低温調理でローストビーフもチャーシューも!「プロ監修」直伝レシピ

kuratae kuratae | 2020年11月10日

ふつうの食材が高級な味に大変身する人気の低温調理!今回は「Hismile(ハイスマイル)」の低温調器で作るローストビーフとチャーシューの2大レシピをご紹介します。シェフ監修なのでおすすめ♪商品の使い方や設定温度など、料理のプロ直伝ですよ。

 

レシピの監修はテレビ出演など多数|蕎麦割烹 倉田シェフ

低温調理は、素材の旨味を存分に引き出せる調理方法です。近年では、家庭用「低温調理器」の登場により、一般の主婦でも手軽に低温調理を楽しむことができるようになりました。

ただし温度設定や調理時間、細かい調理方法などにより、仕上がりのクオリティは違ってきます。そこで、蕎麦割烹 倉田の店主倉田 政起(くらた まさき)さんのご協力を得て、プロ監修の低温調理レシピ記事を執筆しました。

今回紹介するのは、低温調理の王道レシピ「ローストビーフ」と「チャーシュー」の2品。使用した低温調理器は、Hismile(ハイスマイル)です。

なお、監修者の倉田さん(蕎麦割烹 倉田の店主)は、2015・16年ミシュランビブグルマン掲載。2015年RED-U35「GOLD EGG」などの受賞歴をもち、メディア掲載・出演も多数ある有名な料理人です。

 

 

 

牛肉サーロインで作る簡単ローストビーフ(プロ監修レシピ)

 

【材料】

牛肉サーロイン 約1kg

玉ねぎ 1玉(千切り)

塩・コショウ 適量

ストレートめんつゆ 適量(約60cc)

 

【作り方|手順①~⑧】

 

1:サーロインの脂を切り落とします。

 

2:残った赤身は、真空パック用の袋に入れやすい大きさにカットします。

(大きさはお好みでOK)

 

3:先ほどカットした脂を焼いていきます。脂から油分が出るため、フライパンに油はひきません。

 

4:赤身部分に塩コショウをふり、軽く焼いていきます。

※水分が出てしまうので、塩コショウは焼く直前にふりましょう。

 

5:赤身の全体に焼き目がついたら、一旦フライパンからあげておきます。脂はそのままフライパンに残しておきましょう。

 

6:千切りにした玉ねぎを入れ、めんつゆを回しかけて軽く炒めます。

 

7:赤身・脂・玉ねぎをすべて袋に入れます。それぞれバラバラにではなく、味がなじむよう一緒に入れましょう。

 

8:低温調理器を「56度」で「1時間半」作動。完成したら、そのまま袋から出し、カットしてお皿に盛り付ければOK。

 

これだけ厚みがあるとフライパンでは中まで火が通りにくいですが、低温でじっくり加熱したおかげでしっかり火が通りました。

 

 

 

固くなりがちな赤身の肉も、しっとり柔らか!

時間がたって空気に触れると、どんどん赤みが出てきますよ。

 

完成です!

 

肉をカットし、一緒に入れていた玉ねぎと旨味たっぷりの肉汁をかけたらできあがり。お好みでマスタードを添えても◎。

 

赤身特有の旨味がぎゅ~っと凝縮され、まるで高級肉のような深い味わいに変身!!

 

調理例に使用したお肉は外国産でしたが、とてもジューシーに仕上がりました。冷蔵庫で冷やし、次の日もおいしく食べられましたよ♪

 

【プロからの一言】

忙しい夕食時にコンロを使わないですむよう、先に焼くレシピにしています。

先に焼いておくことで肉の水分が逃げなくなるので、全面焼き目をつけましょう。低温調理器にかけると焼き目が薄くなるため、しっかり焼き色をつけてしまってOKです。

一緒に入れた脂も柔らかくなるので、カットして肉じゃがやカレーにアレンジするのもおすすめ!丸ごと無駄なく使えますよ。

 

<<低温調理器でローストビーフ|気になるワンポイント!(編集部調べ)>>

・お肉は常温?冷凍でも作れる?

食材のストックに便利な冷凍ですが、低温調理でローストビーフを作るときは、常温のお肉がベストです。冷凍肉で作れないこともありませんが、水分が出てしまい、食感が悪くなります。せっかく作っても味が落ちてしまうので、常温肉を使いましょう。

・作ったローストビーフ。何日間くらい日持ちする?

