今回、江井ヶ嶋酒造のあかしダブルブレンダーズ モルトハーモニーを飲みます。
江井ヶ嶋酒造は兵庫県明石市にある酒造メーカーで、これまでもホワイトオークあかしシリーズで知られるウイスキーのメーカーでもあります。
近年では江井ヶ嶋ブランドも立ち上げ、ブレンデッド、モルトウイスキーを手がけ、ウイスキー事業への力が更に高まっているようです。
そんな江井ヶ嶋酒造は他の蒸溜所、酒造メーカーとのコラボレーションを行った製品もリリースしています。
その一部が、滋賀県長浜市にある長濱蒸溜所のモルトをブレンドしたボトルになります。
一つは、モルトセッション ダブルディスティラリーズで、こちらは長濱のノンピートモルト原酒に、江井ヶ嶋のライトピーテッド原酒をバーボン樽で4年熟成させたものとオロロソシェリー樽で3年熟成させたものをブレンドしたものになります。
もう一つが今回飲むダブルブレンダーズ モルトハーモニーで、長濱のノンピートモルト原酒に、江井ヶ嶋のライトピーテッド原酒をバーボン樽で4年熟成させたものとペドロヒメネスシェリー樽で4年熟成させたものを加え、さらに2種類のスコットランド産モルト原酒(4年熟成、5年熟成)をブレンドしたものになります。
ゆえにダブルブレンダーズ モルトハーモニーはワールドウイスキーにカテゴライズされます。
液色は、薄めのゴールドです。
味わいは、アルコールからの辛みはそこそこで、酸味がとても強く感じられます。
味わいは、苦みが先行し、後から酸味へと変わります。
味わいは、そこそこの苦みがあるものの、酸味と甘味が続いて柔らかく感じます。
個性的なウイスキーが飲みたい人には試しても損はしないと思いますが、年数の短い原酒を使っているだけに未熟な感じは否めず、初心者向けでないと思います。
500mL、アルコール度数47度、価格は5000円ほどです。
クラフトウイスキーとしての価値としても微妙な所です。
江井ヶ嶋、長濱のモルトを使用
近年では江井ヶ嶋ブランドも立ち上げ、ブレンデッド、モルトウイスキーを手がけ、ウイスキー事業への力が更に高まっているようです。
そんな江井ヶ嶋酒造は他の蒸溜所、酒造メーカーとのコラボレーションを行った製品もリリースしています。
その一部が、滋賀県長浜市にある長濱蒸溜所のモルトをブレンドしたボトルになります。
一つは、モルトセッション ダブルディスティラリーズで、こちらは長濱のノンピートモルト原酒に、江井ヶ嶋のライトピーテッド原酒をバーボン樽で4年熟成させたものとオロロソシェリー樽で3年熟成させたものをブレンドしたものになります。
もう一つが今回飲むダブルブレンダーズ モルトハーモニーで、長濱のノンピートモルト原酒に、江井ヶ嶋のライトピーテッド原酒をバーボン樽で4年熟成させたものとペドロヒメネスシェリー樽で4年熟成させたものを加え、さらに2種類のスコットランド産モルト原酒(4年熟成、5年熟成)をブレンドしたものになります。
ゆえにダブルブレンダーズ モルトハーモニーはワールドウイスキーにカテゴライズされます。
テイスティング
グラスからの香り、液色
グラスからは樽からのウッディな香りがしっかりやってきて、奥からリンゴ、バニラが続きます。液色は、薄めのゴールドです。
ストレート
ブドウの香りと共にヨードを伴うピートからのスモーキーな香りが一気に広がります。その奥からはリンゴの香りが訪れ、コーヒーのような香ばしさも加わります。味わいは、アルコールからの辛みはそこそこで、酸味がとても強く感じられます。
ロック
樽香と共にブドウの香りが先に感じられ、スモーキーな香りが続きます。奥からはバニラの甘い香りも顔を出します。味わいは、苦みが先行し、後から酸味へと変わります。
ハイボール
ピートからのスモーキーさに柑橘系の爽やかさが加わった刺激が心地よく感じられます。その後からブドウ、シナモン、カスタードクリームの香りが続きます。味わいは、そこそこの苦みがあるものの、酸味と甘味が続いて柔らかく感じます。
樽香が強め
シェリー樽原酒を使っているものの、どちらかと言えば新樽からのウッディな香りが強めで、スモーキーな香りは全体的に感じられ、結構好みが分かれるように思えます。個性的なウイスキーが飲みたい人には試しても損はしないと思いますが、年数の短い原酒を使っているだけに未熟な感じは否めず、初心者向けでないと思います。
500mL、アルコール度数47度、価格は5000円ほどです。
クラフトウイスキーとしての価値としても微妙な所です。
<個人的評価>
- 香り C: 樽のウッディさが強め。ほかにスモーキーさ、ブドウの香りが主体。
- 味わい C: 苦みが先にやってきて、酸味が追いかけてくる。加水で甘味も出てくる。
- 総評 C: クセが強めで若さが目立つ。