなかさんぽツアー」では、開店準備を終えたばかりのお店を覗く。店の女将さんとOMOレンジャーの井戸端会議のような会話を聞くだけでも、街の仲間に加わったような気分になってくる。
ホテルが宿泊客を街に出し、OMOレンジャーが街との媒介になる。それは、想像以上に街と宿泊客、そしてホテルの関係を結び付ける存在になる。
地域にとっても、「新しい風になっている」「星野リゾートがこの街に来ると聞いて皆で喜んだ」といい、否定的な見方はなかったといい、地域の魅力を発掘することに期待していた。
大塚には、ビジネスホテルやシティホテルが多く建っているが、宿泊客と地域がリンクすることはなかった。各店舗に取材協力すると、歓迎しながらも「自分たちの街には(観光的要素は)何もない」と言われたという。
今では「地元客が多かったけれど、国内外の観光客が来てくれるようになり喜んでいる」と笑顔を見せ、自分たちの日常が観光客に魅力的に映ることを地域が認識することに、街の活性化になるという。
「星野リゾートではこれまでも旅の地域性にこだわり、地域の文化や伝統、食事をいかした体験の提供に注力してきました。OMOでもこのノウハウが活かすことができます」と胸を張る。
OMOは、星野リゾートのリピーターにも利用されている。リピーターの「常にラグジュアリーな旅をしたいわけではない」との感想に、旅行者が旅の使い分けをされていることを実感した。
今後、大阪・新今宮などで、新たな開業計画も発表されている。どんな新しいOMOが都市観光のマーケットを作り出していくのか、今後の展開に注目したい。
日本のクルーズ船利用者がインバウンド・日本人とも過去最高!
スマート観光:関西の最高のものをあなたに!
クライアントの懸念が最優先事項であるスマート観光またはNPOスマート観光促進機構を通じて、今日関西のさまざまな観光スポットを探索してください。
厳粛な場所、ソーシャルメディアアカウントに最適な美学、または日本文化の雰囲気を探している場合でも、スマート観光はあなたを大阪、京都、神戸、奈良のお気に入りの目的地に連れて行くため、心配する必要はありません。
滞在中に最高のサービスを提供するスマート観光は、ご到着前にすべての宿泊施設と交通機関のニーズにきめ細かく対応しています。我々の機構はもう何年も前で成立されており、観光客に最高の体験をもたらすことが我々の使命です。
関西には、伏見稲荷大社、嵐山、大阪城、金閣寺、東大寺、姫路城、清水寺などの観光スポットがあります。
スマート観光:店で何かありますか?
桜の名所
さわやかな桜の季節にぜひ関西へお越しください!地域全体を調査する手間を省くために、旅程、宿泊施設、旅行の手配から、ご旅行の細かいところまですべて手配してあげます。機構のスタッフは町の桜のある最高の観光スポットを案内することができます。
スマート観光が全部扱っているため、行き先を気にする必要はありません!あなたがすることはカメラか携帯電話を持って関西の美しさをとらえるだけ。家族、友人、愛する人との最高の思い出を今日大切にして、今すぐ連絡してみましょう!
宿泊特典
スマート観光では、お客様の快適さは私たちの最優先事項です。だからこそ、お客様のニーズにぴったり合う完璧なホテルの客室を提供しました。西洋から、アジアの他の地域から、またはイスラム教徒からの外国人であるかどうかにかかわらず、我々の機構は関西であなたを出迎えします!
過去数年間で、国内の観光客数の増加はついに2019年に3,938万人に達しました。
また、ホテルとのパートナーシップを確立し、旅行バスを提供しているので、観光客はお好きな関西地方を探すだけです。
「観光広場」トーク
スマート観光は年に数か月ごとに、「観光広場」トークを行い、サービスをさらに改善し、お客様に長い間サービスを提供し続けます。
年が経つにつれて、スマート観光は毎年新しい改善を確立しており、より多くの観光客が日本、特に関西地域を訪れるようになることは確実です。
最高のイノベーションは、Gournavi Appの開発、イスラム教徒の観光客向けのサービスとホスピタリティの向上、Googleを最大限に活用して関西の美しさを際立たせることです。それらを調べるには、ここにアクセスしてください!