冷蔵庫の保存は2日が目安。冷凍なら1カ月くらいもちますが、美味しく食べるなら冷凍はおすすめできません。早めに消費するのがベターです。

・肉汁を使ったソースについて

ローストビーフのソースは、市販の商品も種類が豊富です。また肉汁と玉ねぎや赤ワイン、にんにくチューブをあわせたソース作りや、醤油と砂糖とバターなどを使ったものも美味しいですね。自分流のグレイビーソースを楽しんでください。

 

 

 

豚ロースで作る豚チャーシュー(プロ監修レシピ)

 

【材料】

豚ロース肉 約1kg

塩・コショウ 適量

焼肉のタレ 適量

 

【作り方|手順①~⑩】

 

1:豚ロースの脂身部分に、さいの目状に切り込みを入れます。

 

2:裏側にも軽く切り込みを入れておきます。

 

3:脂身を下にしたとき、まっすぐペタッとくっつくくらいに切り込みを入れるのがコツです。

 

4:塩コショウをまんべんなく振り、手でギュッとなじませましょう。

 

5:脂身を下にし、フライパンで焼きます。こちらも油分がたっぷり出るので、油はひきません。

 

6:しっかりと焼き目をつけたら、裏返します。

 

7:全面しっかり焼き目をつけましょう。倒れると危険なので、菜箸などで押さえてくださいね。

 

8:焼き目がついたら袋に入れて、焼肉のタレを適量加えます。

 

9:全体に薄くタレがいきわたるくらいでOK。

 

10:低温調理器を「64度」で「7時間」作動させます。

 

7時間じっくり加熱するため、脂も筋も柔らかく仕上がります。

一旦冷やして薄切りにカットすると、ちょうどいいサイズ感に。

 

 

完成です!

 

 

口当たりが驚くほどなめらか!

温かいと舌の上でとろけてなくなり、冷やしても滑らかな食感が保たれていました。

 

焼肉のタレをかけてそのまま食べても、ラーメンなどのトッピングにしても◎。

子どもたちからも「柔らかくておいしい!」と大好評でした!

 

【プロからの一言】

味付けは焼肉のタレで時短化させていますが、どんなものでも代用できます。

めんつゆ・しょうが焼きのタレ・ゆずポン酢などはもちろん、オリジナルの味でもOK。

ベーシックな作り方なので、いろいろなアレンジを楽しんでみてください。

 

<<低温調理器でチャーシュー|気になるワンポイント!(編集部調べ)>>

・チャーシューを作るときのお肉の種類は?

低温調理器でチャーシューを作るには、今回のレシピで使った「豚ロース」のほか、豚肩ロースや豚バラなどでも作ることができます。豚バラはこまかい脂がはいっているので、やわらかくなるようですよ。

・ラーメン屋のチャーシューが美味しい理由は?

ラーメン屋のチャーシューはとても美味しいですよね?その秘密は、仕込む量の多さにあるようです。大量に仕込むとお肉に味がのりやすく、タレの方も風味が増してきます。しかも継ぎ足しタレもあるので、よりおいしくなるようです。

 

 

 

低温調理器とは(使用商品|Hismile)

 

 

今回のプロ監修レシピに使用したのは、「Hismile(ハイスマイル)」の低温調理器。低温調理器とは、食材にとって理想的な調理温度をキープしながら、鍋で加熱する専用の調理器具です。

 

食材を低温でじっくり加熱することで、栄養を壊さずに本来のおいしさを凝縮できると今注目の調理器具なんです。

 

これを使えば、フライパンでの加熱が難しい厚切り肉もしっとり柔らか。

 

作るのに手間のかかるローストビーフやチャーシューも、入れておくだけで完璧に仕上げてくれます。

レンジやコンロを使用しないので、低温調理器で調理している間にほかの料理や洗い物などを進められて、家事の時短にもなる優れものです。

使い方は簡単、低温調理器を鍋にセットして水を入れ、温まったら真空パックした食材を投入するだけ!

 

低温調理器の使い方

 

深さのある鍋に低温調理器をクリップで留めて、水を入れます。

それから、コンセントをプラグに差し込みましょう。

 

 

上部の操作パネルで、温度→時間の順番にセット。

スタートボタンを押すと水が設定温度まで温まり、アラームでお知らせしてくれます。

 

 

 

下ごしらえした食材を真空パックし、鍋に入れます。

設定温度まで上がると自動的にタイマーが作動するので、このときボタンを操作する必要はありません。

設定時間に到達すると、またアラームがお知らせしてくれます。

 

「真空パック器がないから使えない……」と思っている方へ、プロからのアドバイス!

ご家庭には真空パックが簡単にできるフードシーラーがないことも多いと思います。

そんなときは、食材を入れたの口をあけた状態で、ゆっくり鍋につけてください。

すると、水圧で食材のまわりが真空状態になります。

それからジッパーの口を閉める・または袋の口をねじって鍋から出しておけばOK。

先にジッパーの袋を閉じてお湯に沈めてしまうと、空気が抜けず焼きムラにつながるので注意しましょう。

 

 

 

サッと作れる!プロ監修レシピ

 

低温調理器は料理初心者さんにも使える料理ツールです。レシピさえあれば、料理が苦手な人や料理の知識がない人でも、レストランで提供されるようなお料理を作ることができます。

 

今回紹介した「ローストビーフ」と「チャーシュー」は、Hismile(ハイスマイル)の低温調理器を使った簡単レシピ。料理のプロである倉田政起シェフに考案してもらいました。

「ローストビーフ」や「チャーシュー」は低温調理の代表的なレシピです。設定温度や調理時間も記載してあるので安心ですよ。

 

【シェフからひと言!】今回のレシピでこだわったポイント

  • 業務スーパーなどで安価に手に入る巨大な塊肉を、低温調理でおいしく食べたい!
  • ズボラさんや料理が苦手な人でも、簡単に作れるレシピが知りたい!
  • 比較的余裕のある昼間~夕方に下ごしらえし、そのままセットして夕食へ出したい!
  • 冷蔵庫に入れて次の日もおいしく食べたい!

