ハッピーバースデー・玖夜

「おや？僕の誕生日を言いふらしたのは一体誰なんでしょうね？しかも僕をケーキまみれにするなんて……どうやら『少し』お仕置きが必要みたいですね……」

「誕生日のお祝いなんてもの、もう何十年も経験してませんね。毎年人間は1年を生き延びたことを記念して、こんな甘ったるいものを食べるだなんて、本当に愚かですね……」

「僕にこの退屈なイベントに参加してほしいのでしたら……何か特別な余興をやっていただかないと…どうです？僕を『喜ばせる』自信はおありですか？」

「ふふ、いいでしょう。それじゃあ、期待してますよ…ふふ」

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