外から帰ってきたデジタル君が寝ているねえ

よっぽど疲れたのかぐっすりだねぇ
…ｽﾝｽﾝ
こんな可愛らしいデジタル君もちゃんと足は匂うんだねぇ……

変態だぁ！

犯罪臭がすごい

ロリコン

>>4

フラワーに手を出してるし…

やばいアグネスじゃねぇか……もっといいぞ

ロリコンで匂いフェチなのか…

失礼な
純粋な知的好奇心だよ

まぁデジたんの足はお肌のうるおい高めの湿気足だからお手入れサボっちゃうとネ……

カフェのとはまた違った臭いだねぇ…

>>13

風呂に入ったから鼻が利くようになって他人の臭いが気になったんでしょ

デジたん代謝高そうだからつま先からすっぱい臭いしてそうだ

なんで嗅いでんだよ...

ｽﾝｽﾝ…
おぅふ……っ…
もう一度…
(以下何回か繰り返し)

うなじは甘い香りがするねぇ…

スンスンとタキオンさんの鼻から音が聞こえてくる。音は私のうなじから始まって脇、股、足と匂いが強い部分を中心にするようにじっくりと降りていく。
この事に気づいたのは二週間前、シャワーを浴びるのが億劫でベットに制服のまま寝転がっていたが寝付けず狸寝入りをしていたときだった。

外から帰ってきたデジタル君が寝ているねえ

(あ、タキオンさん…おかえりなさいって言わなきゃ)
そう思って起き上がる前にタキオンさんは音を立てないように私のベットに座ってきた。

よっぽど疲れたのかぐっすりだねぇ

突然のことに驚いたがその次の瞬間私はそれどころでなくなってしまった。

スンスン

(はい？)
エ？ナニコレ？
スンスンは鼻息であることはわかるそれがタキオンさんのものであることもわかる。え、ちょっと待って何を嗅いでるのですか？
頭がパニックになっている私に対して鼻息がうなじからねめるように移動して私の足で止まった。
(え、待って今日汗かいて靴下替えて…！)

こんな可愛らしいデジタル君もちゃんと足は匂うんだねぇ……

瞬間で私の意識は尊みではなく羞恥でホワイトアウトした。

>>22

「いやあ、今朝の照れ具合確実にバレていたねえ」

「ニシノフラワーさんやスイープトウショウさんの件といい、あなたはロリコンなんですか？」

「失礼な、純粋な知的好奇心だよ」

全く人を根拠もなくロリコンなどと、カフェも余人のようにレッテルで人を判別するようになってしまうのかなあ、私は悲しいなあ。

「で、どのような顔をして部屋に帰る気ですか」

「どんなって、そりゃあいつも通りさ」

「…アグネスデジタルさんには同情します」

全く今日のカフェは本当に失敬だな、これでは砂糖50％紅茶の味も何だかいつもよりも不味く感じてしまうじゃないか。

>>23

足の指の間もしっかりとチェックOK、さすがに風呂上がりに匂いが残っていることなどはあり得ないデジタンに抜かりはなし。身を清めるのは億劫だったが昨日の今日で同じ失態を犯すわけにはいかない、とりあえずタキオンさんの鼻腔を私のバッドスメルで汚すことはないでしょう。

ガチャ

ドアノブが捻られる音に対して反射的にベットに潜り毛布をかぶってしまう。いや無理、昨日の後にタキオンさんと顔を合わせれるほどの胆力を私が持ち合わせているはずがない。昨日同様に狸寝入りをかましておく。

スンスン

音はするがそれだけだうなじあたりで止まっている。

(セーーーーフ！いやマジでセーーーーーフ！)

しっかりと日中の不浄は洗い落とせたようで安堵する。そのままタキオンさんが離れていく気配がしたので確認のために薄目を開けたがこれが良くなかった。

目に入ったタキオンさんの表情は少しショボくれていてまるで帰り道を失った迷子のようであった。

(え？)

疑問に思う私を他所にそのままタキオンさんは自分のベットに入ってそのまま眠ってしまった。

(あれ？あの表情はデジタンのスメルを嗅ぎたかった…？いやいやもう少しまともな妄想をしましょう私、こんな自己投影紛いのこっぱずかしいものネタ帳にすら書き込めません)

思考を眠りに切り替えるために寝返りをうつとタキオンさんの香り、紅茶と脳が少し痺れるようないけない芳香が漂う。

(ん？)

もう一度薄目を開けると唇が接するのではないかというほどの近さにタキオンさんの顔があった。

(うわあ、顔が良い…)

今宵は尊みで気絶できました。

>>25

「というわけで朝まで粘ってみたがさすがに寝汗だけでは日中の活動で作られた匂いには遠く及ばなかったよ」

私は今何を聞かされている？今日は良い豆が手に入ると思っていたら横から業者に掠め取られ逃してしまったことに始まり碌なことがなかったがこれは今日一番に該当するだろう。

「カーフェーきーいーてーるのーかー」

あの顔を叩けば口を閉じてくれるだろうか、いやなにか避けられてそのまま泥沼に突入する予感がする。

「カーフェー」

無心だ。無心に豆を引き続けるのだ。

てしてし

「何をしているのですか？」

「君の前髪で遊んでる」

てしてしと私の一房だけ跳ねてる白い前髪を鉛筆で左右から叩いて遊んでいる。なんでしょうこの人は人を煽らないと死んでしまう病に罹患しているのでしょうか。

「話を聞くので止めてください」

「いや、これ思ったよりも楽しいね」

「怒りますよ」

そう言えば手を止める、なぜ変なところで良識を持つのか。

「私はもっとデジタルくんを研究したいのに彼女に許してもらえないようだ、どうすれば良いと思う？」

>>26

「ロリコンも大概にしてください」

「失礼な、ロリコンではないよ知的探求心だよ」

ほざく。異常性愛者の話は聞くに絶えないが適当に受け答えしてアグネスデジタルさんに危害が及ぶのは寝覚めが悪い。どうしたものか…

いや、待てよ。

「匂いが嗅げれば良いのですか？」

「うむ、彼女の体臭に関するデータが取れればそれで満足さ」

どうせこの人は人に言われて止まらない、ならアグネスデジタルさんにも少々付き合ってもらわなければならない。

うーん…フラワーくんは花のような香り、ウララくんは春の日差しのような香り、デジタルくんはほんのり甘い香りがするねぇ

マヤノくんやスイープくんやビコーくんはどんな香りがするのかねぇ