 

料理が苦手な方や節約志向の方にもぴったりのこのレシピ。味は一流!でも、一般家庭に嬉しいレシピ!!作り方を参考に、低温料理を楽しんでくださいね。

【レシピ監修:蕎麦割烹くらた 倉田政起シェフ】

 

 

 

Hismile独占!プロ監修レシピが続々登場!

ご紹介したローストビーフとチャーシューのほかにも、Hismile(ハイスマイル)の低温調理器を使ったプロ監修レシピが続々登場中です!

お肉だけでなくお魚やお野菜を使ったレシピがありますよ。

※レシピ動画も合わせて登場中です♪

 

  • 低温調理×鶏もも肉(骨つき)

ボリューミーな骨つきの鶏もも肉も低温調理器を使えば、きちんと火が通るのにしっとり食感に!

 

  • 低温調理×豚肉(ロース)×塩麹

火加減が難しい塊肉も、トロリとした食感に。ガッツリ!なのに、ホロホロといただけるプロの味は、低温調理ならでは!

 

  • 低温調理×霜降り和牛×賀茂ナス

一流料亭のクオリティは、このsalvia独占レシピだけ!お正月のおもてなし料理にもバッチリですよ。

 

  • 低温調理×金目鯛×アサリ×オクラ

低温調理器とこのレシピさえあれば、ホームパーティにも映えるような、華やかな魚料理ができちゃいます!

 

Hismile(ハイスマイル)の低温調理を使ったレシピは、ほかにも公式サイトにたくさんあります。ここで紹介しきれていないプロ監修レシピも仲間入りしているので、ぜひ挑戦してください。

 

 

 

 

レシピブックもあります!

 

「Hismile」の低温調理器には専用レシピブックがあります。こちらは購入時にセットでついてきます。

※今回の記事内で紹介したレシピは、「プロ監修のsalviaオリジナル」のものです。こちらの専用レシピブックには掲載されていません。

 

お料理が苦手な人でもレシピブックがあるので安心!届いたその日からいろいろなメニューにチャレンジできます。肉のほか、野菜や魚介類などなんにでも使えますよ。

 

低温調理器を使うと、温度が高すぎないので食材のたんぱく質が壊れないといわれています。

アスリートの栄養管理でも取り入れられているそうなので、育ち盛りの子どもがいるご家庭にもぴったり♪

 

安い食材でも、この低温調理器でたんぱく質をキープしつつ加熱すれば、ここまでおいしくなるということが分かりました。

しかも、時間のあるときに下ごしらえさえしてしまえば、あとはほったらかしでOKという手軽さもうれしいですよね。

低温調理だからこそ味わえる風味や食感を、楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

商品の魅力をチェック!

 

本体の使いやすさにも、特筆すべきポイントがたくさん!

 

  • 鍋への取り付けが片手でもできるクリップ式

→とても扱いやすく、鍋の形状を問わない

 

  • 特別な3D流路設計で、想像以上に早く温まる

→あらかじめお湯を沸かす必要がないのでラク

 

  • 高精度のチップを搭載している

→誤差0.1度と正確な温度管理ができる

 

  • ステンレスカバーは取り外し可能

→使用後のお手入れラクチン

 

  • 日本で企画された商品

→外国の器材にありがちな「大きすぎて手になじまない」「重すぎる」といった違和感がない

 

  • 日本国内サービスで安心

→日本国内で対応しているため、スムーズ。

 

実は、低温調理器というと場所をとる「鍋型タイプ」や着脱に手間取る「ボルト式タイプ」も多く、結局取り付けや後片付けが面倒で使わなくなってしまう……ということも。

しかし、「Hismile」の低温調理器ならクリップ式なので片手でもすぐ装着でき、加熱部分も取り外して水洗いが可能。

 

そんな「毎日の使いやすさ」って、主婦にとってはかなりの高ポイントですよね。

 

 

 

商品詳細は↓コチラから

メーカー公式サイト(Hismile)
メーカー公式通販サイト(Hismile plaza)

 

 

・食材は、新鮮なものを使用してください。また、調理前の食材は適切な状態で保存してください。
・調理中はこまめに手を洗い、調理器具は使用後に洗浄・殺菌を行いましょう。

 


■この記事は、企業様より製品をご提供いただき、執筆しました。

 

 

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